持ち家が得か賃貸が得か?
資産デフレの時代は、賃貸が得だ!
バブルの時代は、賃貸より持ち家が有利といわれたのは確かである!
購入価格より売却価値のほうが高くなる(キャピタルゲイン)が存在した。
しかし現在では、購入価格では売れなくなってきています。デフレによりキャピタルロスが生じています。企業は、土地や本社ビルを売却しています。
以前は,土地を持っている会社は優良企業でしたが、現在は土地を持っている会社は、株式市場でも敬遠されます。
何故でしょうか?それは、持っている土地の価格が下がると,本業の儲けからその分引かれてしまうため、土地を持っていると利益を出しずらいのです。
最近土地価格の下落がおさまったのではないかと言う事を、耳にします。
確かに、路線価格や基準地価等土地の価格を示す数値は下げ止まったかのように見えます。
三大都市圏の地価は既にピークの1990年に比べ商業地で2割,住宅地で4割の水準になった。商業地は、値上がりをしている所もあります。
誰が買っているのでしょうか?
購入しているのは、REIT(不動産投資信託)の為に買っているのです。
REITが高利回りで人気がある為、物件の良し悪しに拘らず買いあさっているようです。
私達個人にとっも、これから土地は資産価値として魅力のあるものとは思いません。
住宅は資産から消費財となった!住宅に資産価値という概念が無くなってきたようです。
多額のローンを組んでまで、購入する必要は無いと思います。
以前は、4000万の土地建物を3000万のローンを組んでも土地価格が値上がりして、もと(4000万+利息3%で30年とすると約2000万で6000万)以上の資産価値になりました。それは,土地が値上がりしていたからです。
しかし,現在では土地が値下がりして、もとをとる事は考えられません。
住宅ローン返済に頭を抱えている人も多いようです。
売却価値より残債が多い方が沢山います。
しかし、自宅が無いと老後に家賃を支払いつづけるのは大変だし、住宅ローンは返済期間で支払いが終わるから、賃貸より有利だと言う話も聞きます。
そうでしょうか?
経済的には、賃貸と持ち家は50年間で比較するとほぼ変わりません。
それは、持ち家においてリフォームに多額の費用がかかる為です。
バリアフリーに直すのも大変です。
親を介護できる充分な広さがあるでしょうか?
今の分譲住宅は一体どれくらいもつのでしょうか?
不幸にして私と同じように、住宅を取得済みの方には,大変申し訳けありません。
その方は住宅ローンの繰り上げ返済等について専門家に相談してください。
年をとって賃貸できずに惨めな思いをするんじゃないかという事も聞きます。
そうではないと思います、「高齢者居住の安定確保の法律」施行後高齢者向け優良賃貸住宅等高齢者向け賃貸物件は、出てきています。
今後、少子高齢化により高齢者向け賃貸は、より充実してくると思います。
現在過疎に悩む市区町村が、年金受給者を奪い合っています。
高齢者は仕事をしません、高齢者のための仕事が新たに出来ます。
過疎地の市町村の若者の仕事が、あれば若者は、帰ってきます。
介護時期専用賃貸マンション 子育て終了後悠々賃貸マンション
など、楽しく選択できる物件が多く出てくると思います。
住宅ローンに縛られる事無く、お金さえあれば自由に住む所を選べます
とっても羨ましいです!



