タイトル


※.今年もいよいよ秋本番。日光が紅葉の見頃とのニュースを聞いて、栃木県の
   中禅寺湖まで日帰りツーリングに行ってきました。
   ここは、毎年のようにこの時期になるとツーリングに行っていますが、紅葉シーズン
   に
限らずいつ来ても見所がたくさんあります。ただ。新潟から群馬経由で入ると、
   日帰りではいろは坂から先に手が出せないのかつらいところです。
   今年も華厳の滝のみを目的に行くことにはなりましたが、ここは走っているだけでも
   紅葉は十分に楽しめます。
  
   では、よろしければご覧下さいm(__)m

出発したのは朝6半時過ぎ。
道中は、三国峠を除くすべてを下道にする予定のため、R8を経由してR17を県境目指してひた走ります。

天気予報では晴れの予定でしたが、前夜の雨模様を引きずってか、新潟県内はずっと曇り空でした。道中がかなり寒かった…(^_^;)

写真は、途中で休憩を取った越後川口の道の駅です。


着いたのが午前8時半前なので、まだやってなかった…(^_^;)

 

午前11時過ぎに県境の街、越後湯沢に到着。
ここでいったん給油したのち、ここのICより関越道に入ります。

関越トンネルを抜けて、群馬県に入ると、空はご覧の通り。
もう何度も経験しているとはいえ、トンネルを越えたとたんに広がったこの青空に、思わずガッツポーズです♪

写真は、関越トンネルを越えたすぐ先にある、谷川岳PAです。


快晴♪ 絶好のツーリング日和です。

群馬県に入ると、月夜野ICで関越道を降ります。そこからはR17を南下して沼田まで行きます。

12時には沼田に到着。新潟県内と違って、ポカポカと心地よい陽気の中を走っていきます。

写真は、途中のコンビニで休憩を取ったさいに、新潟方面を振り返って取ったものです。
こちらは快晴のポカポカ陽気ですが、あの雲の向こう側は…。


遠くの山脈の上に厚い雲が広がっているのが分かるでしょうか?

※.写真をクリックすると拡大できます。

R120に入ると、以前に紹介した「吹割の滝」のそばを通ってまっすく中禅寺湖まで向かいます。

標高が低いうちはまだこんな感じですが…。


R120の途中です。

…標高があがっていくと、だんだん紅葉が濃くなっていきます。

写真には撮りませんでしたが、R120の先にある丸池高原の周辺は、もう紅葉も終わりつつある気配がありました。

この快晴の下、紅葉の森の中を通り抜けていくのは、本当に気持ちがよかったです。

…クルマの通りは、この道で過去に経験したことのないほど多かったけど(^_^;)


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R120のピークとなる、金精峠のトンネルを抜けると、中禅寺湖の手前にある「湯の湖」から男体山までの光景が一望できます。

ここからの景色はとても素晴らしく、何度見ても飽きることがありません。


遠くに望む男体山。ここからの景色はとても綺麗です。

※.写真のクリックすると、
   横位置で拡大できます

金精峠から湯の湖までのR120はかなり急なワインディング・ロードです。

今日は人出も多く、写真を撮るタイミングを待ってる最中に、20台ちかくのクルマが通り過ぎていきました。


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※.写真をクリックすると拡大できます。

R120を下って、湯の湖から戦場ヶ原を抜け、中禅寺湖畔に出ようとしたとたんに渋滞に引っかかりました。こんな所から渋滞に出くわしたのはここ数年で初めてのことです。

ここの道は路肩が非常に狭く、バイクといえどもいったん渋滞に引っかかるとどうしようもありません。

…のはずなのですが、そこを器用にすり抜けていく見知らぬライダーの面々(^_^;)
ならば私も、と渋滞待ちのクルマを尻目に、隙間を見つけてすり抜けていきます(危ないんだ、これが)。

これで一時間ほどの時間を取られ、目指す華厳の滝に着いたのは午後3時過ぎでした。


やっと着いた華厳の滝の入り口です。

入り口から奥に進むと、華厳の滝へ降りるエレベーターのあるビジターセンターがあります。


これがビジターセンターです。

華厳の滝へは、エレベーターを使って滝つぼの展望台まで降りることもできますが、ビジターセンターの隣からでもこのように見ることができます。

かなりの距離があるはずですが、水が滝つぼに流れ落ちる音が、ここまで轟々と響いていました。



紅葉の向こうに見える華厳の滝がとても綺麗でした。

※.写真のクリックすると、
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エレベーターを使って、下まで降りて撮った写真がこれです。
展望台は3段になっており、段によって滝の様子が微妙に変わります。

けれども、この滝は、ここから見る姿が一番均整がとれていることは確かだと思います。

午後にここに来ると逆光ぎみになってしまうのがちょっと残念でしたが、それでも、この滝の規模の大きさには、毎回心を打たれます。


クリックしてね♪

※.写真のクリックすると、
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華厳の滝を出て、帰路の途中で中禅寺湖畔に立ち寄ってみました。
ここへ来るまでは青空が広がっていましたが、ここに着いてから雲が出てきました。
この場所でも標高が1300メートルちかくあるせいか、何となく晩秋の趣きがありました。


晴天時とは、また違った趣きがある中禅寺畔です。

華厳の滝を出た時点で、時刻は午後四時を回ろうとしていました。
一見雨上がりに見えますが、実はもう夕暮れを迎えつつある中禅寺湖です。

湖畔を走る道路も、少しずつ渋滞が緩和されていきます。



実物はこれよりもっと綺麗でした。

この日の天候のせいもあるかもしれませんが、今日の中禅寺湖は、紅葉のピークを過ぎたような印象があります。

この写真が、中禅寺湖畔で見た一番綺麗な紅葉でした。


今日はちょっと落ち目だったかも…(^_^;)

そして、帰路の途中の金精峠で、再び見た男体山。

沈みゆく夕日に照らされた雲と、闇に溶け込んでいく男体山が綺麗でした。

実はこの後、沼田まで渋滞に悩まされたり、関越トンネルで暖を取りつつ走っていて、県境を越えたとたんに凍えそうになったりしました…(^_^;)


夕景がとても綺麗でした。



★.終わりに
  ここ中禅寺湖は、私にとって、GWの立山や志賀高原と同様に、毎年一度は訪れる定番
  の場所です。
  来るのにまる半日以上かかりますが、天候に恵まれれば、かける時間に見合う以上のも
  のがここにはあります。もちろん、道中の道も素晴らしい風景がたくさんあります。
  (ちなみに、R120は、志賀高原より続く「日本ロマンチック街道」の一部を成しています)
  有数の観光地ですから、思わずバイクを停めて見たくなる場所もたくさんあり、できれば二
  泊三日ぐらいの時間をとって、キャンプツーリングしてみたいな、と思います。

  さてはて、いつになることやら…(^_^;)

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