GWの長野キャンプツーリングが終わってはや一月余り。
日帰りツーリングは何度もしてるけど、そろそろキャンプツーリングにも出掛けたいな…。
そう思って新兵器を仕入れてはみたものの、新潟の空は既に梅雨模様。

そんな毎日を過ごしていたとき、天気予報で次の土日(6/21〜22)は晴れるとのニュースが目に止まりました。
梅雨の盛りですから、このチャンスは見逃せません。
よし、この際だから、キャンプに目的を絞ったツーリングをしてみよう。
ということで、行く先は福島の桧原湖畔。
前回の日帰りツーリング(西会津スカイバレー・ツーリング)で立ち寄ったときに、キャンプしてみたいな、と思った場所です。もう何度も行って慣れた道ですし、行って帰って来るだけなら日帰りもできる場所ですから、朝早く出発する必要もありません。
というわけで、一日休みを取った6/22〜23にかけてキャンプツーリングに行くことにしました。


で、6/22。
朝からゆったりと準備を進めて、出発はお昼近くになりました。
いつもの道(R49)を通って福島に入り、喜多方に抜けます。
この日はかなり暑かったので、途中で何度も休憩を取りました。


道の駅・裏磐梯名物のひとつ、「じゅうねんソフト」です。胡麻の味がとても香ばしかったです。
そして、午後4時過ぎに、もう来慣れた「道の駅・裏磐梯」に到着。
ここで、休憩を兼ねて今日泊まるキャンプ場をチェックします。
桧原湖畔にはたくさんのキャンプ場がありますが、ツーリングライダーに適した(安くてあまり整備されていない)キャンプ場は何ヶ所もありません。
あれこれ調べた結果、まずキャンプ場が集中している東岸に向かうことにしました。







五時になって、キャンプ場に着く前に、コンビニで今日の夕食を調理するための水と、明日の朝食を買い込んでいきます。
この時間になっても、まだ日没まで一時間以上もあるため、気楽な気分で桧原湖の東岸を走りつつキャンプ場を探していました。


ところが…。


まず最初に向かった桧原湖北端のキャンプ場には、誰もいませんでした。ついでに、ここはトイレが開いていません。
それならばと再び南下しつつキャンプ場を探してみましたが、前述したとおり、このあたりのキャンプ場はほとんどが値の張るオートキャンプ場です。おまけに、日曜日の夕方とあって、キャンパーが誰もいないキャンプ場がほとんど…。
ここでふと、最初にソロキャンプツーリングしたときの教訓が頭をよぎりました。

曰く、

「キャンプ場には必ず五時前に到着すること。そのために、キャンプ場を探す時間は余裕を見ておくこと」





…うぎゃあぁぁ…(T_T)!!

思い出したが最後、とたんに猛烈な後悔と不安が頭をよぎっていきます。
このままでは、キャンプ装備を抱えたまま帰宅する羽目にもなりかねません。
(それは誰が見ても間抜けです(^_^;))
それならば、と桧原湖西岸に向かいます。
数は少ないですが、こちらにもキャンプ場は何ヶ所かあります。 


ママキャンプ場です。
そして、桧原湖西岸にある「ママキャンプ場」で、ようやくテントを張ることができました…(^_^;)














コンパクトテーブルです。高さは8センチほどしかありませんが、野外での調理には重宝しました。さて、少しばかりトラブルはありましたが(苦笑)、いよいよデイナー・タイムです。
今回は、キャンプに備えてふたつほど新兵器を仕入れておきました。
ひとつは、夏のテント泊に備えた携帯用蚊取り器。
そしてもうひとつが、このコンパクトテーブルです。
これまでのキャンプツーリングでは、ガスカートリッジのついたストーブを直接地面に置いていましたので、地面によっては不安定なことがありました。安心してお湯が沸かせないというのは、それだけで楽しい気分が削がれてしまいます。
そこで、このようなテーブルの上に調理道具一式を置いておこうというわけです。そうすれば、凸凹な地面の上でも安心してストーブを使うことができますし、(あまり意味はないかもしれませんが)衛生上も安心できます。



テーブルの上に、調理器具一式を出してみました。
テーブルを組み立てたら、さっそくその上に調理器具を置いていきます。今のところ、私の調理器具は、ガスカートリッジ式のストーブと、コッフェルのみです。
個人的には、もうひとつぐらいストーブとフライパンがあれば、キャンプで作る料理のレパートリーを広げられるかと思うのですが、それはまた、今の器具での調理に習熟したら増やそうかな、と思ってます。

だけど、それはまだ先の話になりそうです。何せ、今夜の夕食のメニューが…(^_^;)






今夜の夕食です…(^_^;)ちなみに、これが今夜の夕食です。
何気に豪華なタイトルが並んでいますが、その実これらはすべてフリーズドライの食材です。
写真ではかなり明るく写っていますが、実はこのとき、辺りはもうけっこう暗くなっていました。
こういう時に、何も考えずに手早く食事を済ませるには、これらの食材が本当に重宝します(もう少し余裕があれば、凝った食事にも挑戦したいとは思うのですが…(^_^;))。

20分ほどで素早く調理して素早くかっ込んだ後、ゆったりとコーヒー・タイムを楽しみました。
暮れなずむ湖畔の風景を、というには少し遅い時間になっていましたが、やはりこの時間は格別です。




P062206.JPG - 19,048BYTESこの日は日曜日(つまり翌日は平日)ということもあって、キャンプ場には、私の他にファミリー・キャンパーが一組いるだけでした。GWのときは、夜遅くまで騒ぐキャンパーに悩まされたりもしましたが、今夜は静かに眠れそうです。

人工の音がまったくない環境で眠るのは、本当に久しぶりのことでした。天候がちょっと悪かったのは残念でしたが、カエルの声を耳に、今夜は気持ちよく眠れそうな気がしました…。

(…というのはシュラフに入る前までの話で、早く横になりすぎたせいでなかなか寝つけなかったとか、雨が降りそうな気配に、ちらちら外を見ていてなかなか眠れなかったというのは、ここだけの話です…(^_^;))



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