2012年2月11日(土)
第22回全国合鴨フォーラム東京大会開催!

この度は、関東の大消費地である東京にて第22回全国合鴨フォーラムを開催するに至りました。
今年は、3月11日に発生した東日本大震災を発端とした福島第一原発事故に翻弄され続けた一年となりました。
思うに、これまで食の安全を求めて有機農業を実践することが
地球環境の保全を含めて最も王道の生き方だと信じてやってきたのですが、
自分たちの信念が原発事故により大きく揺るがされ、
いかに脆弱な基盤の上で農業をしているのかに気付かされました。
しかし、こんなことでへこたれていたらご先祖様に顔向けができないし、
未来を背負って立つ若者や子供たちにも申し訳が立ちません。
ですから、ここで今一度自分たちの身に起こったことを精査し、
消費者・生産者で手を携え日本農業を駄目にしないために、
皆さんと共に熟考したい、という思いからこの会を企画しました。
寒い折ではございますが、是非東京まで足をお運びください。

開催概要

日時
2012年2月11日(土)9時開場
午前10時~午後5時半 懇親会は午後6時〜午後9時
会場
台東区民会館(都立産業貿易センター 台東館9階)
Google Map
台東区花川戸2-6-5(03-3843-5391)
託児あり・車いす可
交通
東武伊勢崎線 浅草駅より徒歩5分
東京メトロ銀座線・都営地下鉄浅草線 浅草駅より徒歩7分
つくばエクスプレス 浅草駅より徒歩10分
定員
300名(先着順)
参加費
資料代1,000円、昼食代1,000円、懇親会費5,000円

プログラム

9:00
[開場]合鴨ビデオ上映
10:00
[開催宣言] 砂金健一 (大会委員長 台東区金澤米店 店主)
10:05
[開催挨拶]橋口孝久 (全国合鴨水稲会代表世話人 かごしま合鴨水稲会代表)
10:15
[基調講演]今、新たに合鴨農法に学ぶ
岸田芳朗(全国合鴨水稲会代表世話人 岡山商科大学経営学部教授)
11:00
[特別講演]放射能汚染土壌の修復と有機農業
野中昌法(新潟大学 技術経営研究科 技術経営専攻教授)
12:00
[お昼休憩]全国合鴨水稲会総会(食事をとりながら)
13:00
合鴨農法の魅力
田中修(岩手県ファーム・あんすろーじ 新規就農)
13:20
食品分析センターより
斉藤敏之(農民運動全国連合会常任委)
14:00
微生物による放射能汚染対策
比嘉照夫(公立大学法人名桜大学 国際EM技術研究所所長・教授)
14:40
[休憩]
14:50
[特別講演]食品・水の放射能汚染と防御
池上幸江(元大妻女子大学 食物学科教授)
15:30
消費者・生産者が抱えている問題等質疑応答(コーディネーター:高山耕二)
●放射能におびえる日々(台東区 親子でどんぶらこ)
●学校給食への取り組み(荒川区の子どもの未来を考える会)
●合鴨肉の安全性確保 武田哲(岩手・合鴨農)
●光合成細菌と鴨の健康 小澤茂(宮城・合鴨農家)
●原発に追われて々 三浦広志(福島・合鴨農家)
16:50
[声明文の説明とまとめ]徳野貞雄
17:30
[宴会場へ移動]9階宴会場(ホールの隣の部屋)へ
18:00
[懇親会]次回開催地 長崎県代表挨拶
21:00
[閉会宣言]砂金健一 (大会委員長 台東区金澤米店 店主)