2004/08/30 (月)
皆さんご存知の通り、
台風16号の被害により、高松市中心部が水没しました。
それにオレが気付いたのは午後11時頃だった。
何か外の様子がおかしいと思って窓から外を見てみると、
一面水浸し。
すぐさま階段を下り、下の様子を見に行く。
最早入口から外は海と化していた。
オレは、不謹慎にも好奇心を抑えきれず、あたりを探索する事を決意。
水は容赦なくその勢いを増し、あたり一帯は完全に水没していた。
開店以来、閉まること無く営業を続けていた家近くのコンビニも、この時ばかりは閉店を余儀なくされていた。
マンションに戻ってきた時には、さらに水嵩が増していた。
外の駐輪場を見ると、既に車体の大部分は水に浸かっており、オレの自転車は倒れてしまったのか、その姿を確認する事は出来なかった。
水嵩は1階部分まで既に上がっていた。床上浸水である。
1階に住んでいる人の苦労はいかばかりか。
この災害でどれだけの被害が出たのだろう。想像もつかない。
前に住んでいたアパートも、既に床上浸水していた。
1階の住人から、「懐中電灯を持っていないか」と尋ねられたので、すぐに新居から懐中電灯を持ってきてあげた。
少しでも役に立ちたかった。
幸いにも、オレは3階に住んでいたので直接的な被害は少なかったが、
この災害で多くの被害が出た事を考えると素直には喜べない。
大きな自然の力の前には、人間はあまりにも無力だ。