「写真」との出逢い

 自己紹介の「私って…」で、写真歴は相当長いと書いてある。私が「写真」の道に入ったのは
学生のころだ。入学したとき担任の先生から、「何かひとつクラブ活動に入れ」といわれた。と
はいえ当時は、スポーツは苦手。小学校の時、運動会がイヤで学校を休んだことさえあった。出
れば徒競走で「ビリ」ばかり。では、なにか文系のクラブ活動がいいだろう、ということで選ん
だのが「写真クラブ」だった。
 
 98年秋、成人病検診で体重の増えすぎを指摘されたのがきっかけで、99年1月よりそれを
元に戻すのと、生活習慣病の予防のために1〜2回/(週)スポーツクラブへ行ってマシントレー
ニングを続けている
(※)最も肥えた?時は74Kg、減量に成功した時の最小体重は52Kg、標準体重は56Kg
  だが、最近は57Kg〜で落ち着いている。

 学生の身分ではカメラ機材など買えるはずもなく、家にあったコンパクトカメラでいろいろな
ものを撮った。この道に入ると、なぜか「電車」を撮る人が多い。かく申す私も電車を撮ったこ
ともあったが、すぐに飽きてやめてしまった。電車はある程度「かたち」が決まっているし、撮
れる場所が多くの場合、駅のホームに限定される。ホーム以外の場所でいいポイントを見つけ、
うっかり線路内に入り撮影に夢中になったら反対から来る列車に気づくはずもなく、高速列車に
はねられたら「スリッパで叩かれたゴキブリ」では済まない。事故が起きたら、鉄道会社や家族
にも迷惑がかかることになる。それと、いい歳になった時「まだあんなもの撮っているの」と囁
かれるのがイヤだったから。

 初めて「一眼レフ」を買ったのは、たしか高校に入ってからだと思う。キャノンAE−1とい
うもので、「連写一眼」のコピーが新鮮だった。しばらく使っていたが、ちょっとしたことが原
因で使用不能になり、アルバイトの収入があったことも重なって、ニコンに切り替えた。憧れだ
ったF2。その後、35ミリはFM2、F3P、F4E、中型はマミヤ645を追加した。レン
ズは、35ミリ用は24mmから500mm、テレコン2本の計12本、マミヤ用は広角から小望遠
まで3本、都合15本にも増えた。

 今後は35mm用として400mmF2.8(IF)〔新品は定価で100万円を超えるので、中古
で20万円程度の物を探している〕、マミヤ用として中望遠を揃える予定だ。