●第40回 報知杯弥生賞(G2)● 3月5日更新
     変更点 新馬券発売 定量→馬齢
02 ザッツザプレンティ 56 武豊 -- サクラプレジデント 56 田中勝
06 エイシンチャンプ 56 福永  

 買い目 ◎から馬連流しと3連複 計3点 1点

【 考察 】
 昨年までの「定量」と趣きを変え「馬齢」と表記されるクラシックTRが始まる。上位3頭までが皐月賞優先権を得るが、ここでどのような扱いをするかを見て、次走(?)スプリングSに繋げていくのが筋だろう。

 トライアルの中で最も早い(つまり2歳戦に近い)ので、ある程度の2歳実績は必要とされるのではないだろうか。それを表しているのが、登録馬中に朝日杯FS出走馬が7頭もいることや最近4年間は連対馬の片方が本年初戦という事実で明らかだろう。

  旧制53Kがもうありえないことから考えると、狙い馬としては「重賞加算有り、53K未経験」ザッツザプレンティが浮かび上がる。騎手、厩舎、血統、走力とすべて人気馬の要素を持っているので、単複で終わりというわけにはいかないだろう。

 (本年 橋口厩舎×武豊 の組み合わせは8戦2勝だが、8戦すべて1番人気)

 相手には出否未定だが、別定重賞未経験のサクラプレジデントを本線としたい。その他は人気馬ばかりで嫌だが、春番組(新重量制度)未経験のエイシンチャンプ、カフェベネチアンだが、カフェベネチアンは代替新潟、しかも2戦目での新馬勝ちを嫌うので外して、低配当のため今回は2点で終わりたい。


結果 3月10日更新
1着 ▲ 06エイシンチャンプ 2着 -- 04スズノマーチ  3着 -- 09コスモインペリアル
( ◎ 02ザッツザプレンティ 6着 )

【 再考 】
 今週ずっと拘った新重量制度について、本年初出走の3頭(ザッツザプレンティ、エイシンチャンプ、センリツ)が2枠と6枠にまとめられた時点で、1点勝負成功の確信があったが、前日のチューリップ賞(詳しくはこちら)の破綻を見て、不安に思った。

 とはいえ、1度HPにアップしたら変更するのも失礼と考え、あえて不安点は書かずに当日のレースを見たが、案の定、1着枠だけの的中に終わった。

 昨日のチューリップ賞とこのレースが共通した項目(1着枠が新重量制度未経験、2着馬が最遅デビュー(チューリップ賞2着馬ナムラキャサリンよりもタイカサブランカのほうが日付的には1日遅いが、デビュー週は同じ)で決着するという、「裏技」を食った気がする。

 なぜ、こうなったのかを検討する必要があるのだが、新馬2戦目勝ちの時点で、馬齢化した新生弥生賞では不要と考えたため、2着馬スズノマーチは予想時点では「論外」扱いしていたことも事実。となれば、「旧制度重量規定での加算馬」対「新馬2戦目勝ち」という来年ありえない結論がここで現れたことがクラシックにどう響くのだろうか? 悩みは深まる。
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