●第10回 チューリップ賞(G3)● 3月5日更新
    変更点 新馬券発売 定量→馬齢
09 シーイズトウショウ 54 池添 -- ホワイトカーニバル 54 小野
-- メイプルロード 54 渡辺 -- ワナ 54 四位
10 オースミハルカ 54 安藤  
15 ダイコーマリナの同枠馬  → 16 サクセスウィッチ 54村本 
07 メモリアルオペラの同枠馬 → 08 スターリーヘブン 54渡辺

 買い目 ◎から馬連流し 計6点 3点

【 考察 】
 軍需産業がスポンサーといわれている某国大統領の暴走とか、攻撃は「新兵器大展覧会」などという説もあるが、イラク攻撃や北朝鮮問題などの混沌とした世界情勢。これに歩調を合わせるかのように、"世界平和"という現代世界から見れば、ユートピアのような名前の現3歳牝馬最強ピースオブワールドの骨折リタイアにより、桜花賞までの路線が見えにくくなってきた。

 というのも、このレースは来年、桜花賞の「マル外」開放により、次週の報知杯フィリーズレビュー(以下:報知杯FR)とともに「混合」化されることが見え見えになっている「最終戦」であり、祝日のファンタジーS、定量最終の阪神JFを勝ち、最優秀2歳牝馬のタイトルをとった"世界平和"は、ここか報知杯FR、それと桜花賞という「最終戦4点セット」を勝ってリタイア(つまり「マル外」開放新生オークスに不出走)というシナリオを描いていたからである。

 そこで、いずれにしても来年は変わるであろうと判断し、最終戦扱いで今回は予想をしたい。
 今年は現れない「定量」2歳重賞の経験馬をここで起用するのではないだろうか。

 出走歴だけならば結構多くいるが、賞金加算歴となると、シーイズトウショウ、ホワイトカーニバル、メイプルロード、ワナのわずか4頭。この中では唯一、ここと同じ「指定」競走のファンタジーS2着歴を持つシーイズトウショウを買ってみたい。

 相手には、やはり前述3頭だが、ともに「22回」と揃い目を踏んだ新潟、小倉2歳Sで賞金加算をしたワナ、メイプルロードは同じ馬と考えると、残ったホワイトカーニバルが3番手に浮上する。

 気になる点は最近500万下を中心に「マル地」「カク地」枠の大激走が目立つこと。先週のアーリントンCも「マル地」オーゴンプリンスの同枠馬エコルプレイスが2着だったこともあり、今回は2頭の「カク地」ダイコーマリナとメモリアルオペラ、唯一の「マル地」ミュゲドボヌールの枠にどんな馬が入るが注目したい。ちなみに新生馬齢重量未経験のウインドヴェイン、エクスビューティ、オースミハルカなどが同枠配置されたら、積極的な買いの材料として押さえたい。その筆頭は2勝馬オースミハルカとする。

 今週は、新生重量を否定する立場で予想を立てる以上、旧馬齢重量未経験のイクエイター、タイカサブランカ、テイエムハナザカリ、ナムラキャサリン、マキハタサイキックの枠を買わずに、他の枠で考えたい。もし、この5頭の枠が来たら、ずれた予想をしていたと考えていただければ結構である。現時点で最も恐れていることは、印を入れた馬と旧制度未経験の5頭が同枠配置された場合だが、それはおきないと考えたい。


結果 3月10日更新
1着 △ 10オースミハルカ 2着 -- 06スティルインラブ 3着 -- 01チアズメッセージ
( ◎ 09シーイズトウショウ 4着(1着同枠) )

【 再考 】
 直線半ばでは、3頭の欠場により事実上本線となった枠連5−5の揃い目!!と浮かれていたが、シーイズトウショウは坂から伸びず。シーイズトウショウの1着同枠入り、かつ1着馬オースミハルカとともに新重量未経験枠で、1着枠の特定はできているが(この時点で5枠の軸を確信)、肝心の2着がなし。

  2着枠の1頭が、「真っ先に消す」としていた旧重量未経験のナムラキャサリンだったことで、結論が「旧制重量のみ」VS「牝馬限定戦のみ出走+新重量のみ&500万下勝てず(勝たず)」という、最初から予想していない答えによって解釈が中途半端な適合になっている事を知る。2着馬スティルインラブは牝馬戦のみの経験馬ということで気にはなっていたが、来週の報知杯FRで来るタイプと見ていただけに、この錯誤は大きいと考えている。

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