強度行動障害の支援者に対する研修


研修の概要

 
 強度行動障害のある方への支援を適切に行うために、施設支援員に対して、強度行動障害についての理解を深めることを目的とした研修等を実施することが必要となっており、千葉県は平成26年度より「強度行動障害のある方の支援者に対する研修事業」を行っております。

研修の目的
 
 強度行動障害に関する専門性を有し、施設や地域における支援の中核となる人材の養成を目指します。

※あくまで人材養成が目的となります。利用者さんの問題を解決することを目的とする場合は行動障害支援サポーター派遣をご利用ください。

内容

 本研修プログラムのおもな内容を以下に示します。

種別 概要 期間 回数
講義 応用行動分析とTEACCHを中心に学びます。 6月~7月 全6回
トレーニング
セミナー
模擬場面にて講義で学んだ内容を実践します。 7月下旬 3日間連続
訪問指導
(実践)
所属施設の利用者様を対象に学んできたことを実践します。担当のCAS職員が施設に訪問し、サポートさせていただきます。 8月~11月 各月に1回
全5回
記録検討会議 4施設1グループになり、実践の進捗具合について報告しあいます。 9月~12月 各月に1回
全5回
指導技術研修 チーム支援を円滑にするための技術であるファシリテーションを学びます。 11月~12月 各月に2回
全4回
実践報告会 所属施設での実践をスライド(パワーポイント)を用いて発表します。 3月上旬 1日

 これ以外にもいくつかプログラムがございます。詳しくは年度初めにお配りする「年間スケジュール」をご確認ください。