エリザベス女王杯(GT)  京都 芝2200m

<過去の成績>
2005年(勝)
<能書き>
そろそろGTを獲らないとね。。。

逃げ馬不在。シェルズレイ@ルメールが強気にレースする?フサイチパンドラは掛かっちゃう?いずれにしても、結果に影響を与える実質的なレースペースはアサヒライジングが握ると思われる。

ということで、例年のエリザベス女王杯らしいヨーイドンではなく、オークス/秋華賞のような底力が問われるレースになるでさう。あの2001年タイプ。
◎:Oカワカミプリンセス
○:Lサンレイジャスパー
▲:@アサヒライジング
△:Gスイープトウショウ
△:Nフサイチパンドラ
×:Jディアデラノビア
上記の6頭のボックスを買えば当たりそう。

本命はカワカミプリンセス。冒頭の通り、最も必要な適正は斬れる脚ではない想定。アサヒライジングの作るGTペースで2度の完勝劇。3歳というだけで54kgで出走できるのは有利。位置取り、馬場ともに条件不問の3歳女王。ここで一気に最強牝馬に上り詰めよう。

相手はサンレイジャスパー。小倉記念、新潟記念で牡馬GU級と互角の戦い。小倉記念ではコンゴウリキシオーの作るハイラップを先行して4着。51kgだったからでしょと、府中牝馬Sでは安易に斬り捨てたが、苦手な瞬発力勝負で、瞬発力勝負が得意なディアデラノビアを抑えたのには驚いた。今回は瞬発力勝負にはならず、底力勝負。ディアデラノビアには負けまい。

3番手にアサヒライジング。単穴だけど、カワカミプリンセスに勝てないのはオークス、秋華賞の結果から明らか。秋華賞で勝てないのに、ここで逆転なんてのはまず無い。サンレイジャスパーとの比較が難しいね。54kgは有利だからこっちのが上に来そうな気がしなくも無いが、そこはオッズとの相談の結果で3番手評価。

スイープトウショウは順調であれば勝って当然のレベル。底力は牝馬のそれではないことは、世界のハーツクライを抑えた宝塚記念、世界のマイラー=ブリッシュラックと世界のスプリンター=サイレントウィットネスを抑えた安田記念より証明済み。新馬戦並みの京都大章典⇒GTラップの秋天を経ているので、疲労は相当溜まってそうな気がする。

不気味なフサイチパンドラ。祐一ではなく武豊が乗れば、2001年のウルトラマジックが再度炸裂しても不思議ではない馬。祐一でどうかだが、雨は好都合。

ディアデラノビアは良く分からん。さかのぼって4戦は全て3着。ドスロー、スロー、ハイ、スロー。得意の瞬発力勝負でも3着がやっと。オールカマーで底力の一旦を示したものの、それでも3着がやっと。底力が求められるここもあって3着。
<買い目>
≪馬券は難解なので、メインは3連複・・・≫

[ 馬連 ]  L−O  1,000円
[ 馬連 ]  O−@N  500円×2

[ 3連複 ]  @LO  1,000円
[ 3連複 ]  @GO  1,000円
[ 3連複 ]  GLO  1,000円
[ 3連複 ]  NO−@GL  200円×3
[ 3連複 ]  GL−@N  200円×2
[ 3連複 ]  O−(@GJLN)  200円×10
<結果>
晴・良
馬名 性年 斤量 騎手 着差 人気
1 Nフサイチパンドラ 牝3 54 福永 2.11.6 7 サンデーサイレンス
2 Gスイープトウショウ 牝5 56 池添 クビ 2 エンドスウィープ
3 × Jディアデラノビア 牝4 56 岩田 クビ 4 サンデーサイレンス
4 @アサヒライジング 牝3 54 柴田善 クビ 5 ロイヤルタッチ
5 ・・ Bアドマイヤキッス 牝3 54 武豊 1-3/4 3 サンデーサイレンス
12 Oカワカミプリンセス 牝3 54 本田 2.11.4 1 キングヘイロー
ラップ:12.5-10.6-11.7-11.3-11.3-12.2-12.5-12.8-13.0-11.5-12.0
馬連 4,180円  3連複 7,980円  3連単 92,970円

はずれ。

本命馬が1着入線するも、まさかの降着ではずれ。。。実質的にはアサヒライジングの逃げという想定通りの内容。ただ、シェルズレイ@ルメールが思った以上に飛ばしたけど。

1着入線のカワカミプリンセス。ヤマニンシュクルの進路をカットしたということで12着に降着。ビデオを見ると確かに大きく進路を妨害しており、ヤマニンシュクルはこれで御仕舞。降着になって当然の結果。おかげで当たったと思われた馬券は紙屑と化したけど・・・。賭け事でもあり、ジャッジは公平であるべき。そういう意味でこの降着は当然。であれば、神戸新聞杯のメイショウサムソンも本来は降着にすべきなんだけどねぇ。降着/過怠金等の明確な判断基準が良く見えないというところはJRAはどう考えているのかねぇ。

カワカミプリンセスの直線の脚は見事でスイープトウショウに次ぐ34.5秒。4角では相変わらずの手応えの悪さだが、エンジンが掛かれば流石の3歳女王を見せてくれた。無敗街道に土が着いた結果になったが、実質無敗。2着に0.2秒差の完勝劇。有馬記念で見たいなぁ。

本田は憮然とした表情(フジテレビで見た限り)だったが、右に切れ込む時に左鞭連発してるのは決定打だったような気がしなくもないね。真っ直ぐ走らせようと右鞭打ってれば、どうなったことやら。終わってみれば、外枠が仇となったってことかな。メジロマックイーンも8枠だったっけ。

1着フサイチパンドラ。激流ペースは大の得意。底力は相当なもので、出来るだけレースに使って欲しいと思わせる馬。有馬記念で見たいなぁ。

2着スイープトウショウ。3歳馬2頭に屈する形も力は示した。特にコメントは無し。

3着ディアデラノビア。やっぱりあって3着だった。サンレイジャスパーを必要以上に褒めすぎた結果、カワカミプリンセスが万一ぶっ飛んだ時の3連複の抑え馬券を外す結果に。結局、3連複ボックスにしていれば、約80倍の馬券を獲れたわけだ。。。

4着アサヒライジング。距離は2000mがベストなのかもね。5着以下は大きく引き離しており、来年も掲示板には載るでさう。

3連敗。
【 2006年11月競馬 】