昨日図書館で文献探しをしていたら『「走り屋」の社会学』(
http://risya3.hus.osaka-u.ac.jp/Nenpo/#19)という論文を発見した。モータースポーツには野球のリトルリーグに相当する物がなく、また既存の団体が排他性を内包しているために、「草の根の部分」がどうしても「非合法」な形態になっていくというような内容であったと思う。またの機会にノートに書き込みながら読んでみたいものである。
一方、学士論文では「走り屋の社会学」(
http://moon.edogawa-u.ac.jp/Edogawa/1996/kayama/paper.htm)というものがある。こちらは「走り屋」の存在を「サブカルチャー」と捉えているようである。
どちらも、「走り屋」を「珍走団」と確実に区別しているようである。
さて、旧車保有・「動態保存」とは違い、こちらはガスは食うし、無謀な運転は一般車をも巻き込む大事故を招く場合もある。モータースポーツ的なものを認めるべきではないかとは思うが、無条件というわけには行かないし、峠攻めで事故死しても本人の責任で、というわけにはいかない。一般車通行止めの峠旧道を開放して… という、現状で閉鎖している大きな理由を逆さにするような提案の余地もあると思いついたが、さてどうだろうか。