幕末ぶらりんこ 04’ 立春編
・・・新選組関係・・・



 新選組フェスタIN日野(散策日:2月19日)

今日は日野へ行って来ました。ぽかぽかとよい天気。午前9時半頃家を出て、めずらしくスイスイと電車を乗り継ぎ、JR日野駅に10時40分頃到着。早速、窓口で前売りのフェスタのセット券(3枚)と歳三オレンジカードも2枚購入。 まずは、一番近くの宝泉寺から。ここはご存じのように、源さん(井上源三郎)のお墓があるお寺です。一昨年以来のお参り。 当時はちょうど、お彼岸の真っ最中で、たくさんの人がお墓参りをしていましたっけ。今日は平日のせいか、墓地には誰もいませんでした。 宝泉寺を後にし、次はふるさと博物館へ。坂道をえっちらえっちら歩いて、少し行くとふるさと博物館はありました。


宝泉寺 日野ふるさと博物館


日野市ふるさと博物館に来るのははじめてです。一昨年は石田には何度も足を運びましたが、日野本町の方に出るのが大変で(汗)、なかなかこちらへは来られませんでした。なので今日はすっごく楽しみ♪ 駅で購入した引き換え券を本券3枚と交換。博物館内へ入りました。 館内には数人の見学者が。日野在住の新選組ゆかりのご子孫宅に伝わる貴重な史料の数々。「前に来た時は、こんなにたくさん展示してなかったわよね。」という声が聞こえてきました。(汗) 佐藤家に伝わる史・資料が多く展示。それに、何と言っても「土方歳三生家模型」(谷春雄先生制作)。「ああ、ここが玄関だった。」「あっちに物干しがあって・・。」などと25年以上も前に訪れた、当時の土方家を思い出し、感無量。(感涙) 帰り際、売店で絵はがきと図録を購入。こぶ茶をサービスで出して下さった売店の方と、日野郵便局が取り扱いを開始した「土方歳三切手」の話になりました。この切手、通販のみの扱いとの事。「私も話のタネに・・と頼んでみたんですよ。2週間くらいで郵送されてきました。」「日野郵便局って遠いですか?」そう私が訊くと、バスで行けばすぐとの事。高幡不動行きのバスに乗り、日野郵便局まで行きました。切手の申し込みをすませ、さて・・・。次は日野宿本陣へ。 すでにお昼をまわっていて、お腹がすいていたのですが、まわりには食堂など、見当たりません。 しかたなく、「どこかで食べよう。」とコンビニでおにぎりを買いました。 甲州街道沿いの日野宿本陣へ到着。 内部は写真撮影OK(三脚とフラッシュはだめ)という事でしたが、デジカメ万年初心者の私は、フラッシュのOFFの仕方がわからず・・・・。今回は館内撮影をあきらめる事に。(涙) しかし、これで帰ってはあまりにも・・と、佐藤彦五郎の部屋と言われる床の間のある部屋から、外の庭をパチリ。この部屋から庭側に建てられていた「上段の間」他一部屋は、現在は有山家(彦五郎四男・彦吉の養子縁組先)に移築されているそうです。(非公開) どの部屋も歴史を感じさせる立派な部屋ばかり。私としては、市村鉄之助が匿われていた部屋、床の間のある部屋の柱に彫られていた魚と波模様、あと庭を見る板の間に彫られていたひょうたんなどが印象的でした。(以前は、佐藤邸の庭にひょうたんの形をした池があったとの事。戊辰戦争の際、新政府軍はこの池の中までも、何か隠していないか捜索したそうです。) 展示コーナーには、佐藤彦五郎の日記、それと土方智さん宅の史料が特別展示されていました。帰りに、「日野宿本陣内を写した絵はがきはないのですか?」と受付の方に訊くと、「?」。 どうも、以前日野館で扱っていた絵はがきはなくなってしまったようでした。(残念) ぜひまた、出して欲しいと思います。自分で撮るといってもなかなかうまく撮れませんので。私と入れ違いに団体客がドドッと入ってきました。(汗) ご説明役でいらしたのか、佐藤家ご子孫の佐藤福子さんがいらっしゃいました。



日野宿本陣

床の間のある部屋から見た庭
佐藤道場の碑


入り口の門には、大きく「日野宿本陣」と書かれた真新しい看板が出ていました。写真を撮っていると、「写真をお撮りしましょう。」とスタッフの方が近づいてきました。 聞くところによるとこの看板、昨日出来て来たばかりで、馬場日野市長さんの筆によるものだとか。 丁重にお断りし、フェスタ会場への道を訊くと、日野郵便局方面まで戻って、そこから更に・・・・との事。(汗) 「奥さん、若いから大丈夫だよ。」と励まされ、歩いていく事になりました。(汗) 日野宿から郵便局経由で、だいたい25分位。 やっと、安養寺に着きました。万願寺のフェスタ・メイン会場はこの裏手のはず。 あれ?入り口がわからない・・・。(汗) 結局会場をぐるっとひとまわり。やっと入り口へ到着しました。 まず、「大河ドラマ館」を見学。先日の大河第六回放送分で登場した天然理心流奉納額が飾ってありました。「実物は、横が7メートルとか8メートルという大奉納額。すごかったでしょうね〜。あ、龍がついている。これは昨年の小島先生の講座でもやったやった。(笑)。」などと思いながら見学。私の個人的な意見としては、本家本元でやった「新選組!」展より、こっちの方が、ちょっといいかなぁと・・。(汗&笑) 出演者のサインも同じように飾ってありましたし。展示してある衣装や小道具がよかった!( N○Kやて○○−くより。汗&笑) できれば、もっと山本耕史さん関係の品を展示すればいいのになぁと思います。せっかく歳三役を好演していらっしゃるのですから。地元がもっと応援しなければ・・ね。 まだ間に合います!(現在2004年2月20日) 関係各所様、宜しくお願い致します!(汗&笑) そしてトレードマークの三角屋根の建物へ。こちらでは土方歳三資料館の資料提供を受け、「土方歳三特別展」、それと『壬生義士伝』でおなじみ、日野市在住の作家、浅田次郎氏の展示会も開催されていました。 「土方歳三特別展」で一番印象に残った品、それは土方歳三の天然理心流目録です。もう、感無量。涙が出そうでした。ここでは多くは語りません。ぜひ会場でご覧になってくださいませ。



安養寺

「土方歳三特別展」会場

売店・・・
ダンダラポストとスタッフの方


大河ドラマ館の隣、あれ?日野郵便局の臨時派出所はある! なーんだ。わざわざ本局まで「歳三切手」の申し込みに行く事はなかったのか・・とガックリ。(汗&笑) 見るとダンダラの模様のついた郵便ポストが。「あそこへ投函すると、新選組仕様の消印がつきますよ。」という局員さんの言葉に、「そうだっ。(キラーン☆)住所のわかるご常連様に、ここから葉書を出してみよっと。」 会場内のベンチでおにぎりを食べ、お茶を飲みながら、せっせと葉書を書く書く・・。(笑) いつの間にかイベント・ステージでのパフォーマンスも終わり、会場内は閑散としていました。 ほんの数人の方しかご住所がわからず、お葉書思うように出せませんでした。(涙) ポストに葉書を投函。 近くにいたスタッフの方とポストをパチリ。(笑) 見ると「フェスタ限定プリクラ」が。 「ああ、これが歳三さんと2ショット出来るプリクラね。」 プリクラなど、撮った事がほとんどない私は、スタッフの方にお願いして操作していただき(汗&笑)、2ショットプリクラをゲット。 ここで、すでに時刻は午後3時半を過ぎていました。土方歳三資料館はもう閉館していますね。本日はこれにて終了。直前に決めて、すぐに出発! これが私流「ぶらりんこ」です(笑)。次回日野へ来るのは5月かなぁ・・・。