幕末ぶらりんこ 03’ 立春編

・・・新選組関係・・・



 高幡不動と百草園(散策日:2月5日)

百草園の梅まつりのチラシを見て、「ぜひぜひ歳三さんも愛でたであろう百草園の梅を♪」とまだ立春を過ぎてまもない日、日野へ出かけて行きました。 まず高幡不動へ。前回にうっかり行けなかった大日堂へお参り。私の他には拝観する人はいません。ぐるっと堂内を見学。ご位牌の安置されているところで来て、手を合わせた時何故か・・・泣けた。涙が止まらなくなってしまいました。何故だか未だにわかりません。(誰も居なかったのでよかったです。汗&笑) その前の「鳴き龍」のところでも、ちょっと来るものがあったので・・・私って涙もろいのです。(やはり年のせいか・・汗&笑)
その後、幕末めし処「池田屋」で斎藤一丼を食べました。美味しかったけれど何となくおばさんには場違い・・・。(汗&笑) そして百草園へ向かいました。



池田屋・斎藤一丼
高幡不動尊・土方歳三像


京王線・高幡不動駅から1つ目・百草園へ。「百草園近道」の看板につられるように急斜面の道をどんどん上って行きました。しかし・・全然百草園に到着せず・・・。(汗) ほとんど限界に達しそうな時「百草園、あとひといき」の表示。かなりきましたよ。(頭に。笑)やっとの事で百草園到着。しかし、まだ上がある・・。(汗) 入園料を払って中に入るとまた上り階段。そしてさらに追い討ちがっ! 梅が咲いていない・・。ほとんど。(滝汗) そりゃあ、2月の5日、立春を一日過ぎたばかりだから梅さん、咲いて下さいと言っても無理な話だと思いましたが・・。ここまで苦労して上ってきて梅にふられてしまって・・・。(涙涙・・)日向の枝は少しですが花を咲かせていました。このピンクの梅はとても綺麗でした。園のちょうど中腹あたりにどっしりと立っている樹齢300年の「寿昌梅」。江戸時代、小田原城主大久保候の奥方(寿昌院殿慈覚元長尼)が徳川家康の長男信康追悼のために植えたのがこの梅の由来。たった一輪だけど白い花を咲かせている枝があって、「おおっ!正に「梅の花 一輪咲いても 梅は梅」だわっ。」と感激。(笑) しかし坂道を上り、やっとの思いでたどりついた園内にほとんど梅が咲いていなかった・・というショックから園内あちこちを散策する事もなく、百草園を後にしてしまいました。(汗&笑)

帰りは旧参道を通って、一宮の交差点へ。一宮神社にお参りして聖蹟桜ヶ丘駅へ出ました。聖蹟も調布に住んでいた頃よく行きましたが、ずいぶんと立派になって街が開けてきたなぁという印象です。計画も立てずポンと百草園に来て大失敗。こんどはきちんと計画を立ててこようと思いました。花のシーズンは注意深くしていないと空振りが多い。身に沁みた一日でした。(汗)


百草園の梅 百草園内 樹齢300年・寿昌梅 多摩・一宮神社