北面台地から焼山 2006年5月5日(金)
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「笹倉温泉から焼山」のルートと「焼山北面台地」はすっかり有名になった。その理由は国内でもまれなスケールの大きさにあると思う。標高400mの笹倉温泉と標高2400mの焼山では2000mの標高差があり、この標高差を一気に滑降できるコースは北アルプスを探してもなかなかない。
意欲的な山スキーヤーが多くなり日帰りで滑られることも多くなった。
メンバー 山川(単独)
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長野(3:40)===笹倉温泉上の火打山川の橋(5:55-6:10)---アマナ平(8:05)---北面台地(8.55)
---焼山お釜のふち(12:10-12:40)---笹倉温泉上(13:55)
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朝3時40分に長野を出発。ちょっとの差でETC深夜割引にならず。残念。笹倉温泉から少し上った火打山川にかかる橋の手前に駐車。数台の車が駐車している。既に6時。北面台地を滑るには既に出遅れの感もある。 残雪が多く、九十九折れの林道はすべてスキーをはいたままで登れる。2時間弱でアマナ平。テントが3張りあり。 少し急な斜面を登りきると、北面台地の上だ。(写真) 2000年に滑降した影火打コースが手に取るように眺められる。 |
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焼山の山頂まで見通せるので、ここから標高差1200mもあるように見えない。すぐ近くに見え、スケール誤認してしまう。実際にはここからが長いのだ! 真正面に賽の河原から続く谷の源頭の斜面が見え、そこを直登すると思っていたが先行者はやや岩峰を右から巻くようにあがっていった。その方が傾斜がゆるいようで、それに従った。 |
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岩峰を左に見るところで右の谷の上部にのりかえ、そのまま直上すると、火口のお釜の縁にでた。直径100mくらいの浅いくぼみである。 三角点のある頂上が目の前にそびえているが雪がついていないのでパス。 山頂には登山者と思われる人影が・・・ 数年前まで、ゴーゴー音を立てて水蒸気を噴出していたのだが、現在は全く平穏を保っている。 |
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滑降は上ってきたラインに従い、お釜から真北へドロップイン。上部な40度ほどの斜面。雪が良く気持ちの良い斜面。 200mほど下降後、少し右へトラバースして、北面台地から続く斜面へ。 スケールの大きな豪快滑降だ。 一気に降りてはもったいないので、途中アマナ平で休憩も含め、1時間15分で車へ。 火打、焼はいつきても北アルプスに劣らない満足感を与えてくれる。 焼山温泉で温泉に入るのを楽しみにしていたが、泊り客がくる時間なので、と断られた。日帰り入浴は客ではないのか?これで3回連続して断られており、あまり印象が良くない。(風呂は良いのだが) 連休の混雑を嫌い、高速はやめて白馬経由で帰宅。 小谷村の「風吹山荘」でやっと温泉にありつく。 |