佐渡山 2003年3月16日(日)

戸隠の大橋周辺は、10年まえまでは「穴場」の雰囲気だったが、最近はすっかりメジャーなエリアになった。講習会が行われて100人の登山者が押しかけていた、なんて話も聞きました。乙妻北面、五地蔵、黒姫南面などがターゲットだが、佐渡山はこの周辺では最も手軽に取り付けるピークである。

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【メンバー】 田中良憲、山川

【コースタイム】 大橋(8:20)----佐渡山南尾根----佐渡山(11:00)----1738ピーク(11:50-12:20)----大橋(13:50)

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「国土地理院発行の2万5千分の1地形図(高妻山)」

何週間も前から「奥志賀〜野沢温泉」のツアーを準備していた、が仕事のトラブルで休日出勤になってしまった。憤懣やるかたない、といったところだが、日帰りでどこか、と思っていたら田中さんが佐渡山に同行してくれることになった。

大橋で支度をしていると、顔見知りのボーダーSさんが現れる。さらに田中さんの顔見知りのテレマーカーも現れる。バックカントリーの世界は狭い!

佐渡山は、このあたりでは比較的手軽に取り付ける山で、春ならば3時間もあればゆっくり山頂にたてる。南尾根の上部では右手に大きなセッピが発達する。崩壊したり踏み抜いた話を結構聞くので注意が必要か。

滑るところは自由に取れるが、うまくライン取りしないと下部で密林にはまることも多く、センスが問われるところです。

この山の尾根はアルファベットの「H」型をしている。登りにつかった南側の尾根もぶなの林間の良い斜面だが、雪が悪いことが多いようだ。沢に滑りこむ斜面が楽しいが、ヤブにはまらないよう事前によく観察しておきましょう。

今日は1738mピーク(田中さんはマゾ山と呼んでいる)から南に派生する尾根をおり、途中から沢に滑り込んだが、☆☆☆☆☆評価で☆☆☆くらいか。上部は気持ちよいが下部は雪がおもかった。

1738mピークの東側にも良い斜面があるようだ。