戸隠品沢高原西岳林道 ウロコつきテレマークによるスキー散歩 2005年12月4日(日)
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雪が積もりました。スキーに出かけましょう。実は、私、内臓を患って9月に手術を受けた。体力が落ちてしまったので軽く歩けるところにいく。ステップ付のヒールフリー板で散歩にいくことにした。

西岳林道は、ほとんどアップダウンもなく平坦な林道が戸隠西岳連峰の中腹を巻いて延びている。
西岳の眺望がすばらしくクロカンや軽いテレマークでワンダリングをすれば楽しい。ここの残念なのは、「どこまでいった」という目的地のはっきりしないことで、自分で満足したら適当なところで切りあげて引き返すしかない。
車が2台あれば、品沢高原から鬼無里村財又まで抜けることができ、楽しいだろう。一夜山までいくという手もあるが、面白いスキーにはならないかも・・

天気の悪いときは中止したい。危険だからじゃなくてつまらない運足作業に終始するからである。


メンバー 山川(単独)
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品沢高原駐車場(9:20-9:30)---地獄沢出会(11:05-11:15)---品沢高原駐車場(12:35)

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nishi01.jpg (85282 バイト)

【品沢高原】
戸隠の宝光社から、鬼無里にむかう県道にはいり、途中から右折して品沢高原にはいる。別荘が何件も建っているが、いつもひっそりしており、人がいるのを見たことがない。

最奥の駐車場に車を駐車し、西岳林道に入る。

積雪は20cmほど。

しばらく西岳にむかってまっすぐ進み、P3稜の取り付き付近からおおきく左にカーブして西岳の南東面を巻くようにすすむ。

西岳には困難な雪稜ルートが数本あり、本格的なアルパインルートを目指すクライマーのターゲットになっている。各稜の取り付きには赤布の標識が取り付けてある。スキー滑降のターゲットとしては一般的ではないが、P1、P2間の仏沢などが滑降されている。

まあそんなに気張らないで、西岳の岩壁を眺めながら、林道をあるくのも結構たのしい。

nishi04.jpg (72916 バイト)

【地獄沢出会い付近から】

いくつかの稜を巻きながら2時間弱で、P6、P7間の地獄沢出会いに達する。林道はまだまだ延びていくが適当なところで戻りましょう。ここでお茶をいれ、菓子を食いながら岩壁見物。

バックは「地獄沢奥壁」で、P6槍が顕著である。積もった雪が壁を落下し、時折凄まじい音を響かせている。

nishi06.jpg (81576 バイト) 【カーブミラーで記念撮影】
写真を撮ってくれる人がいないのでカーブミラーを使い記念撮影。朝は晴れていたのだが、すっかり暗くなってしまい、雪がちらついてきた。いよいよ冬なのだな。

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