白馬杓子尾根追上沢  2015年5月15日(金)
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昨日、一昨日と知人の農園の農作業お手伝い。
機械化されてきている農業だがそれでも重労働だ。
日頃山歩きしかしていない私は、腕や肩など上半身が筋肉痛。

今日はお休みにしようかと思ったが、ほぼ好天の天気予報。
朝5時に起きてみると真夏のような青空に朝日がぎらぎら
軋み音がしている身体に鞭打って白馬に出動!

杓子尾根から大雪渓に流下している追上沢は、この辺りでは小ぶりなルートだが、大雪渓から見上げるとなかなか面白そうな傾斜である。

私が登山を一生懸命やってた頃は「追上沢」という呼び名はきかなかった。
エアリアマップに記載があるようだが未確認である。白馬尻小屋のWebサイトでもそう呼ばれているので、白馬尻の「御殿場」などと並んで古くからそう呼ばれていたんだろう。


メンバー やまかわ単独
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猿倉駐車場(8:30-8:45)---長走沢(9:30)---杓子尾根---杓子尾根2150m地点(11:55-12:30)---

---追上沢滑降---猿倉駐車場(13:00)
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今年は稜線付近の残雪は異常に少ないが、山麓は案外多い。
猿倉の駐車場からスキーを履いて林道を歩き出せる。
猿倉山荘の上あたりで一回切れるが、あとは白馬尻まで雪がつながっている。

長走沢 渡渉になる地点は雪で埋もれていて問題なく渡れる。
長走沢自体はほぼ沢を行けるが堰堤付近は穴があいている場所もあるので要注意だ。


長走沢出合から見た小蓮華、三国境中間の稜線。
代かき馬がきれいに出ている。
今年なら肩の後ろ辺りが滑れそうだ・・


長走沢の滝場 完全に埋まっている。まだ10日位は通れそうだ。


杓子尾根から長走沢に降りてきたスキーヤー
この辺りから右手の杓子尾根の側面に向かってジグザグに登っていく。
下から見上げたほど急斜面ではない。

杓子尾根2150m付近 ここから上は斜面の幅も狭く、急になってくるので、
この辺りから滑ることにする。

背後は小日向山 まだ北面は充分滑れそう。

追上沢を俯瞰 35度くらいでそんなに急ではない。
栂池辺りを正面に見ながら落ちていくのは気分がよい!

振り返ってみる追上沢 最上部ジャンクションの右斜面から降りてきた。
縦溝があるが雪が緩んで軟らかくなってきているのでそんなに気にならない。

鑓温泉分岐付近はぶな林。いままで何度も通っていて気が付かなかったが、
きれいなブナ林だね・・・

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