関田 鍋倉山 西の沢 芽吹きを見に行く 2014年5月10日(土)

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GW明けてからの山スキーといえば北アルプスというのが定番だったが、鍋倉が案外遅くまで滑れることが知られ、各地からスキーヤーが集まるようになった。
特に、冬季は温井から登らなければいけなかったのが、西の沢入口(巨木の谷入口)まで車が入れるようになるので、手軽に楽しめるようになる。
車の横からすぐスキーで歩き出せ、車の横まで滑ってこられるのだ!


今回の同行は、うっちー
彼女は「なべくら高原森の家」のスタッフでもあり
(実は影の支配人)、最近山スキーに目覚めた。
せっかく山スキーを買ったのに、もうシーズンは終わり・・・といっていたので、いやいや鍋倉はまだ滑れるよん、といって連れ出す。

私よりも一回り以上若い人妻に同行してもらえることは、山スキーヤー冥利、いや男冥利につきる・・・

でも、もっと厳しい山だったら、ソロより緊張するだろうな・・・
ともあれ、楽しい半日が過ごせました。

メンバー  山川 うっちー
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5月10日(土) 曇りのち快晴 

巨木の谷駐車場(8:50-9:10)---西の沢---久々野峠(10:30-10:35)---鍋倉山(10:50-11:45)---西の沢滑降---巨木の谷駐車場(12:10)

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来る途中は晴れていたのに、鍋倉周辺は曇り
結構肌寒い

でも昼前から晴れる予報なので気にせず登り始める。
この時期、もっとも容易なのは西の沢を忠実に詰めるルート。さして苦しい思いをせずに黒倉と鍋倉の鞍部まで上がることができる。

風は冷たいものの、西の沢の源頭まで上がってくると青空も出て日が差してきた。

このあたり、まだ芽吹きには早い。


次第に陽が当たってきた 影が映るとぶな林は一際美しい 
西の沢の源頭部分もさして急でなく、シールを気持ちよくきかせてサクサク登れる。

沢はところどころ脇が薄くなってきている部分もあるが、概ねスキーで沢芯をたどれるだろう。

シール登行2回目というウッチーも順調に登行を進め、1時間ちょっとで久々野峠へ・・・

鍋倉山頂 標識の半分くらい出ている
鍋倉山頂には先行の2人のスキーヤーがいた。

信越トレイルの標識が頭だけ出ている。

積雪は1m弱くらいか?

無雪期のジャングルのような山頂とはまったく雰囲気が違う。



西の沢源頭部分の滑り
1時間ほど休んだ後、お待ちかねの滑降。
西の沢源頭を一気降りし、右岸を横切りながら滑降

スキー好きがこうじて飯山に移住してきただけあってウッチーの滑りはさすが・・・

たいてい初めて山に出た人は、グサグサ雪やストップ雪に邪魔されて思うように滑れないんだけどね・・・最初から「たのし〜い」と言えるのは大したもの。
スキーができて、山歩きが好きであれば、山スキーをやってみたいというのは自然の成り行き。
スキーが上手いのは山スキーの能力において大きなアドバンテージになる。

途中から黒倉に登り返して2本滑る、というのも考えたが、鍋倉斜面の豪快さを味わってもらいたくて、できるだけ止まらず一気に駐車場へ。

所要時間25分
山スキーは、この凝縮された速さがいい
回数を滑るのもいいが、会心の一回、というのがいい。

田茂木池から鍋倉山の残雪斜面
巨木の谷駐車場からしたは、ぶなの芽吹きが始まっていた。
これからこの山も急速に初夏に向かう。

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