関田山脈 鍋倉山  2014年3月2日(日)
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午前中、なべくら高原森の家で、スノーシュー体験のインストラクター仕事があって、子供たちの雪遊びを案内してきた。
早い時間に終わったので、再来週のガイド下見に鍋倉に入ることにした。
ガイドはスノーシュー使用だが、下見にはスキーを使用すると短時間で行動できる。

今冬、まだ巨木の谷に入っていないので、森姫が無事立っているかも心配だった。他のガイド仲間から聞いて、
無事であることは判っているのだが・・・シーズンに一度くらいは会いにいかないといけないだろう。

今回は巨木の谷北の尾根から巨木の谷に立ち寄って鍋倉へ
滑降は鍋倉山頂からダイレクトに西の沢にルートをとった。

今回の山行に、私はGPSを使用した。
以前から、ハイテク機器の無制限な使用は山歩きをつまらなくする、と考えて使用してこなかった。
しかし、GPSを持っていないガイドには頼みたくない、というお客さんが増えてきたのだ。お客さんが案内人に求めるものは絶対の安全であって、ゲームとして面白いかどうか、
ではないのだ。今後、お客さんを増やしていきたい自分としてはやむなく使ってみることにした。

使ってみると山での行動が一変する。
飛躍的に便利にもなり、飛躍的に山歩きをつまらないものにもしてくれる悪魔の機械である。今後どんなふうにこいつと付き合っていけばいいのか?
悩みどころである・・・


ルート取りについての詳細は2011年2月の記録で説明しています。こちらをご覧ください

メンバー 山川(単独)
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温井(12:00)---田茂木池上の首都大学小屋(12:40)---巨木の谷北の尾根---鍋倉山(14:25-14:37)

---西の沢滑降---温井(15:15)
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午前中ガイド仕事があったので、温井に着いたのは正午前。
ふつうなら山に向かうような時間ではないが、勝手知ったる鍋倉山、とのことでご容赦いただこう。

昨今の鍋倉山人気は尋常ではなく、今日も温井には、正午の時点で十数台が駐車していた。
温井の住人は良い人たちなので、にこにこと好意的に出迎えてくれるが、それに甘えて迷惑を掛けないようにしたい。




私の出発が遅かったので、ちょうど滑降してくる人たちとすれ違う。
30人近くすれ違ったように思う。

巨木の谷北の尾根側面を滑るテレマーカー


森姫に向かう。すでに枯れ木と化している。いつまで立ってくれているか?



森太郎はまだ元気。圧倒的な存在感だ。
滑降は鍋倉山頂から少し黒倉への尾根を滑り、途中から西の沢に滑り込む。
湿雪ではあるが、まあまあの雪質で楽しく滑れた。

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