風吹大池から北野へ２０１０年４月２５日（日）
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今週はＧＷの山行の準備に専念しようかと思っていたんだが、「全国的に好天」との予報だ。ＧＷに好天になるとは限らないし、好天は、
「自然からの贈り物」なのだ。大切に使うべきなのだ。出かけよう！
最近注目されている横前倉山のすぐとなりにある「風吹岳〜北野」このルートなのだが、なぜか滑る人は少ない。滑ってみると標高差もそこそこあり、後半は急斜面もあり、
滑りも楽しいルートである。稗田山の崩壊崖を間近に見ながら、ひとけのない山奥を通過していく気分はまんざらでもない。
問題は車の回送である。特に単独の場合は工夫がいる。北野から中土まで歩くと５ｋｍ以上あり、１時間半くらいかかるだろう。私は自転車を北野にデポしておき、栂池まで自転車で
戻った。
メンバー 山川（単独）
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栂池ゴンドラＰ+++栂池自然園(9:00)---天狗原(9:50-10:10)---風吹大池の上(11:05-11:30)---1333m(12:11-12:20)---
北野(12:55-13:10) 自転車で栂池へ
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まずは北野に自転車をデポしにいく。ＭＴＢではないホームセンターの折りたたみ自転車。安物であり、後で痛い目を見る。 |
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千国揚尾根にはこんな標識がたくさんついている。 実は私もこの標識を以前見て、北野に降りられることを知った。 フスブリ山の山頂付近に数人のスキーヤーがいた。横前倉かな？紙すき牧場かな？ 天狗原から一時間弱で風吹大池の上の尾根に到着。  |
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風吹大池には下りず、山荘の上の尾根を東に進む。ほぼ正面に高妻を見て進むことになる。 しばらく尾根をのぼり気味に進むが、突然急斜面の上に出る。突然の急斜面の出現にビックリだ。 行く手には浦川の崩壊崖、稗田山の大崩壊が不気味な様相を見せている。 グランドキャ二オンのような荒れ果てた谷の眺めがこのルートの持ち味か？ 急斜面と平らな尾根を２〜３回繰り返す。 |
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急な部分は３０〜３５度ほどの斜度があり、なかなか楽しめる斜度である。つなぎの部分の緩斜面は残念ながらほとんど滑らず、歩くことになる。 １３３３ｍのピーク付近になるといままで頻繁にあった標識が全くなくなる。 ルートミスしたのではないかと不安になるがそうでもないようだ。 地形図をみて、雨飾と金山の真ん中あたりの方角を狙って滑っていくと、予定どおり林道に出る。林道は雪が多ければ気がつかずに通りすぎてしまう可能性もあるので時期が早ければ注意が要るかも・・・ あまり傾斜のない林道をスケーティングで滑っていく。結構長い。 |
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途中北野遊園と看板のある自然園があり、池があった。 ここから下は時々雪が途切れスキーを３回ほど外す。 雪も限界かな？と思うころ、デポした自転車のところへ到着。 スキーをザックにつけたまま栂池まで走るのは気が重い。 面倒だがスキーはここにおいておき、あとで車で取りに来ることにする。 単独登攀の「登り返し」のようで、大変面倒だが、最近の私は、何かこれが楽しく思えるようになってきた。 栂池まで１時間半くらいの予定だったが、途中で変速機の調子が悪くなり（こいつー）、途中で自転車を乗り捨て４ｋｍほど歩くことになる。 デイパックを担ぎ、まるで塩の道ハイカーと思えるような格好で栂池までとことこ歩く。天気もよいし、まあいっか・・ |
