栂池 鵯峰(ヒヨドリ裏西) 2010年4月4日(日) 熊に遭遇のオマケつき
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名古屋 ふわく山の会の皆さんとコラボレーション山行
中京地区から月に何回も、数時間かけて信州の山にやってくる皆さんは、本当に山が好きで頭が下がる。
毎回毎回、必ずしも遠くから来るに値する満足感が得られるとは限らないのが「山」なのだが、今回は、本当に楽しい山スキーができた。

私としても、前回のヒヨドリのコルとは違う、未経験のラインが滑降でき、満足した。ヒヨドリのコルからの滑降より、距離、標高差ともに長い。

メンバー  山川(ぶなの森) 野村(ぶなの森 ふわく山の会) 山下さん 深田さん 本田さん 西村さん 佐野さん 梶田さん(名古屋 ふわく山の会 他)
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4月4日 快晴 

栂池ゴンドラeve山麓駅(8:10)+++栂の森(8:30-8:40)+++自然園駅(9:00)---ヒヨドリ西のコル(9:40-10:00)---
親沢出合(10:30-11:05)---若栗の頭(1598m峰)(12:45-13:00)---白馬乗鞍スキー場(13:55)===車回収
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栂池ゴンドラリフトeveとロープウェイを乗り継ぎ、自然園駅へ
天狗原方面に登るほとんどのスキーヤーと別れ、われわれはヒヨドリ西のコルへ、
針葉樹林を軽く登ると40分ほどでコルに到着する。

やや安直な感じもするが、今日はこれだけでは終わりでなく、白馬乗鞍スキー場までの歩行&滑降が待っている。

昨日10cmほど積雪があったようだが、軽い雪で、それが山をいっそう白くしている。4月とは思えない白さだ。


ヒヨドリ西のコルからの滑降
ヒヨドリのコルからと比べるとエントリしやすいが、それでも30度くらいはある。
締まり雪の上に軽いパウダーが乗っており気持ちよい。
こうなると皆調子が出てくる。

標高差200mほど下ったら、右の尾根を乗り越し、ヒヨドリコルからの沢に入る。




ヒヨドリコルからの沢に入り、下部をいく。
右岸(左手)からはデブリが出ている。




親沢出合から登り返し、若栗の頭に延びる尾根に合流
ここで休んでいると対岸で登りのボーダーが大声を出して騒いでいる。
何を喜んでいるんだい?と思ったら、
熊がこちらに向かって走っているではないか!!
こちらにこられたら困るのでこちらでも声を出して警告。
挟み討ちにされた可哀想な熊さんは、仕方なく斜面を大慌てで登っていった。


若栗の頭からは、私たちは尾根をほぼ忠実に滑降したが、白馬乗鞍スキー場で出合ったボーダーに聞いたところ
黒川沢もかろうじて雪が繋がっていたそうである。来週は厳しいかな?といっていた。




くま!!
西村和也氏撮影

このルートでの「熊遭遇率」は2/3であり結構高いぞ。
もともと熊の生息域に我々がおじゃましているのだ。通過される方は留意されたい。

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