妙高前山 滝沢尾根  2008年3月22日(土)

頸城エリアへ トップページへ

メンバー 山川

*==============================================================================*

赤倉観光ホテル駐車場(8:30)+++スキー場最上部(9:00-9:08)---前山(10:08-10:58)---赤倉観光ホテル駐車場(12:05)


*==============================================================================*


前山への登行

妙高 前山は少ない登りで、標高差のある滑降ができるので、最近人気のようである。(登り400m、滑降900m)
実は私はいったことがないので行って見た。以前はチャンピオンリフトの最上部から往復するコースが一般的だったようだが、それではほとんどゲレンデ内を滑降することになるので、最近ではほとんどの人が滝沢尾根を滑るようである。時代の要請にこたえるルートがどんどん開拓されて紹介されていくあたりが、山スキーの活況を示している。

ケーブルとリフト一本を乗り継ぐ(\1400)と観光ホテルスキー場の最上部だ。
しばらくはぶなの林を登るがだんだん開けた斜面になってくる。

気分的には盛り上がってくるが、この斜面は2007年に雪崩事故が発生しており、要注意だ。


滑降する先行グループ

1時間ほどののぼりで前山に到達。妙高東面、志賀高原、上越方面の展望がよい。山頂には10人ほどのスキーヤーがいた。

先行グループが見えなくなるまでピット掘り、コンプレッションテスト。
湿った新雪が10cmほど乗っているが、よくなじんでおり問題ない。




滝沢尾根上部

尾根は緩急を繰り返しながらなかなか程よい斜度で落ちていく。
振り返ってみると、急な段が、焼山のような丸さでそそり立っており、滑稽。

湿ったザラメの上に薄く新雪がミックスされた状態。
こういう雪が苦手な人もいるかもしれないが、私はジャンプターンさえすればターン可なので、気合で滑ることができ、結構好きである。

沢を渡る地点 雪が薄くなってきており注意が必要か

下部はぶな林の滑降になる。尾根は時々分かれるが右の方にいけばよい様である。標高1100mあたり、沢を渡る地点に赤布の標識がありそこで沢に降りる。(写真)

沢を横断した地点からはわずかに登りながらトラバースするのだが、下っているトレースがあったのでそれについていくと沢に降りていき、雪が切れてしまった。
南地獄谷との合流点よりも下だったので、これは違うな、と思い、シールをつけて少し戻る。戻るときぶなの根元にあいた穴が崩れ、転倒して数メートル滑落してしまった。反転してすぐ停止してなんともなかったが、いままでソロのときは、穴に落ちるとか溝に落ちるとかいうのが致命的になると思って注意して行動しており一度もそういうトラブルがなかったので深く反省。

最近以前よりそういう山勘が鈍くなってきたのを感じる。気をつけなくては・・

頸城エリアへ トップページへ