ぶっこ旬報
のページでございます

2001年9月のブッコです。

下へ進むほど、新しい旬間・日付の記述となっています。

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〜2001年〜


9月上旬のブッコ(9/1〜9/10)

9月1日
 久しく手を着けていなかった『ぶっこ新報社』の記事に着手。このところ更新間隔がすっかり開いてしまっている。まだまだ書きたいことはたくさんあるのだが、その暇がない。

9月2日
 試験に備えて勉強をするつもりが、昼間ずっと寝ていた。結局大したこともせず。

9月3日
 今回新しく受ける試験も、どうやらテキストに載ってない範囲が出るらしい。やはり今年あたりから、試験のタイプが大幅に変わったらしい。

9月4日
 東京ディズニーシー開園。おかげで朝のテレビもディズニーシー一色。行きたくなるからやめてくれ〜!
 昼はとんかつ屋でとんかつ定食。からっとあがっていて大変おいしかった。

9月5日
 当初の学習計画よりだいぶ遅れてしまっている。実機での実習もうまくいかないし、集中力も落ちるばかり。大丈夫だろうか……。

9月6日
 実機でのとある実習が大変うまくいったことで、何かつかえものが取れたようにすっきりした。これまでよりもずっと集中できる。しかし今更、という感は否めない。

9月7日
 試験当日。試験会場の案内係がいいかげんで、たった一つの狭いドアしかない部屋に何人もの人を呼び入れたものだから、ドアのところでひどい渋滞。係員の態度も悪く、部屋の隅からただ名前を呼ぶだけで、入り口での混乱のことなど全く考えていないようである。しかもさっさとこっちに来て座れ、と言わんばかりの愛想の無さ。これも試験会場としての地位を保障されているからだろうか。
 一つ目の試験は、40分弱残した状態で終了。これ以上見直して傷口を広げては、と思い切って「テスト終了」ボタンを押す。結果は合格、まあ満足できる出来である。
 そして二つ目に突入するが……前の試験の悪夢が甦る。またもや聞いたことのない話が続く。よく考えるとある程度見当はつくのだが、ほとんどアテにならない。考え続けたあげく、見直しを少ししたあたりで時間切れ。またあのしゃくに障る画面を見ることになるのか……と思っていたら、そうでもなかった。
 合格ラインが70%。私の成績も70%。合格ラインと成績は棒グラフで並んで表示されるのだが、見事に揃っている。もしこの先、変に見直しをする時間があったら、落ちていたかも知れない。冷や汗ものだった。
 夕方、結婚した同僚を囲んで、ケーキと花束で祝福。センスのいい女性たちの手によって選ばれた花束は、見ているだけで幸せになってくるようなすばらしいものだった。演奏会で花束は何度か見ているが、これほどすばらしいものを見た試しは一度もない。

9月8日
 いつものように、家事のための土曜日。

9月9日
 LINUXの勉強をしよう、とLINUX専用機となっている機械をちょっとだけさわる。

9月10日
 9月最後の週に有休で連休を確保する。こんなことができるのも、研修中だからこそである。

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9月中旬のブッコ(9/11〜9/20)

9月11日
 台風が都心を通過。箱根をよけて通ってきた台風だけあって、勢いはすさまじかった。朝は影響も少なく、遠回りながらも遅刻せずに会社に着いたのだが、昼前には家に帰るための鉄道がすべてストップ。窓ガラスには雨がたたきつけられ、あまりの強風にビル自体がゆらゆらと揺れている。まるで船にでも乗っているような感覚。気持ち悪くてしょうがない。
 そんな中、昼は外に出る。いつもは行列のできている牛タン屋が、この日ばかりはさすがに空いていて、11人全員が一度に入ることができた。ランチの牛タン定食がうまい。

9月12日
 朝メールを見てみると、アメリカが大変なことになっている、という話。いったい何があったのかな、とテレビをつけてみると、高層ビルが煙を上げている様子が。さらにその隣のビルに飛行機が突撃して、まるで映画のような大爆発。ハリウッド映画の宣伝か、と思っていたら、本当に起こったことらしい。それも日本時間で前の日の夜10時に起きた、ということもあって、誰もがだいたいの話は知っている、という前提での報道。夜はテレビも見てなかったので、とりあえず世界貿易センタービルと国防総省に旅客機が突っ込んだことしかわからない。なんでそんなモノが突っ込んだのか、何がどういう意味で「テロ」なのか全くわからない。
 会社に行ってみると、周囲はその話でもちきりだった。あの後ビルが崩壊したという話も聞き、いくらなんでもそこまでは、と半信半疑だったのだが、インターネットと夜のニュースでやっとテロの全貌を知った次第。

9月13日
 イスラム世界(トルコ)の研究をしている学会員と久しぶりに会い、飲む。時期が時期だけに面白い話が聞けた――と言っても私は中東問題については全く知らないから、ごく基本的なことを聞いただけだったが……。

9月14日
 研修のクラスでの飲みに、たまにはこういう集まりにも顔を出そう、と参加。しかしもうこの時期になると、こういう飲みによく行く人たちだけで集団ができてしまっていて、そういうところにずかずか入っていけるタイプでない(会話に混じるときのみそぎの「かんぱ〜い」に耐えられるほど酒が飲めない、とも言う)私は、いつものように宴席のはじで人を観察していたのだが、ハデに騒いでくれる人がいないのであまり面白くない。

9月15日
 ライブチケットの優先予約をするべく、駅前の銀行まで振り込みにいく。  床屋にも寄るつもりだったが、通り雨に降られ、やる気をなくす。

9月16日
 ニュースで、貿易センタービルにいた新婚の妻から夫に入った留守番電話、というのが放送されていた。火災の中、
「もうダメかも知れない。あなたを愛してる。それだけを伝えたかった。」
というなんとも悲痛な内容。この電話を受け取ることになった、しかも留守電でしか受け取れなかった夫の悲しみは計り知れない。悲嘆に暮れる夫の姿も放送された。あまりにも痛々しかった。
 千年以上も続くこの宗教戦争。どちらかが地球上から消え去ってしまうまで、終わることはないのだろうか……。

9月17日
 金曜日の飲みでセクハラものの失言をしていたから、周囲の女性陣の態度を気にしながら出社。しかし酒の上のことと聞き流してくれたのか、特に何もなかった。ほとんど酒に口をつけていなかったとはいえ、真っ赤な顔で周囲をはばからぬ大声で叫んでいたのだから、私がどれだけ酔っていたか、承知してくれたのだろう。
 しかし……失言には注意しなければ。

9月18日
 彼女のすすめで、TBS『学校へ行こう!』を見てみる。彼女お気に入りのコーナー「みのりかわ乙女団」が大変面白い。あれだけよく個性的なキャラを集めたモノである。
 さらに次期生のオーディション、というのがまた笑えた。女の子っぽい男の子、とゆーのがコンセプトなのだが、外見だけでなく声まで女の子っぽくできる人、ロン毛が似合う女の子っぽい外見に加えてアニメオタクな人、V6の長野のファンで、長野のことばかりをじっと見つめて、隣にいる三宅のことなど眼中にない人など、いいキャラが揃っていた。

9月19日
 同期とバッティングセンターにでかける。思ったよりヒットが出ない。
 ここにはピッチングコーナーもあり、『筋肉番付』の「ストラックアウト」と同じようなマシンがあったのでやってみる。しかし一枚も当たらない上まっすぐにすら投げられず、急速も最高70キロしか出ない……。どうやら生来の運動音痴にさらに磨きがかかったらしい。

9月20日
 会社の食堂で「黒ゴマソフトクリーム」を食べてみる。ゴマの味が強すぎ、最初は大変おいしいのだがだんだん飽きてくるのが難点である。旅先で食べたゴマアイスはもっとおいしかったのだが……。

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9月下旬のブッコ(9/21〜9/30)

9月21日
 翌日から2日間休日出勤で向かう勤務先が実家から近い、ということで実家に戻る。親に連れられた回転寿司屋で、日頃食べられないかたきを取るように腹一杯つめこむ。
 最近できたという寿司屋はいろんなネタがあり、特に旬のさんまが美味。

9月22日
 明け方に極端に冷え込み、あまりの寒さに目を覚ます。父親の服を借り、過剰なくらい厚着して出勤。勤務先では大量のケーブルと格闘。
 普段あまり接する機会のなかった同期と一緒で、今まであまりいい噂は聞いてなかったのだが、話してみるといい人だった。

9月23日
 前日の冷え込みもあって、見事に体調を崩す。明け方になって頭痛がひどく、このままでは出勤もままならない、と思っていたが、しばらく寝ているうちに楽になったので、がんばって出勤。動いているうちによくなった。

9月24日
 映画『ウォーターボーイズ』を観に日比谷へ。評判の作品だけあり、入り口には長い行列ができていた。次の回の券を買い、時間になるまで日東のティールームへ。ここのウヴァ(セイロン)ティーは大変うまい。
 一部には「前評判ほどでもない」と言われていた『ウォーターボーイズ』。前半こそそれほどでもなかったが、中盤の自己流のシンクロを披露しようとして大変なことになるドタバタ劇あたりから、ストーリーのテンポもよくなり、客席を大いに沸かせていた。やはり名優竹中直人の演技が秀逸で、彼の出番が多くなってから一段と面白くなったように思う。
 何よりこの映画の良さは、舞台となった男子校の描写である。
 急に何かを思いついた誰かが叫び声を上げて教室を飛び出し、それにとまどいながらも次第に一緒になってはしゃぎながら校舎じゅうを駆け回る仲間たち。プールに放たれた魚を捕ろうとして水を抜いたはいいものの、魚を捕まえるよりも水遊びにやっきになって本来の目的を忘れてしまう。互いに異性の目を意識する共学や、子供じみた行為を冷ややかな目で見つめる女子校にはおそらく有り得ないだろう、小学生レベルの無邪気なバカ騒ぎ。異論のある方も多々あるかと思われるが、あれこそまさに男子校のムード、イメージであるように思える。無邪気、というよりただのガキだった中学・高校の6年間が、本当に懐かしく思い出された。
 また『ウォーターボーイズ』をご覧の際には、是非パンフレットを購入することを強くおすすめしたい。名場面のカットやストーリー、出演者の紹介はもちろん、脚本家や制作秘話なども内容の濃いもので、ストーリーには直接結びつかない細かな裏設定と出演者たちの感想が載ったノートは読み応えがあり、大変面白い。いつもの600円のパンフだとあなどっては絶対に損をする!

9月25日
 平日のディズニーシーは空いているだろう、との思惑を思いっきり外される。まず入場券を買うのに3時間待ち、中に入ればファストパスチケットはすでに払底していて、最長4時間、最低でも40分は待たないとアトラクションに入れない。後で聞いた話によると、運動会シーズンで代休の取れた家族連れが、各地のテーマパークに集まったらしい。同じ日に大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパンに出かけた同期も、この人波に捕まったらしい。
 そんな混雑の中でも、いくつかのアトラクションとショーを観て、むしろコースター物がお互い得意ではない2人にとってはそれなりに満足できた。特にディズニーシーのショーは、ターゲットとする年齢層を高めにしてあるだけあってレベルが高い。音楽や舞台に興味のある彼女には、大変受けがよかった。

9月26日
 彼女の好きな通信カラオケ「HYPER JOY」が入っているかも知れない店をネットで探し、新橋へ。残念ながら機種は一段下の「JOYSOUND」だったが、お互い楽しく歌えた。メジャーな持ち歌がそれほどない、と思っていた私だが、掘り起こすと意外といろんな曲を知っているものである。まぁ、歌いこなせるかどうかは怪しいが…。
 友達と何度も出かけているだけあって、彼女の歌はうまかった。

9月27日
 営業終了の時間を見計らって、葛西臨海公園の観覧車に乗りに行く。駅に着いたところで観覧車の方から
「まもなく営業を終了させていただきます。ご乗車の方はお早めに……」
との放送が聞こえてきたものだから、二人でダッシュ。ムードが・・・
 無事に間に合って乗り込んだ観覧車からの眺めは、周囲に何もなく暗いということもあって、夜景が大変すばらしかった。遠くには台場の観覧車が見え、その向こうには東京タワーも望め、幕張や横浜、アクアラインの海ほたるですら眺めることができた。そんな観覧車は前後のゴンドラにも人はおらず、ほとんど貸し切りのような状態。最高のムードだった。
 彼女の新幹線の発車までは、東京駅構内のアジア料理屋で食事。駅構内のものにしては本格的でおいしかった。東京駅もなかなかあなどれない。

9月28日
 近くに新しくできた写真屋に、先日とった写真を持っていく。それなりに値が張るが、20分でかなり出来のいい写真を焼いてくれる。スピードと質がこれだけあれば悪くない。家に戻り、場所ごとに仕わけ、アルバムに納める。

9月29日
 学会員と飲むために、待ち合わせの千葉駅へ。途中新習志野の「SPORTS DEPO」で自転車のペダルを買い、千葉みなとからモノレールを利用。
 かなり早めに着いたので、ゲーセンで音ゲーを練習。パーカッションのゲームは、リズム感に自信はあるのだが反射神経がついていかないのでもどかしいものを感じる。ゲーセン帰りに駅前広場で、南米アンデスの民族音楽を演奏しているグループを見つけ、しばらく聞いてゆく。
 最近眼鏡に凝っている学会員は、なかなかいいデザインの眼鏡をしていて、髪型もそれにうまく合っていた。近くの和民で酒を飲みながら話す――と言っても飲めない私はひたすらミルク系カクテルに走る。

9月30日
 掃除と洗濯に一日を費やす。だが天気はすこぶる悪く、途中で雨まで降り出し、ロクに乾かなかった。

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