ぶっこ旬報
のページでございます

2001年6月のブッコです。

下へ進むほど、新しい旬間・日付の記述となっています。

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〜2001年〜


6月上旬のブッコ(6/1〜6/10)

6月1日
前日の研修の続き。めぼしいプレゼンはなかったが、発表者のほうも800人の大観衆を前に、ホールの舞台でプレゼンするわけで、なかなか難しいらしい。

6月2日
ブッコ学会員と中日−ヤクルト戦を見に、千葉マリンスタジアムへでかける。
今回の試合では中日のレフトにいるティモンズという外人のところに球が飛ぶことが多く、しかも一回ボールの処理に手間取って走者を進めてしまったこともあり、ファンからかなりこっぴどく非難されていた。しかしこの人、後の打席でホームランを打ち、その裏の守備でファンたちの歓声を受けて守備位置につくことになった。彼は丁寧にこちらに帽子を取ってお辞儀をし、それがまたファンたちを沸かせる。なかなかサービス精神旺盛な人である。

6月3日
会社の同期とバッティングセンターへ出かける。
このバッティングセンター、スピードはもちろん、右投げ・左投げからサイドスローまでそろっている。さらにピッチングマシンの前にプロジェクターが張ってあって、DVDでプロ野球選手の投球する映像が映される。そして投げる手の位置のところに穴が開いていて、タイミングよくボールが出てくるから、ちょっとだけ、プロの球を打ってるような気分になれるのだ。(ほんとにちょっとだけ。)
難しかったのはサイドスロー。球は遅い設定になっているのだが、なんか背中のほうからボールが来るように見えて、かなり怖い。逆に左投手は球が遠くにあるような感じで、思い切って手を延ばして振らないと当たらない。そして最後にやった140km/hのスピードボールはカスリもしない。たぶん当たっても自分のバットがはじき返されるだけだろう。
バンティングセンターの後はゲームセンターで楽しむ。グローブをつけて戦うボクシングゲームがあったりと、アーケードゲームも進化している。

6月4日
 会社の同期と、駅の近くのゲームセンターに、スーツに革靴でDDRをやりにいく。”放課後”というノリのような気がしないでもないが、これもまたストレス発散の一環。
 さすがに革靴は踊りにくいのだが、この格好でスマートに踊れると、なかなかかっこいいような気がするんだが……。

6月5日
 会社の同期と連日のDDR。3日以来すっかり味を占めてしまっている。同期の一人は
「足を上げすぎるのが時間のロスになる。」
と、どたばたしないスマートな足さばきを練習していた。
 私はリズムを取ろうと飛び上がるクセがあり、それで時間と体力をロスする分、一定以上のレベルになると苦しくなる。ぴょんぴょん飛んでいた方が個人的には楽しいのだが、スーツでさわやかに踊るためには、研究が必要かも知れない。

6月6日
 この週はプログラミングの研修である。
 JAVAのとっつきにくいところは、慣れると大変便利だという「オブジェクト指向」という考え方。別の言語のプログラミングを、それも初歩しか知らない身には、この考え方を受け入れるのは難しいし、実践するとなると全くわからない。

6月7日
 幕張メッセにビジネスショーを見に行く。VoIPだIPV6だ、という、その道の人にとってはしょっちゅう耳にするネタを題材にしたものばかりで、会場を3分の1も回っているとだいたい内容が読めて、飽きてくる。私が回った限り、ハッカー対策にしても本人を特定するにはまだまだといったところである。

6月8日
 今週いっぱいでやらなきゃいけないのか、とがんばっていた課題が、実はもう1週間あることが判明。それも来週から始まる全4週間のプログラムが終わってからだという。せっかく必死になって、大量にあるテキストの最後の一冊までこぎ着けたのに……。

6月9日
 会社の同期とビリヤードに出かける。初めてのビリヤードで、ただ球を突いて目標の球に当てる、というのが精一杯。他の4人はビリヤードをよく知っていて、球を跳ねさせたり背中で打ったりしていた。
 ビリヤードの後は隣のゲーセンでやはりDDRにはまり、それから同期の一人の家に向かう。途中で酒を調達し、朝まで飲みながら討論。会社の話や研修の愚痴から、お互いかなり深いレベルの話まですることができた。誰もが苦労人で、何かしらの壁にぶつかったり、重大な問題をかかえて悩んだことがあったりした人たちばかりで、考えも奥深かった。
 彼らから比べたら、私など何一つ苦労したことのないボンボンである。赤点も今までで1度しか取ったことがないし、中学受験で体壊したとはいえいいところに行けたし、大学受験もかなりの手抜き、就職留年にしたところで最後の半年は遊び倒したようなもの。多少苦労したといえば女子アレルギーぐらいのものだが、4年かけて治ったし、今は恋人のいる身である。あの場で一番危機感なくのんべんだらりとしていたのは、いかにもそうだと言わんばかりに頷いていながら、大した発言もしていなかった私である。
 ちょっとがんばればなんとかなる――幸か不幸か私はその連続で、今まで何とかしてきてしまった。大舞台で手の施しようもない壁にぶちあたって身動きがとれなくなるのではないか…それが心配である。
 男同士で話をしていると、やはり女性の話になるわけで、配属先の同期でかわいいのは誰か、という大変ベタな話になった。しかし「かわいい人」というより「”黒い”(魔性な)のは誰だ」という話になり、「あの笑顔は本当には笑ってないだろう」「目を見ればだいたいわかる、あいつは”黒い”よ」と数人の名があがり、私も全く同感だった。女性経験も豊富な彼らの意見と一致した、ということは、私の選球眼も女性経験が少ない割には悪くないらしい。

6月10日
 朝、討論が終わって仮眠でも、という時に、一人が
「カラオケ行こう!」
などと言い出した。徹夜でハイになった頭は睡眠よりカラオケを選んだ。
 まずは彼女の影響もあって、COILを捜すが見つからない。そこで山崎まさよしの「名もない鳥」を歌いたかったがこれもなく、スガシカオに走ろうと思ったが曲名はまだ覚えていない。さらに遊佐未森にまで走ろうと思ったがこれもなし。しかたないので覚えているメジャーどころを歌いつつ、他の人の曲を一緒になって歌ったり。
 そんなこんなで午前5時に帰路につき、6時に帰宅。3時間ほど仮眠を取ってから、今度は別の同期との『銀だこを食べる会』(仮)に向かうため、電車で2つほど行った駅に向かう。
 同期8人とたこ焼きをつついたあと、2人が途中で抜け、6人で映画を見る。以前から見たかった『ザ・ダイバー』。黒人と言うだけで差別を受ける男が、その差別と必死に戦いながら潜水夫となり活躍する物語。優秀なベテラン潜水夫で成果を出すものの、何かとトラブルを起こして左遷されまくる、癖のある男がコーチとなり、初めは同じように彼を差別するが、そのうち親身になって彼をサポートするようになる。大変男臭い映画であるが、彼らのがんばりと、男の友情に感動を覚える映画である。
 この後、また別の同期の家にみんなであつまり、キムチ鍋をつつく。一人暮らしの家に大きな鍋などないので、同じ鍋で2回、3回と作る。ご飯も当然3合までしか炊けないのを2回使い回したが、私他2名がとにかく食べるので、2回目は炊きあがりと同時に空っぽにしてしまった……米の独占に非難ごうごうである。

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6月中旬のブッコ(6/11〜6/20)

6月11日
 今週木曜日にでかけるOJT(現場での研修)先の部長さんにご挨拶のメールを出すが、返事がこない……何かまずいことでもしてしまったのだろうか??

6月12日
 余ったチケットをファンに譲りたいが、学校の関係でだめだと彼女から連絡いう。そこで私がかわりに、スガシカオのファンのページを見て、譲り先を捜してみることにした。

6月13日
 朝、ファンのページを見ていたら、「譲ってください」の書き込みを見つけ、早速メールを送ってみる。しかし夜に改めて見てみると、日付がだいぶ古い。どうや単なる消し忘れのようだった。
 研修予定先の部長さんからも返事のメールが届き、一安心。

6月14日
 OJT先はいつもの事業所とは違う事業所である。ところがそこへ向かう電車がとんでもない混雑で、時間帯も悪かったのか、ほとんどつぶされるようにして向かった。いつもの事業所だと反対方向の電車に乗れるのでガラガラなのだ。
 OJT先では、まずその部署の仕事の紹介を部長さんからして頂き、その後その部門の社員の方のお話を伺う。我々より3つほど上の方で、年も近いこともあって、部署のことや去年の新入社員のことなど、いろんな話を聞かせてくださった。
 今回部署には三人でおじゃましたのだが、一人は現在進行中の案件の会議に出席、お客様と名刺交換をしてきたらしい。私ともう一人は別のお客様のところに行き、仕事場を見せていただいたり、その案件のネットワーク図だったり提案書のデータベースだったりをのぞかせていただいた。今度の集合研修では提案をするから、この手の文書は大変有効な資料である。
 この日の夜、朝に書き込んでおいた「チケット譲ります」掲示板に2通もの反応が!どちらも確かそうな人だったので、先にメールが届いていた方にお譲りすることにして、彼女と連絡を取ってもらうように頼み、彼女からもそちらに連絡してもらうようにした。

6月15日
 前日のOJTの報告会。自分たちの所属する部門には本当に様々な仕事があるが、どちらかというと下流行程、つまり決まった案件のシステムを作って据え付けて保守する、という方面の仕事がメインである。そのため、仕事をするには大変な技術力が必要で、それで部門特有の研修コースがあるのだった。私はどちらかというとそういう技術的な仕事がしたい、と面接の時から言ってきたから、この部門に配属されたのには、それが反映されているのだろう。

6月16日
 約3ヶ月ぶりに実家に帰る。親との関係上帰りにくい、ということもあったが、なまじっか近すぎて実家に帰るという気分でもなく、また帰ったところで何もない。
 借金を返しつつ、会社の話などをする。卒業証書ぐらいもってこいと言われ、すっかり失念していた自分に気がつく。がんばって5年もかけて手に入れた学士号の証書だというのに。
 夕食で焼き肉を振る舞われたが、野菜で大増量したような食事ばかりを3ヶ月続けた胃にはこたえた。胃の調子が悪い、と実家にじっとしていて、結局泊まることに。

6月17日
 昼過ぎに自宅に戻る。今月の土日は遊びすぎたせいで疲れた、ということで一日ゆっくりと休む。

6月18日
 先週から続いている自習課題も最後の一冊。架空のシステム化プロジェクトの案件を読んで解決案を作ってくる、という課題。

6月19日
 部署には所属長の他にもう一人、上司の社員の方がいらっしゃって、主に事務連絡の面でサポートしてくださる。この方から
「8月以降は研修がびっちり。休暇取るなら今のうち!」
とのお話。そこで金曜日に午後半休を取ることにした。課題の方は順調に進んでいるし、半休取っても大丈夫だろう。

6月20日
 教室が妙に暑いので、涼しい廊下に出て、ベンチで勉強。他にも同じようなことを考えている人がいて、一人は教室から余っている机を持ち出して本格的に腰を据えている。空調は女性たちが寒がるから、あまり思い切ってつけられないのだった。

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6月下旬のブッコ(6/21〜6/30)

6月21日
 冷蔵庫の中から賞味期限切れの干物を発見!!実家に帰ったときに親からもらったもので、すでに期限切れから3日経過……大丈夫だろう、と食べてしまった(^^;)

6月22日
 この日に午後半休を取る人は多い。私もその中の一人となる。
 まずは下水道の口座振替手続きをしに銀行へ。日本テレコムの支払いも口座振替にしたかったが、どうやら専用の用紙が必要らしい。
 家に戻り、この1ヶ月ですっかり荒れ果てた部屋をがんばって掃除。床に散乱した新聞紙もきれいに片づけ、シンクの周りもきれいにする。

6月23日
 スガシカオがテーマソングを歌っているという映画『ココニイルコト』を見に銀座の映画館へ。大きな映画館ではないが、封切り当日とあって入り口の前には長い列ができていた。
 映画は洋画メインの私だが、この映画はなかなかよかった。特に準主役の男がいい味を出している。役者の演技もよく、面白い映画だった。
 映画の後には主演の真中瞳が挨拶に出てきた。私は以前ゆりかもめ新橋駅そばの空き地で穴を必死に掘っている真中瞳を見たことがあるだけに、よくがんばったね、おめでとう、という気分だった。
 映画の後、スペイン料理の店に入ってランチを食べ(値段も手頃でおいしかった)、ソニーのビルへとでかける。ここのPSゲーム体験コーナーで、あの有名なPS2ゲーム「蚊」に挑戦。操作方法がよくわからず最初は困ったが、慣れてくるとなかなか面白い。無表情に蚊をたたきつぶすお姉さんが怖くてナイスである。ここにはかなりやりこんでいる人がいて、蚊取り線香を自分のまわりにいくつも炊いて煙のバリアを作っているオジサンの唇にとりつき血を吸う、という荒技をやってのけていた。

6月24日
 なんだかわからないが、夜中に腹痛になる。今更のように干物に当たったのだろうか?
 そんなわけで、10時に薬屋に行って胃薬を買い、それを飲んで家でのんびりすることになった。

6月25日
 会社に初めて遅刻してしまう。初日のガイダンス部分だけだったからよかったとはいえ、簡単な始末書みたいなのを書かされたり、やっかいなことになった。しかもそのおかげでグループワークのチームで目立ってしまい、リーダーにまでさせられた。たまったもんじゃない。

6月26日
 胃薬で多少ましになったと思ったが、どうも治ってはいないらしい。食欲もなく、昼はうどんだけで済ませ、夜も麺類しか口にできない。なんだか胃だけでなく腸も痛い気がする。

6月27日
 医務室に行き、薬をもらってくる。レクチャーの間もとにかく調子が悪い。

6月29日
 お客様先へのインタビュー・シミュレーションで叩きのめされる。今回のインタビューの趣旨、というのが、こちらが把握しているのとクラス担任が理解しているのとお客様役の人が考えているのとが全く違い、「目的を見失っている」とひどい扱いだった。もはややる気も何も無くしたのでもう一人にすべてを任せ、ノートに相手の言っていたことを片っ端から書き留める役に徹した。後でチームに戻って報告すると、他のチームではそんなことは全くなかったという。どうやらまたもやお客様役によって状況の把握のしかたが違うらしい。

6月30日
 食欲がまるでない。朝食も食べず病院に向かう。こないだチラシが入っていた、新しく開業したという医院。専攻項目に「胃腸科」と書いてあったのでこれはよい、と思ったのだ。
 診察してくれたのは若い女医さんだった。一通りの診察を受け、痛みが長いので一通り検査をしよう、ということになった。幸い朝食も取ってなかったので、午後に胃カメラを飲むことになり、午前中はレントゲンと血液検査。
 午後、胃カメラを飲みに再度病院へ。検査はどうもこの女医さんの兄らしき医師(名字が同じなのだ)。初めはエコーで検査したが異常は特になし。胃の麻酔注射が痛い上、のどの麻酔液だというどろっとした液を十分にのどにため込むことができず、さらにのどに霧状の麻酔液を吹きかけられる。そうして診察台に横になり、胃カメラを受け入れることとなった。
 最初入るまでが少し苦しく痛かったが、そのうち痛みもなくなり、すっかり落ち着いた。地獄のような苦しみを味わうという胃カメラだが、医師の扱いがうまいのかあっさり終わる。  結局胃壁には何の問題もないらしく、腸の薬をもらうことになった。

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