ぶっこ旬報
のページでございます

2000年12月のブッコです。

下へ進むほど、新しい旬間・日付の記述となっています。

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〜2000年〜


12月上旬のブッコ(12/1〜12/10)

12月1日
 ゼミ合宿1日目。私にとっては最後の千葉・九十九里浜での合宿である。ギリギリの時間に着いてしまったので、茂原駅前のジャスコ1Fに売っている大判焼きを食べ損ねた。合宿の醍醐味が……。
 夜、4人があつまる”5年部屋”では、ビールを片手に何故か日本の財政赤字を焦点に議論。さすが経済学部に5年いる連中である、と言うべきか……。

12月2日
 ゼミ合宿2日目。早朝、尺八を持って砂浜に出て、一曲鳴らす。相変わらずのひどい音だし、なにせ冬の海風に吹きっさらしになる場所である。寒くて仕方ない。しかし風情だけはたっぷりである。
 午前中の発表が変な時間に終わりそうだ、ということで、先生から
「就職活動の話をしてくれないかね。」
と頼まれ、20分ほど演説。久々のプレゼンにちょっと緊張し、最後の方はまとまりがなくなってしまったが、まぁホームページに書いてある内容とほぼ一緒である。3年生にはわからない人もいたようだが、4年幹事に「いい演説でした」と言われてほっとする。
 そして昼はテニス。私はフォアハンドでかつ同じ体勢じゃないと打てないので、へっぴり腰でラケットを構えたまま激しくヨコ移動する、という大変情けないテニスになる。1時間もやるうち、だんだんとラリーを続けられるようになってきた。毎年この時期の合宿でテニスをやり、少しできるようになって帰ってゆくのだ。
 その夜の飲みは、3年生の部屋に押し掛けて飲みの場を開いたが、私はもう一人の5年と壁際に座り、酒盛りの輪を外から見て楽しんでいた――車座にいた5年に後で聞いたら「おまえら邪魔!」と言われた。
 そのうち車座がばらけはじめ、壁際でちびちびやっていた我々を巻き込み始めた。なんとなく輪に混ざって楽しくやっていたら、少ないとはいえ女の子のいるグループ、恋愛の話になった。何でも既に結婚を考えているゼミ生がいるとかで、一人が
「その相手とずーっと顔つきあわせてなきゃならないんだよ、いいの?」
と聞いたら、そのゼミ生は平然と、
「すばらしいことじゃない?」
と切り返した。その時の私は感心しただけだったが、今は実感を伴ってわかる気がする。

12月3日
 ゼミ合宿3日目。
 3年幹事に仕事だ、と宿の会計を任せたら、一人あたりいくらまであっという間に計算してきた。これには驚くと同時に、自分が後輩の教育の時、いかに手を出しすぎていたかを痛感する。厳しい選考を切り抜けてきた彼らは、選考無しのまさに”バブル期”入ゼミである私と比べてよほど優秀なのだ。彼らにもっと仕事を任せるべきだったのだ。

12月4日
 『就職徒然草』の手直しにはいる。ゼミの3年生に宣伝したから、活動中に書いたのと活動後に書いたのがごちゃまぜになってる、なんだかごちゃごちゃした文章のままでは見せられない。

12月5日
 食事中、突然口の中から歯のカケラが出てきた。一体何が起きたんだ、とかなり焦ったが、どうも病的な色をしていてぞっとする。
 そこで午後に慌てて医者に行くと、かなり大量の虫歯があるらしい。しかもパソコンのやりすぎで顎もおかしくなりつつあるとか。顎の保護のためにはマウスピースがいいと進められ、これから一生の仕事になるから、と頼むことにした。
 さて、歯医者はとにかく嫌いで、あの「きゅいーん」音だけで痛くなるタイプである。しかし思ったより痛みはなく、楽に作業が進んだ。これを機になんとか直してしまいたい。

12月6日
 『就職徒然草』を早くきれいにまとめてアップしよう、と頑張る。……オイ、学校はどうしたんだ??

12月7日
 メール友達から、オフラインで会わないか、と誘われる。一度そういうのをやってみたかったし、だいぶ長い間のつきあいのある人で、しかも女性。二つ返事でOKする。

12月8日
 くだんのメル友と携帯の番号を交換する。これでメールだけのつながりではなくなったわけだ。待ち合わせは池袋に決定。

12月9日
 ……実はこのちょうど1年前、今つきあっている恋人と初めてネット上で会い、メールアドレスを交換したのだった。大切な記念日である――がこの時はまだ彼女とは実際には会ってなかったし、そういう仲になるとは思ってもみなかった。

12月10日
 事故を起こした友達を見舞いに行く。肺に着いていたチューブも取れて、だいぶ元気そうにしていた。2ヶ月前死線をさまよっていた、というのがウソのようである。もうすぐ大学の病院に転院するとか。彼には早く治って、また「ブッコ学会」に顔を出せるようになってほしい。その時にはみんなでパーティーだ!

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12月中旬のブッコ(12/11〜12/20)

12月11日
 できあがったマウスピースをつけてみる。確かに調子はいいが、こーいうものをつけるのは初めてなので違和感があるし、なんかオエッと来る物がある。慣れるまでは大変そうだ。
 それに、歯医者に指摘されるまで気がつかなかったが、私は右の上下の犬歯をごりごりこすりあわせるクセがあるらしい。そういえば小さい頃、特に何をしたつもりもないのに、「変な顔になるよ!」と親に怒られていた記憶がある。志村けんの「アイーン」をマネするのが悪いのかと思っていたが、どうやらこれのことらしい。結局十何年経っても治らなかった、ということである。

12月12日
 学校のスキャナで、ヨーロッパ旅行の写真をスキャンする。年賀状用にするつもりだ。
 もちろんフロッピーで持ち運び出来るサイズにはならないので、一旦学校の自分のエリアに転送してから、自宅のパソコンにもう一度呼び戻す、という手を使う。あまり大量に置いてはおけないし、規定を越えていつまでも使っていると使用停止になるから、家に帰ってすぐ呼び出した。今回はかなり凝った年賀状が出来そうだ。

12月13日
 占いで「物事がうまく行かない一日」と出たので、本当に何もしない……。
 サークルの後輩から、新入生が入ったとの連絡を受ける。この時期に、大変うれしいことだ。私よりずっと有能な部長だから、きっとサークルを盛り上げていってくれるだろう。

12月14日
 床屋に行く。最近リニューアルしてから行ってなかったから、どんな風になったのかな、と思ったら、なんだかすっかり都心の美容室みたいな雰囲気になっていた。しかも実際に(おそらく法的に?)「美容室」扱いになったらしく、顔を剃ってもらえなくなって、かわりに眉を整えてもらうことにした。顔剃り気持ちよかったし、眉にはさみを入れるのは、遊んでるみたいで抵抗があったのだが、それなりにすっきりした。

12月15日
 例の会話集を借りた友達とスキーに行くことになり、そのチケットを受け取りに新宿へ。喫茶店でお茶を飲みながら、世間話をする。
 某掲示板に自分のページがやり玉に挙がっている、と後輩からの連絡を受け、行ってみる。カウンタの回りが妙によかったのはそのせいだ。訪れる人も多く、よしにつけあしきにつけ、多種多様な意見が述べられている、という噂通りである。
 一番最初の人は、こんなマイナーなページを一体どうやって見つけてきたんだろう?メジャーな場所にリンクを張らせて頂いているわけでもなし、インフォシークでも『ぶっこ新報社』とでも入れない限り出てこないうえ、Gooに至っては最初のページすら出ないというのに。
 まぁ、なんだかんだとあちこちに宣伝してるから、意外なところに情報が流れているのかも知れない。

12月16日
 午前3時半起床……いつもなら寝る時間である。池袋に6時半に余裕を持って着くためには、そうせざるを得ない。しかし結局現地についたのは5時半ごろで、寒い・眠いで1時間ほど待つことにした。
 池袋からのスキーバスは、まず所沢に停まり、友達はそこから合流。それから高速に乗り、水上高原スキー場へ。雪が多く、初滑りにしては上々である。
 午前中のスキーを楽しんだ後、オープン記念イベントのくじ引きに参加。残念賞のワックス&リムーバーをもらってくる。
 食事はレストランでバイキング。しかし大した物がなく、しかも量も少ないため行列ができていた。幸いすいているうちにいけたから、1杯は余裕を持って食べられたが、おかわりは断念――どこがバイキングだか。
 午後のスキーの最中、暴走ボーダーが私にニアミスし、そのまま友達に突っ込む。頭を打ち付けたらしく、じっと動かないが、意識はある。私はどうしていいかわからずおろおろしたり、ボーダーに文句言ったりで、全くの役立たずと化す。最終的にパトロールに運ばれたが、これといって問題はないようだった。ボーダーが大変誠意ある親切な男で、友達の様子を心配してくれていた。しかも友達が「私は休むけど、よかったら滑ってきなよ」と強く勧めてくれるので、いい気になって滑りに出る……たった一人の連れなんだから多少は心配しろっての。途中で気がついて慌てて引き上げたものの、全く人間としてなってない。

12月17日
 内定先企業から、「就職説明会の手伝いをしませんか」というメールが届いていた。時期的にも悪くないし、バイト代も出るらしいので、早速参加希望の返事を出す。

12月18日
 スキー事故のけがが心配で、友達に電話をかけるが、出てくれない。何か悪いことがなければいいのだが……。

12月19日
 歯医者でちょっとばかし痛い2本を直す。
 となりの仕切からは、小学校低学年の女の子の悲鳴が聞こえる。特にきゅいーんとも音は出ていないし、特に痛いことはしていないようだが、苦手なのだろう。子供の頃の自分を思いだした。

12月20日
 ユニクロが宣伝している「エアテック」があたたかそうだったので、買ってくる。いつも赤いジャケットばかりでバリエーションがない、と思っていたところだった。ユニクロにしてはすこし値が張ったが、悪くない。

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12月下旬のブッコ(12/21〜12/31)

12月21日
 ホームページ読者の方からメールが届く。「NOVAす人。」がやはり好評だ。しかしあれも最近サボって通うのが滞っているから……。記事としては9月の上旬で停まってしまっている――これはさすがに問題だ。

12月22日
 歯医者に行き、欠けた問題の歯を処理してもらう。何でも前に銀で埋めたところがやられ、ついに欠けたらしい。痛いところに入ると強烈に来るものがあるが、それ以外はこれといってなんともない。前は歯を削られるときの妙な感覚も痛い気がしていたが、さすがに私も大人になったらしい。

12月23日
 スキーの時の友達にやっと連絡が通じた。大事なさそうだが、なんだか態度が冷たい――あんなことしたから当然と言えば当然なのだが。近々遊びに行こうと言っていたのだが、結局話はまとまらなかった。

12月24日
 クリスマス・イブだからといって、特に何もない。
 ひたすら年賀状を打ちこみ、印刷。翌日に出せば、みんなそれなりの時期に届いてくれるだろう。  今回の年賀状はドイツでの写真がメイン。教会内部の像や飛行機から撮ったアルプスの姿などを中心にする。鉄道好きの友人には、フランクフルト中央駅で撮影した写真を使った。

12月25日
 クリスマスだからといって、やっぱり何もない。
 用事を済ませた後、NOVAに赴く。今日の挨拶は”メリー・クリスマス!”

12月26日
 夜になって、急に熱が出る。どうも高校出てから、カゼひくとぜん息にならない分熱が出るようだ。あんなに楽しみにしてもらってるのに、これで行けなかったら最悪だ。

12月27日
 熱は出ているが、動けないほどではない。とりあえず医者に行って薬をもらってくる。
 そんな中、1年間メール交換をし続けたメル友と会いに…
 楽しかったんだが…帰りの電車の中は半分死んでいた…。

12月28日
 翌日のコミケに備え、ゆっくり休む。

12月29日
 コミケ1日目。いくつかギャク系のパロディ本を買おうかとも思っていたが、回復が今ひとつなので、あえて休むことにする。翌日のメインのために、体力を貯めておくべきなのだ。

12月30日
 コミケ2日目――私にとってメインの日である。地下鉄伝言板の観察記録、缶コーヒー本に、アニメのギャグパロディと創作少女系の本、それにブッコ学会幹部に出す”危険な年賀状”のためのCG集。そして一番の収穫は「三国志」のパロディ本で、史実の人間をここまでバカにしまくった本もない、と大変面白く読ませていただいた。今まで「歴史」ジャンルには手を着けていなかったが、いいものを見つけた。
 コミケの収穫でもって、早速学会幹部2人に危険な年賀状を作成し、ポストに投函。別にかわいい女の子の絵というだけの話で、女の子が出す分には全く問題のない年賀状なのだが、男の私が出すと言うことで不気味さが増すという、大変悪趣味なしくみである。

12月31日
 駅前ではカウント・ダウンイベントがあったらしいが、私はあたたかい家の中で、20世紀最後の瞬間を経験する。
 しかし、いつもの年越しと変わらない気がするのは……??

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