ぶっこ旬報
のページでございます

2000年6月のブッコです。
「6月下旬のブッコ」は、ちょうど30日から7月2日にかけてゼミ合宿があったため、2日までの記事を載せています。

下へ進むほど、新しい旬間・日付の記述となっています。

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〜2000年〜


6月上旬のブッコ(6/1〜6/10)

6月1日
 授業の後、卒業アルバム用に、サークルの連中と記念撮影。しかし私はすでにサークルは辞めているから、ここに写り込むことは果たして正当なのだろうか??
 しかも卒業アルバムは、12,000円もする。買う気はあまり、ない。

6月2日
 いい加減手の施しようが無くなった髪を切りに、床屋に行く。夏向きに、だいぶさっぱりした。

6月3日
 電車に乗っている夢を見た。長椅子に堂々と横になって、うたた寝している。古い車体で、がたがたと揺れる。と、電車がスピードを増したらしく、揺れが大きくなった。これは落ちる、と思って目が覚めたら、自分の部屋のベッド。しかし揺れはそのまま――
 震度3の地震。千葉を震源として、関東全域に広がっていた。

6月4日
 上尾の友人の家に遊びに行く。会社の寮なのだが、まるでホテルのようなたたずまい。水まわりが共同で、電子レンジ・冷蔵庫持ち込み不可、というのが不便。
 1日、ゲームをして過ごす。本当はいろいろと「ガサ入れ」するつもりだったのだが、元々物を持っていない奴なので、何もなかった。つまらん。

6月5日
 授業の後、ゲーム攻略のホームページを探す。どうしても解けずに困っていたゲームがあったのだ。最近ゲームは行き詰まると、この手でクリアする事が多い。

6月6日
 ゼミのメーリングリストに、3年生のアドレスをすべて登録する。当分このリストは、ゼミ生専用になるだろう。

6月7日
 浪人生の友人から電話。しばらく電話が無かっただけに、もしかしたら自殺など……というエンギでも無いことを考えていたのだが、元気でがんばっているらしい。よかった。
 ホームページに「5月下旬のブッコ」をアップ。その作業で自分のページを開けたら、カウンタが1994を示していた。ページ更新の確認作業で入ってもカウンタが回るので、うかつにメモリアルカウンタを自爆しても悲しい物がある。しばらくは入れない……。

6月8日
 思いっきり晴れた一日。夕方、NOVAで授業を受けている間に通り雨に遭うが、帰るときにはあがっていて、助かる。

6月9日
 FF9の発売が近いこともあって、途中で放棄していたFF8のクリアを目指すが、ついに主人公のレベルが最大の100になってしまった。あっというまにレベルアップするゲームだからしかたないのだが、自分のレベルに応じて敵も強くなるシステムだから困る。攻略のホームページには、「ある場所はLV100の敵が出てくるから要注意!」と書いてあったのに、もはやどこに行ってもLV100の敵が出てくる。もっともこちらもその敵をあっという間にたたき伏せるほど強かったりするのだが……。

6月10日
 ついに2000カウントを通過。ゲストブックにいくつか書き込みがしてあったので、フォローアップを書き込む。感想のメールも届いていたので、返事を出す。このところ更新しているせいか、カウンタの回転数がいい。今は時間がたっぷり使える身分だから、どんどん記事を出していこう。

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6月中旬のブッコ(6/11〜6/20)

6月11日
 初めての免許更新に、試験場に出向く。
 申込用紙に貼る写真は、試験場内のインスタント機で撮影。デジタルカメラらしく、室内のカメラの脇に、デジタルな感じで写り具合が表示されるのが面白い。「白い服は全体的に真っ白に写ります」と警告されていたが、無視。寒い日だったから、半袖シャツの下に緑のTシャツを着ていたから、単に脱げばいいだけの話だったのだが、面倒だったのだ。案の定、かなり画面の白い写真が出てきたが、どうせ申込用紙のためだけ、免許証の写真は別に撮るからどうでもいいのだ。
 申込用紙を提出するとき、更新手数料を払うのだが、2950円という半端な値段。窓口の上を見ると「釣り銭のないように」と書いてあるが、そんなハンパな小銭を持っているわけもない。そこで売店のオバサンにかけあったら、「お釣りが会っても大丈夫です、一万円でも大丈夫です」とめんどくさそうに言われた。この辺の対応はいかにもお役所的で、大学の学務課に通じるところがある。
 窓口では変な印紙を2枚もらい、申込用紙の裏に貼る。これを持って目の検査に行き(片目0.3、両目0.7を測定するだけの簡単きわまりない検査である)出口ではんこをもらう。それを別の窓口に持っていき、オジサンにまたはんこを押してもらい、一緒に古い免許証を無効にするために穴を開けてもらう――なんかスタンプラリーのような気分である。
 2つ目の窓口のオジサンはもごもごとしゃべる人で、何を言ってるのかよくわからない。無免許とかそういう悪い経歴がないかどうか、ということだったらしいと感じでわかり、「はい」と適当に答える。実際今まで無事故無違反である。
 これが済むと、コンピュータの並んだブースに行き、事務のお姉さんに用紙を渡してチェックを受ける。そしてその奥で免許用の写真撮影。デジタルデータを利用したかなり高性能な機械である。そして最後に出口でチェックを受け、講習を受けに別の棟へ向かう。これがまたずいぶん遠いところで、免許試験場の端っこにある。
 講習は優良運転者向けで、30分で済む。半分連絡のような内容で、それもチャイルドシートの話ばかり。面白くない……。よっぽど、待ち時間の間に流されていた、制動距離の実験ビデオのほうが面白かった。
 帰り、ここに傘を置き忘れてきて、取りに戻ったら、どうやらバスが出てしまったらしく、あと20分は来ない。そこで、歩いて帰ることにした。いい運動にはなったが、結構な距離があった。
 もっとも、免許証の写真が3年前に比べて明らかに太っていたので、やせるにはちょうどいいかも知れない。この3年間体重は変わってないのに、外見的な変化がすごい。これは良くない兆候だ……。

6月12日
 合宿地の地図をもらいに、先生の研究室へ。院生の人もいて、1時間ほど話し込む。相変わらず先生は気さくな人で、話も面白い。残念ながらパンフは研究室にはなく、木曜日に改めて頂くことになった。
 その後の先生の授業を取っていたので、ついでに授業で使うプリントを教室まで運び、さっさと配ってしまう。教室では他のゼミテンがマイクの用意をしているはずだ。別にいやいややってるわけではなく、善意でやっている面が強いのは、先生の人望の厚さがなせるわざ、というところか。尊敬できる先生だと思ったからこそ、先生のゼミの門をたたいたわけだが、無事に入ることが出来て本当によかった。

6月13日
 メール友達の一人が新潟から名古屋まで行くと言うので、経路を調べてみたらすごいことになった。東京回りで新幹線を2本使うか、特急で長野県を縦断するか……。東京から富山県に向かうようなものか。やはり日本アルプスの向こう側に出る、というのは大変な労力が要るのである。

6月14日
 夜、気晴らしに車を走らせたら、いつしか30キロオーバー……慌てて制限までスピードを落としたら、5分ぐらい行ったところに警察車両が!幸い捕まらずに済んだ。

6月15日
 先生の研究室に行き、パンフをもらってくる。ひとしきり話をしてちょうど授業の時間になると、「それじゃ、行こうか」と先生。こういう気さくなところがいいのだ。

6月16日
 RPG制作ツール「RPGツクール95」を買いに新宿へ出る。ついでにゲームコーナーも見て回るつもりが、時間がなくてできなかった。その上その後のNOVAのレッスンに遅刻。先生から「前回も遅刻してきたね」と言われてしまう……そうだったっけ??

6月17日
久しぶりに泳ぎに行く。雨が降っている上に車は父親が乗っていってしまったので、しかたなく歩いていく。歩くには少し遠いが、やせるためにはさほど問題はない。
以前なら2時間たっぷり泳いでいられたが、どうも体力がなくなったらしく、1時間半で切り上げた。クロール25mのタイムも5年前より3、4秒遅くなっている。明らかに弱くなっている……。

6月18日
 前日からル・マン24時間レースをやっていて、時折流される中継を見る。テレビ朝日のチームはヤジレースかと思っていたが、意外と強いらしい。出場した2台とも完走し、一台は6位。最後のほうになると同じチームの車が編隊を組んで美しくチェッカーを受ける。もはやレースではなく、完走が目的になっているからそうなのだろうが、そうなると見てる方より実際に参加した方がずっと面白い。とても主体的なレースである。

6月19日
先生の授業だけは、絶対に欠かさない。しかし内容が高度で難しい……いや、いままで普通に勉強していればわかるんだろうが、不真面目な私には厳しいものがある。

6月20日
 就職活動の時出会った学生から久々にメールが来る。私と同じ外資系から、シンクタンクを切ってフリーターに転身する人など、誰もが自分なりの道を見つけたようだ。

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6月下旬のブッコ(6/21〜7/2)

6月21日
 授業は午前中で終わるのだが、NOVAは5時から入れている。その間に大学でホームページやメールをチェックし、一旦家に戻ってNOVAの復習。そろそろポイントも無くなってきたから、いい加減レベル6を脱却しなければ……。

6月22日
 内定先の企業に、今後の予定について問い合わせる。他の学生たちが入社承諾書その他を書いているのに、内定一ヶ月経っても何の連絡もなく、心配になったのだ。

6月23日
 今度こそ「RPGツクール」を入手しようと新宿に向かうが、「95」ではなく新しい「2000」が置いてあった。最低動作環境が自宅の機械より上なのが気になるが、何とかなるだろうと思って購入。ついでにPSゲーム売場に足を延ばし、「ロードモナーク」が1500円で売られているのを見つけて購入。
 で、インストールしてみたが、やはりCPUパワーが足りないようで、マップ制作は出来てもテストプレーになるとほとんど動かない状態。ボタンを押してから反応するまで1秒ちょっとかかるのだ。
 新しい機械が欲しい……今店に並んでるのなら10万切るやつでも十分な性能が……。

6月24日
「ロードモナーク」が面白い。途中のアニメーションで登場する人物がゲーム上に出てこないのが悲しいが、戦略シミュレーションとしては非常に面白い。
一種の陣取りゲームで、マップ上に拠点を作って領土を広げ、どのくらいの時間で領土の何%を占領できたか、いかに少ない被害で領土を征服できたかが問題になるのだが、領土を広げていく様子に細胞分裂っぽいものを感じる。近頃「パラサイト・イブ」や「リング」シリーズなんかを読んだので、そっちに出てくるおぞましい細胞やウィルスを連想してしまった。

6月25日
 衆院選投票日。選挙区が東京18区、菅直人のおひざもととなれば、誰に入れるかはだいたい決まってくる。実際、他の立候補者もぱっとしないのだ。

6月26日
 一応23歳の誕生日。大してうれしくもない、というのがその感想。誕生日の名目で、親の金を使ってしゃぶしゃぶを食べられるというのはいいが……。
 大学では、ゼミで集合写真を撮る。去年は4年だけだったが、今年は3年も含めてかなりの人数での撮影となった。

6月27日
「ロードモナーク」のある面で行き詰まり、あちこちホームページを探してみるが、攻略法が載ってない。しかたないので、ホームページに書いてあった一般的戦略を参考にやってみたらうまくいった。情報源にしていたホームページで「攻略法を募集します」とあって、そのページの攻略記事は載ってなかったから、あるいは出してもいいのかもしれないが、大した攻略法でもさほどいい成績を上げているわけでもないから、投稿するだけ恥ずかしいだろう。

6月28日
ついにNOVAでレベルアップ推薦状を獲得、レベル5への試験を受けることになった。しかし、これまでやってきたテストに比べて格段に難しくなっていて、前2回のようにさっさと解いて提出、というわけにはいかなかった。

6月29日
ゼミの後輩からの電話で、朝8時半に起きる――というか起こされる。本当はあと30分眠れる所なのだが、調子がいいので二度寝せずにそのまま学校へ。
 夜、ホームページの原稿を書きためておく。翌日からゼミ合宿で、しばらくはキーボードをたたけない。

6月30日
 ゼミ合宿で千葉県・白子温泉へ。準備に手間取り、出発がかなり遅れる。といっても遅刻になるようなタイミングではない。
 茂原の駅で時間が余ったので、ジャスコの3階の本屋をうろつき、マンガを一冊購入。1階で大判焼きを買うのは、合宿での行事の一つである。
 ゼミは5時に開始、1人やって夕食。相変わらずボリュームたっぷりで、メインディッシュが明らかに2つある。おいしいからいいものの、小食の奴にはちょっと大変そうだ。夕食には必ずビールが出るのだが、食後もゼミがあるというのにこんな物飲んでいいんだろうか……??
 夜の発表は3人。最初の一人目が、私がゼミでコメントを担当するゼミ生で、ゼミでの仕事は初日の夜にしてあっけなく終わってしまった。
 ゼミの後、もう一人の5年と風呂で愚痴ってたら4年が入ってきた。彼にはとても聞かせられない……。
 枕が変わると意外とすんなり眠れる、という自信があったのだが、この日はなんだか寝付かれない。1時間ごとに寝たり起きたり。

7月1日
 朝、眠い目をこすりながら浜辺へ。この夜には飲みがあるから、その朝に早起きして……ということはとても出来そうにない。「早朝尺八」をやるならこの朝しかない!そのためだけにがんばって尺八を持ってきたのだ。
 浜辺は意外と人出があって、誰もいない場所を探すのに苦労した――大してうまくないから、独奏で人に聞かせるのは気が引ける。とりあえず1曲吹いたが、疲れたし、朝食の時間にもなったのでさっさと帰る。もう少し早く宿を出ていればよかったのだが……。
 朝食後、3人の発表。先生の評価が芳しくないのが気にかかる。
 今回は発表者が少ないので、昼食後から夕食まで自由時間である。昼から小雨という予想は見事に外れ、梅雨の合間の快晴である。早速5年の一人と海に繰り出し、体を焼く。3年も何人か遊びに来ていて、彼らも海に飛び込んだり、楽しそうにしていた。海水は思ったより冷たかったが、砂浜が暑いので問題ない。3時間じっくり体を焼いてから、宿に戻る。
 昼時にゼミ生が1人、夕食前にOBが4人やってきて、大所帯になる。
 この日、夕食後の3人の発表を終え、すべてが終了。先生に「あんまり飲み過ぎないように」とクギをさされる。……去年は救急車を自力で呼んだ奴がいたし、一昨年は1日目の夜に飲み過ぎて発表がへろへろになったことがあった。この手の「伝説」は”Never, No More”(先生談)といったところである。
 夜の飲みは、OBは外の居酒屋で、ゼミ生は4年と3年に分かれて飲んでいたが、そのうち3年を4年の飲みに呼び出し、盛り上がる。地元の人と混じって盛り上がっていたOBたちも、1時過ぎに戻ってきて、さらににぎやかになった。ゆっくり飲みたい連中は廊下に引き上げ、体を壁に横たえてだらっとしながらしゃべる。
 ビールは苦手だったが、思い切って飲んだら結構飲めた。やはりビールは口の中で味わう物ではないようだ。その後飲んだライチ酒・梅酒はおいしかった。いつもの倍近い量を飲んで、夜も遅くなっているのに平然としている――これだけ楽しく酒を飲めたのは久しぶりだ。自分の飲み方を思い出したような気がする。
 飲みも終わりになって、OBの一人(といっても私とは同期入ゼミなのでよく知っている)がすっかり酔っぱらい、ふらふらになっていたので寝かしつけようとしたが、とにかく苦しんでいる。その様子が面白くて、介抱しながらもう一人のOBとげらげら笑っていた。彼の介抱は5時前まで続いた。

7月2日
 翌朝7時に平然と起きる。さんざん飲んで、2時間しか寝てないのにピンピンしている。それならもっと飲めそうな気もするのだが、あのアルコール自体のにおいが苦手な上、大した量を飲まないうちに真っ赤になって寝てしまう。大した量を飲めないからこそ、回復も早いのかも知れない。
 朝食前に展望風呂に行ったら、先生がちょうど出てくるところだった。夜の飲みの話をちょっとしたら、面白そうに笑っていた。学問に対しては厳しいが、学者っぽくなく、普段から気さくなところが先生の持ち味の一つである。
 朝食はバイキング形式で、私はふわふわのスクランブルエッグが一番おいしいと思っている。ジュース飲み放題なのもうれしい。どうやら昨日の飲みが堪えたのか、3年しか来ていない。
 朝食後、9時に精算を終え、写真撮影の後解散。私は後輩数人と共に、ゼミ生の車で本納の駅まで送ってもらい、昼前には家に戻った。
 大判焼き、海辺でのリゾート、早朝尺八、飲みと、今回は堪能し尽くしたゼミだった。

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