ぶっこ旬報
のページでございます

2000年4月のブッコです。

 企業名は全部伏せてあります。企業名の問い合わせには応じかねますので、ご了承ください。また各企業に対するイメージやコメントには、ブッコ本人の先入観や偏見がかなりの割合で混じっております。鵜呑みにしないようにお願いします。また勝手に企業名を当てはめたり、本ページの他のコーナーの内容を結びつけたりして、その企業を一元的・一方的に見ないようにしてください。就職活動中の皆様は、特にその点、ご注意下さい。

下へ進むほど、新しい旬間・日付の記述となっています。

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〜2000年〜


4月上旬のブッコ(4/1〜4/10)

4月1日
 大手コンピュータメーカーの説明会で、本郷三丁目の資料室へ。
 大手コンピュータメーカーは相変わらずの独自路線な企業で、ある媒体を使ってコンテンツ系のネットビジネスに乗り出そうとしている。この手のネットビジネスはITバブルの極致だと私は思っているので、一大企業である大手コンピュータメーカーがのりだす、ということに違和感を感じる。大企業が乗り出すにはあまりにもリスクの多い賭けではないのだろうか??

4月2日
 都市銀行のOBに会いに行く。一回に2人の人と会って話をする。それなりに勉強したので、さほど失敗はしなかったと思う。
 そして自分のいたブースの真後ろには、同じゼミのゼミ生がいた。前回のゼミ説明会で一緒だったから、同じコースをたどることに間違いはないのだが……。

4月3日
 そろそろ休みが貴重になってきた。大変だが、持ち駒っぽい企業が増えるのはいいことだ。
 履修登録が近くなってきた。活動と重ならないかどうか心配である。

4月4日
 情報サービス企業の一次面接。会場で、セミナー・見学会で一緒だった例の女性に会った。明るくて親切な女の子で、顔立ちもなかなかいい、と思う。
 採用のイベントでしょっちゅう出てきたおじさんと、ロマンスグレーのおじさんがいた。志望動機や自己PRなど、ごく普通の面接だった。
 面接の後、特別にSEの元締めみたいな人に呼ばれて、話をしてきた。面接官が「一度会っておいたほうがいい」とこの人にたきつけたらしい。2年間練ってきた職業観や自己PRには結構自信があって、面接でも受けが良かった。それと同じようなことを話したら、ご本人にも受けがよかった。これはうまくいったかも……??
 その後の試験は、業者制の一般的なテスト。ただ、英語が普通のと比べて若干難しかったかもしれない。しかし、私にとって一番の問題は「性格診断」である――何しろ面接ではだいぶ性格をねじ曲げてるところがあるので、本性が出てもらっては困るのだ。もう少し時間があれば、高校時代からの小説書きで鍛えた「なりきり」でクリアできるのだが……困ったものである。
  今日が、先週受けた大手コンサルタントからの返事の期限の日。しかし、結局連絡は来なかった。おそらく成績証明書出さなかったからだな……。
 そもそも3月末に成績証明書出せという企業がおかしい。国立の場合、去年終了時の成績表すら出ていない。代わりに去年前半の成績表をコピーしろというのだが、後半の履修登録が終わった時点で用済みとなるハズのシロモノだったから、きっと部屋のどこかに埋もれているし、本来ならもうなくなっててもおかしくない。
 それでは大手コンサルタントは、私の半年間の成果を無視しようというだろうか!?特に私の場合、前半は就職活動でツブされてロクな成績を残せていないのである。それで判断されてはたまったものではない。  そんなハンパは判断しかしない企業などどうでもいい……と思いつつ、かなり痛い物がある。

4月5日
 午前中、大学に行って成績表を受け取る。――あまり芳しくないが、その分卒論はがんばったし、情報処理の資格も取った。残ってしまった単位数も、この夏で十分取れる量である。
 午後には2社回る。最初は都心のビルの一室で、大手繊維メーカーの説明会。母親の勤めていた会社で、「のんびりしている」「上品な企業だ」ということで、結構合うかも知れないと感じて受けてみることにした。
 一通りの会社説明の後、製品紹介と言うことで、社員が傘を持ち出して水をぶっかけたり(床はカーペットだというのに、大丈夫なのだろうか??)ミトンにライターの火を近づけて「燃えません」と実験してたりと、なかなか面白かった。続いて筆記試験があったのだが、テーブルクロスが邪魔で書きづらい。
 午後は情報サービス企業の一次面接。入り口で採用担当の人を直接呼び出せる。そうして中に案内されると、交通費を支給してくれると言う。新宿までの往復580円だが、助かる。やっぱりいい会社だ。
 面接官は採用のチーフ的な人で、一橋のOBだった。おかげで大学の話はしやすい。子会社であるがゆえの問題を中心に質問を浴びせてみる。悪い感触はなかった。

4月6日
 情報サービス企業の説明会へ。某鉄道会社の子会社で、旅行業界とつるんでいろいろやっているらしい。それなりに面白そうだが、旅行業界はあまり興味がないから、どうだろう??
 13日に強制的に見学会を設定され、やむなく某大手企業の説明会をあきらめることに。

4月7日
 午前中、情報サービス企業の説明会へ。こちらは某鉄道会社のシステム構築を基盤としていろいろやっている。こちらのほうが仕事としては面白そうだ。続きで行われた筆記試験を受けるが、さほど難しさは感じない。
 午後は都市銀行のOB懇談会。いろんなセクションのOBと話をする機会が得られた。しかし、会う人ごとに全然タイプが違う。都市銀行としては一体どんな感じになるんだろう??やはりよくわからない、この企業……。
 そしてなんとこの会場で、小学校の頃一緒に中学受験を目指していたSと久々に会う。中学の時に会っていたものの、それからでもほぼ10年ぶりである。もう一人、一緒に中学受験をやったTを知っているので、早速電話をかけて呼び出した。新宿のゲーセンでぬいぐるみをいくつか取り(Tに好きな女の子ができて、その子がぬいぐるみが好きだというので、集めているらしい)、DDRで汗を流す。スーツ姿に革靴で、かちかち靴音鳴らしながらやるDDRは楽しかった。
 ゲーセンを後にし、カラオケ屋へ行くことになったが、Tが呼び込みにひっかかる。本当は呼び込みのある店など行きたくなかったが、しかたなく呼び込みの相手をし、さんざん言って値切らせた。私の思っていた相場より若干高かったが、新宿で金曜の夜という悪条件のため、妥協した。
 そのカラオケ屋、何しろ照明が変な紫色で薄暗く、ホラーなインテリア。白いワイシャツがことごとく蛍光色に輝くのは目につらかった。覚えたてのポルノグラフィティ「ヒトリノ夜」を歌ってみるが、高音部が出ない。3つキー下げてようやく声が出る……なんだこの曲は。さらに、スーパーベルズも歌ってみるが、間の取り方が非常に難しい。これも持ちネタにはなりそうにない……。
 帰りはどこかいいところで食事を、とも思ったが、Tが翌朝ゼミでつくばまで行くというので、吉野屋の牛丼をさっさと食べて帰ることになった。

4月8日
 去年公認会計士の資格を取り、何故か今年留年したとあるゼミ生のために、先日講義要項その他の書類を手に入れていたのだが、それを渡すために日本橋の三越で会うことになった。その後の大手繊維メーカーの説明会は、そこから目と鼻の先にある。
 資料を渡すと、そのゼミ生は大いに喜んでくれて、商品券まで頂いてしまった。ありがたく頂き、説明会の帰りに三越の地下で紅茶を買って散財。ウェッジウッドのアールグレイとトワイニングのプリンス・オブ・ウェールズ。どちらも気に入っている。
 説明会は、最初に何人か社員がパネラーのように前の机に現れ、会社の説明を行い、その後何人かの集団に分かれて、2人ぐらいの社員を相手に質問する、というもの。なかなか面白いことが聞けた。大手繊維メーカーも含め、けっこう繊維業界も面白そうだ。

4月9日
 この10日間で、休みが3日とこの日だけ、というのはやはり異常である。
 両親は奥多摩に撮影に出かけて留守、ということで、居間のテレビで、広島×阪神のデーゲームという奇特な番組を見て、和室のテレビでゲームを半分まどろみつつやって、たまにメールボックスを確認しに部屋へ……と家全体をフル活用して怠惰な一日を過ごす。
 昼食は外に出て食べるのがめんどくさいので、その辺にあったキャベツとタマネギを具に、オリーブオイルとニンニクで炒めたガーリックライスを作り、食べる。最近両親が家にいないことが多いので、昼を勝手に作るのにも慣れてきた。大概は一番簡単なチャーハンで済ませる。カップ麺もあるが、基本的にあまりおいしくないので食べない。スパゲッティという選択肢もあるのだが、いちいちゆでるのが嫌なのだ。

4月10日
 情報サービス企業の説明会で赤坂へ。毎年初詣で行く場所なので、若干なじみがある。
 グループワークでの説明会の後、一緒にいた女子学生と赤坂見附の駅前まで一緒に歩き、さらにメールアドレスを交換。こうして集まったメールアドレスは結構な量になっている。

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4月中旬のブッコ(4/11〜4/20)

4月11日
 午前中、情報サービス企業の説明会へ。募集要項の「人数:若干名」でやる気をなくす。”若干名”というのは”いい人がいれば採る”というやつで、”採用活動やるきなし”と言っているに等しい。とてもバカらしくて受けていられない。一応筆記試験は受けたが、通ってもすぐお断りすることになるだろう。
 午後、お気に入りの芝公園付近を散歩しようと思ったら、この後の大手通信会社への入場パスとなるハガキを無くしたことに気がつく。慌てて道を戻ってみるが見あたらない。しかたなくあきらめて、東京学生の資料室で、予約画面のホームページを出力することにした。間に4時間近く時間があったから助かった。
 大手通信会社の筆記試験会場は新橋からゆりかもめで2駅行った先、竹芝のビル。受験人数も多く、圧倒される。そして試験も難しい……計数問題が解けるハズもないほどの問題量で、英語もかなり難しい。これまでの2年間で受けてきた試験の中で最も難しい問題だった。

4月12日
 朝7時に家を出て、23区の東のはずれ、東陽町へ。大手情報サービス企業の筆記試験なのだが、大手通信会社の数倍の受験者(おそらくあの会場に軽く2000人はいただろう)がひしめき、試験自体も大手通信会社に輪をかけて難しかった。目下第一目標なだけに、これは厳しいものがある。
 続いて移動時間1時間で大手繊維メーカーの一次面接へ。もちろん昼食は取れない。2対6の集団面接で、ごく普通の、自己PRや志望動機、学校でやったことなどを発言。
 これが終わったのが午後2時半だが――午後6時まで何もない。品川で大手自動車メーカーの社員と会うのだ。
 そこで、面接で一緒だった人と食事をして時間を潰すがまだ余る。しかたないので品川に行き、コンコース内の本屋で最近ハマった「BLACK JACK」を買って、近くのコーヒースタンドでさらに時間を潰す。
 面会場所は、品川プリンスホテルの喫茶質。それなりに面白かったし、自分なりの発言が出来た。ただ、自動車産業向けの研究がうまくいってなかったところがある。
 面会が終了し、家に帰ったのは午後9時。ひどい疲れ。全く、大変な一日だった。

4月13日
 いくつかの企業が衝突したこの日は、2社回ることになった。
 まずは大手コンピュータメーカー。湯島のホテルで開催されたが、入り口に「試験会場」と巨大な看板があるのに驚く。これまでそんな感じの、よくテレビで報道される感じの表玄関だったところはなかったのだ。
 大手コンピュータメーカー謹製のテストだったが、大手情報サービス企業ほどの難しさは感じない。  そして午後は、情報サービス企業の見学会・筆記試験で国立まで出ることに。施設を一通り見学した後、筆記試験。痛いのは提出する予定だった履歴書を書き忘れたことである。この手のミスをするとたいていの場合、落とされる……。

4月14日
 ゼミの選考会で面接官をやる。今年は応募18名。うち女性1名……やはり少ない。一方面接官は4年2人に5年2人。
 今年の選考は去年ほど「おもしろい人たち」がいない分、厳しい選考になった。去年は上から合格者を決めて、最後の1人2人はコネ枠を作る余裕があったのに、今年は下から落とす人を決めることになり、コネ枠は作用しなかった。もう1人の5年と、
「俺たち、ほんとにバブル入社組になったな」
と苦笑い――我々の時は募集10人で応募11人で、とりたてて選考もなく全員通過したのだ。
 その後、大手情報サービス企業の人の話を聞きに行く。一緒になった男子学生がかなりうざいキャラで、IT産業とその企業にやたら詳しい。正直「やってらんねーなぁ」と思いつつ、その場を過ごしていた。その企業は金融重視のシステム・インテグレーション企業で、タイプ的には大手コンサルタントと似ている。そう考えると受けるだけムダかもしれない――そう思うとやる気が失せた。
 情報サービス企業の筆記試験から1週間。受かるときはだいたい返事が来る。同じ時期に受けた都市銀行は既に返事をもらえていて、15日に面接の予定だ。となるともうあきらめた方がよさそうだ。

4月15日
 都市銀行の筆記試験。たしか業者モノだったと思うが、ごく一般的なものだった。
 情報サービス企業の説明会、結局予約できずに断念する。
 それよりなにより、翌日に第一種の試験を控えている。これまで会社の行き帰りでいろいろ勉強してきたものの、自信のかけらもない。疲れた体にむち打って、最後の追い込みである。

4月16日
 第一種情報処理技術者試験、当日。会場が品川と目黒の中間点にある明治学院大学。どこの駅からも遠い、非常に不便な場所だった。
 午前の試験は、やはり大変だった。わからない問題はしかたないとして、そういえばこんなことが……と思う問題で答えに自信がないのが一番悔しい。半年前の2種で得た知識も援用して、なんとか30分ぐらい時間を余らせて試験を終える。途中退出が可能なので、試験官に解答を渡して外に出る。食事は結局近くのコンビニで弁当を買い、構内のベンチで参考書を見ながら食べることにする。
 午後は実際的なシステム構築例をもとにした問題。参考書には50文字ぐらいの記述を書かせる問題ばかり載っていたが、うまく問題を選べば長い記述を書かなくてもよくなることが判明した。現代文が得意だったくせに、と思うが、長い記述は答え方によって点数がブレるからいやなのだ。
 活動の合間の日曜日がこれで、しかも翌日からはまた何社も回ることになる。体は大丈夫なんだろうか……??

4月17日
 朝、大手通信会社のOBと会い、話す。さほど悪くはない感触をつかむ。
 午後、まずは情報サービス企業の筆記試験。移動に手間どりギリギリで到着。企業謹製の試験で、パズル的な変わった問題だったが、さして難しさは感じなかった。
 企業の試験会場は、五反田と品川の中間点。時間が予想通りなら、ここから30分で日比谷に出なければいけない。タクシーも辞さない覚悟だったが、予想より30分早く終わり、バスと電車で都市銀行の面接へ。
 まず、一階の大広間で面接。ひととおり終わると今度は裏手に連れて行かれた。そして二次試験で、今度は怖そうな中年の男。何か疑い深そうな目つきでこっちを見てくる。非常にやりにくいし、対銀行・金融は弱いから、すぐに底が見えてしまった。これで都市銀行は終わりだろう。もっともその目つきのわるい面接官と話しているうちに、銀行への未練がなくなったからかまわないが……。
 ――その後聞いた話によると、一階の面接で「後日連絡」と言われた人はその時点でおしまい、二次面接で合格しても、さらに5人との面接をクリアしないといけなかったらしい。私にはそこまでのやる気は、銀行での仕事には持ち合わせていない。ここで終わるのが妥当なところだったのだろう。

4月18日
 9時半から、大手情報サービス企業の二次試験。一度別の企業とバッティングを起こし、ここまでずれ込んだ。英語の検査の後、性格検査をやり、後ろのブースに呼ばれて面接を受ける。第2種情報処理技術者は取得済み、16日に第1種も結果待ち、今度の秋のネットワークスペシャリストも受けようかと考えてる、と話したらやたらと受けが良かった。
 昼からは、大手情報サービス企業の説明会・試験で大森へ。時間には十分な余裕があった。しかし――問題はこの後だった。この説明会が遅くにずれ込み、次の大手繊維メーカーの会場である、内幸町への移動時間が1時間。電車と徒歩での移動は危険だった。
 ということで、大森の会場の目の前でタクシーをつかまえ、行ってもらうことにした。ドライバーは愛想のいい人でよかった。途中で携帯に娘さんからの電話がかかってきたが――やっぱり、背負っている物が違う。この人は家庭を背負って働いている。「やりたい仕事を見つける」というだけの自分とは重みが違う。もしかしたら自分が新卒で入った結果、こういう人たちを追い出すことになるかもしれない。だとすると、私の内定が持っている重みとは――疲れでだるくなっていた気持ちに、張りが出た。
 大手繊維メーカーの二次は1対1の面接。情報処理の資格を持っていると言うと、あとの志望理由が説明しづらくなるので言えない。大きな武器を一つなくした状態での面接は厳しかった。さほど厳しい質問をせず、こちらのPRを聞くという姿勢の面接で、学生にとっては居心地が良かった。やはり大手繊維メーカー、というところか。

4月19日
 朝、都市銀行のリクルーターと市ヶ谷の横浜銀行前で待ち合わせ。少し離れた都市銀行の支店の二階に連れていかれ、ブースで面接を受ける。話を聞くたびに、銀行業務への興味が薄れてくる。もう銀行は受けるまい。
 午後は学校の身体測定。尿検査でひっかかる――この2週間、急に忙しくなったスケジュールを考えたら、しかたないかもしれない。後日再検査というのが面倒だ。
 そして――大手情報サービス企業の試験結果が、今日までだった。そして返事は来なかった。どうやら時間の無かった計数問題を適当に埋めたのがよくなかったらしい。誤答率でもカウントされたんだろう。第一志望だっただけに痛すぎる。もはやどこの会社でもかまわん!採ってくれ〜!!

4月20日
 午前中、大手メーカーの集団面接。面接官の感じも良く、すごく和やかな面接。それなりにPR出来たが、周囲の人のレベルを考えると、合格できるかどうかはとても心配だ。
 面接が終わったのは、12時半。そして今日2社目の大手情報サービス企業の試験会場は横浜・関内。千葉県内の会場から東京駅を経由して横浜に向かい、さらに京浜東北線に乗り換えて関内へ。もちろん食事をとっている時間はなく、東京駅で買ったおにぎりを、東海道線の中で食べる。
 説明会は、ホールを使った大がかりなもの。こちらもガンガン仕事をやらせるタイプの企業で、実力をつけるにはもってこいだろう。
 帰りがけ、近くの文具屋で、うちのプリンタにも使えるOHP用紙を発見。ある企業でOHPによるプレゼンをすることになっていたので、買っておく。といっても前回のその企業の面接に通っていなければ意味ないのだが、通るとしてもそろそろ準備を始めていないとまずいだろう。

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4月下旬のブッコ(4/21〜4/30)

4月21日
 午後、情報サービス企業の一次面接。本社のあるビルの入り口、ドアが横に開くタイプではない、普通に前後に開くタイプなのに自動ドアだった。前に立つと向こう側にすぅっと開いていく様子がちょっと怖かった。向こう側に人がいたらかなり危険だ。
 面接官はオジサンが3人。威圧的で、かなり怖かった。圧迫的な質問が多く、いちいち釈明するのが大変だった。しかも、あちこちいろんな企業を受けている、と正直に言ったら「そろそろ受ける企業のタイプを決めて欲しいね」と言ってきた。あまりに違うタイプの企業を受けている、というのはよくないらしい。
 ともあれ、この企業の社員はどうも威圧的だ。

4月22日
 大手通信会社のリクルーターに会いに、新宿NSビルへ。数日前、電話があったのだ。ということはあの筆記を通過した、ということなんだろうか??
 一階の振り子時計の下に来た時、ずっと昔のことを思い出した。東京に来てすぐぐらいの頃、だからもう13年ほど前になるが、この振り子時計を見たことがあった。ここの広場はもっと広く、時計ももっと巨大なイメージがあったのだが、昔見た時よりもずっと小さく見える。
 通信会社の社員と落ち合うと、すぐ側のホテルの喫茶室で面談。情報処理系の資格を取っている、という話をしたらすごく受けが良かった。あらかじめ通信会社については研究してあったから、しっかりとした質問もできた。これでなんとかなるだろう。
 次は銀座で大手繊維メーカーの一次面接。控え室には社員と学生が何人かいて、いろいろと話をしていたが、面接前の私にはそれに加わる余裕は一切ない。
 面接は1対1で、ホテルの客室で行われた。いわゆる一般的な面接で問題はなかったが、繊維業界はこの企業を含めて2社ぐらいしか行ってないし、さほど業界を詳しく研究しているわけでもない。志望動機など、受け答えに苦戦する箇所がいくつかあった。
 面接の後、しばらく控え室で社員の話を聞く。面白いのだがいつ果てるともしれない。幸いある学生が「そろそろ失礼します」と言ったのに便乗して去ることにした。一緒に数人が辞去したが、彼らも同じことを考えていたらしい。せっかくいろいろ話してくれているのに、「それではこれで……」というのがなかなか言いにくい雰囲気だったのだ。最初にいとまを告げた学生に感謝、である。
 最後は大手通信会社の試験。会場は広尾から歩いてすぐのところだったが、かなり迷う。それでも時間がさらに余ったので、その辺を歩き回って時間を潰した。
 まず、体育館で会社説明を受けてから、筆記試験。大手情報サービス企業・大手通信会社と比べて、だいぶ簡単な試験だった。これは……なんとかなるだろう、おそらく。

4月23日
 久々の休みである。やはりとりたてて何もしないで過ごす。
 情報サービス企業の面接で知り合った例の女性から、住宅業界で内定を獲得したとのメールが。一方私はこれまで2年間やってきて1つも内定の声を聞いてない。かなり危険である。
 さらに今週から、予定がほとんど入っていない。多くの企業が結果待ちである。心配なので新たにいくつかの企業の説明会を予約したが、すべてが5月である。果たして今年、就職できるんだろうか??心配になってきた。

4月24日
 久々に、ゼミに出る。4年の発表がどこかピントはずれで、経済学との結びつきもよくわからない。ゼミ後、他の5年のゼミ生と「今年はなんかおかしいよな」と話すほど。やはり、この時期に就職活動のピークが重なったことが原因だろう。
 さらに、先生の機嫌がすこぶる悪い。どうも最初から悪かったらしいのだが、発表ではさらに悪くなり、厳しいツッコミが連発されていた。それに伴って天気も悪化、大雨の上に雷まで鳴り始めた。どうやら先生は天気を操れるらしい(笑)。

4月25日
 朝、情報サービス企業の説明会。リクナビの所に案内が来ていたので参加してみたのだが、どことなく理系っぽい雰囲気があって、場違いな印象を持った。企業説明会の後、業者モノのテスト。
 午後、情報サービス企業の2次試験。1次試験でいた白髪のオジサンに、さらにその上役の、白髪のオジサンがいた。さすがこの段階になると質問は厳しくなるが、さほど圧迫的な印象もなかった。

4月26日
 24日に履修登録票(白紙)を取りに来なかったゼミ生2人を呼び出し、手渡す。登録はこの日までなので、さっさと書いて出すように伝える。
 その後、尿検査の再検査。幸いにして問題の箇所は正常だった。どうやらあの時期の激しいスケジュールが堪えたらしい。
 尿検査が終わって、次は別のゼミ生とおちあい、3年の時使っていたゼミの教科書を貸してもらう。自分の分はもう使わないだろうから、と一つ下のゼミ生に渡してしまったのだ。しかし今度の某企業の採用試験でその辺の知識が要るので、どんなことが書いてあったかを勉強しておかないとまずい――もう2年前のことで、さすがに細かくは覚えてないのだ。自分の教科書を渡したゼミ生には連絡が取りづらくなっていたので、同じ5年のゼミ生に借りることにしたのだ。
 家に戻って読んでみる。NOVAの効果か昔ほど苦労しない。題名とさわりを読むうち、だんだんと思い出してきた。

4月27日
 午前中、情報サービス企業の2次試験。今度の面接官はオジサン3人で、前の面接ほど変な質問も、人を値踏みするようなイヤな視線もなかった。
 午後は情報サービス企業の1次面接。集団面接である。本当に親会社の仕事しかする気がない企業で、その辺を理解してくれ、と言われた。確かにそう考えると、あまり面白くないかも知れない……。

4月28日
 大手情報サービス企業から、一次面接合格の通知が!!自信が無かっただけにうれしい。
 二次面接は連休明け。それまでしっかり、準備しておかなくては。

4月29日
 勉強しよう、と思いつつ、結局何もしない。パワーを活動に吸い取られている……。

4月30日
 翌日の情報サービス企業2社の面接のために、企業研究をしておく。

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