かつて「仮面ライダー555対宮本武蔵」という、想像不能(でも意外と中身はまとも)なショーをやった東映太秦映画村。
それ以来「何かやらかしてくれるかも」と思いチェックしていたら、こんな企画が!

「イケメン新選組」
キャスト
 近藤勇/村上幸平(草加雅人/仮面ライダーカイザ)
 土方歳三/原田篤(三原修二/仮面ライダーデルタ)
 沖田総司/泉政行(木場勇治/ホースオルフェノク)
 おいと/芳賀優里亜(園田真理)
[( )内は「仮面ライダー555」内での役名・役どころ]

なんだよ、こりゃー。ツッコミどころ満載だな!タイトルで、まず「イケメン」って・・・
と思いつつ、あまりにも面白そうだったんで、「握手会」に応募してみると、2月1日の11時、13時の回のうち、11時分の整理券はGETできたんで、東京帰りのその足で、一路太秦映画村へ。

      
      イベントは撮影禁止だったので・・・告知看板とポスター、デス。

13時。250名の定員で芝居小屋・中村座はいっぱい。250名というのは「握手会」への参加者で、それに参加できない立ち見のひとも周りをぐるりと囲みます。意外と俳優さんのファン層だけでなく、親子連れが多いなぁ。
まずは司会のお姉さんが舞台上に。今回の「イケメン新選組」、3月にDVDが発売されるとのこと。なるほど、そーだったのね。
撮影は、第1回の握手会が行われた1月18日の翌日から始まり、前日までにに終了したとか。そして、キャストのみなさん、拍手と大歓声のなか入場。
男性陣は新選組隊服姿、優里亜ちゃんは、白地赤い格子模様を着物姿で登場。場内からは、どよめきが起こります。(第1回の握手会のときは、洋装だった模様)

「まずは」と村上さんに振る司会のお姉さん、すると。
村「イッケメーーン、イッケメーーン、しーんせんぐみ♪(爆)イケメン新選組局長・近藤勇でござる、ニンニン」(笑) あぁぁ。(爆)
役者さんいついての前情報とかあんまりなく、そりゃ、役柄どおり草加雅人みたく自己中心中心的で性格悪いこたぁないってのは、まぁインタビューとか読んで知ってはいましたが・・・。いきなり、オモシロ過ぎ!
原「それやられたら、なんも出来ないでしょ」ごもっとも。

泉「イッケメーーーン♪」泉さんまで、歌うし。(笑)
撮影の様子を聞かれて・・
村「見所は近藤が宮部鼎蔵・・・ラストサムライにもでている福本清三さんが演じているんですけど・・・と戦いました。それぞれ個性あふれる立ち回りをしていますので、ぜひ見てください」
原「土方的には立ち回りは少ないんですが、結構お芝居でいい感じになってますので、表情とか見てください」
司会「泉さんはどうでした?『555』のときと違いましたか?」
泉「そうですね、『555』のときは人間じゃなかったので(笑) 沖田は新選組で一二を争う剣の達人で・・。殺陣もたいへんでしたが、丁寧に教えてもらいましたので、だいぶ上達しました」
芳「時代劇は初めてだったので、所作とかが難しくて、京都弁とかも大変でした」
司会「それ、振りました?(笑) 京都弁でなにか言ってみてください」
芳「・・・・いけまへん」(会場爆笑そして「可愛いー!」の声)
京都について聞かれ・・
村「昨日、映画村遊びに行ったんですけど、お化け屋敷すごいです。マネージャーとふたり男同士でいったんですけど、何度手を掴もうかと。(笑) この手を出したら、きっと愛が芽生えてしまうから。(爆)」
原「昨日、初めて祇園にご飯食べに行って、落ち着いた雰囲気でした」
泉「昨日は休日だったんで、自転車を借りて、鴨川をぶらりと。平安神宮から京都動物園があって、ひとりで行くのもなぁと思ったけど、気づいたらチケット買ってて。(笑) ライオンと30分くらいにらめっこして、すごい充実して・・」
村「
はいなかったの?」(笑)
泉「はいませんでしたねー」
司会「子供から『木場ー!』とか言われませんでたか?」
泉「大丈夫でしたね。動物の方が人気あるみたいで」(笑)
芳「私は時間がなくて、観光できなくて・・・」
で、原田さんに、前日京都に止まらないのぞみに乗ってしまい、新大阪から戻ってきた、という話しを暴露される。そして、男性陣から「優里亜はウソつく子じゃない」「絶対、寝過ごしたんじゃない」「虚言癖があるだけで」とツッコミのようなfollowが。(笑)
役柄について「『555』と違いました?」問われ・・
村「そうですね、あんなに性格悪くないですし(笑)」
原「ドキュメント部分で村上君の天然ボケなところが見てもらえると・・・。僕たち闘いにいくとき剣道の胴みたいな甲冑つけてるんですけど・・・・村上くん、甲冑のなかに何が入ってるんだっけ」
村「・・・
でござる」(笑) 言っておいて照れる村上さん、軽く受け流しつつ・・
原「それでねー。(笑) それをたまにポンと叩くとずれちゃって『ずれてるわー』(爆) ぜひそこを見てほしいと」
泉「ふたりは力強い殺陣なんですけど、沖田は流れるようなスムーズな殺陣でバッタバッタと倒しました。」
司会「気持ちよかったですか?」
泉「そうですね、斬られる方が、すごい『うをーっ!!』って死んでくださって(笑)、『俺、斬ってるぜー、もっと来い!』(笑)すごい気持ちよかったですね」
原「立ち回り終わった後に、血しぶき浴びてたんですけど、目がギラギラしてるんですよ。(笑) 『もっとやりてー』って」(笑)
極悪なオルフェノクですかい!!(笑)
司会「『555』のメンバーとまたやられて、どうでしたか?」
村「(原田さんを指して)このひと、役名、なんだっけ?」
泉「あぁ・・あっ、あっ。『花形さん』(爆) テストのときに『新選組のことになると鬼になるからねぇ、花形さん』って」
原「どこがおかしいんだって顔したもんねぇ」
泉「どっかで言ったことあると思ったら、あっくん(<原田さん)が『社長、社長!』って」(爆)
・・えぇこの辺り、意味がわからんという方は・・・「仮面ライダー555」を良く知っているお友だちに聞いてね♪
司会「芳賀さんは、お兄さんたちどうでした?」
芳「そうですね、あいかわらず・・。でも私、沖田さんとしかからみがなくって。時代劇の方、撮影1日だけだったんですよ。ふたりとはからんでない・・(村上さんに)ねぇ、雅人」
村「(照れ気味に)そうだね」
原「でっ!?」(笑)
司会「原田さんに遊ばれてますね」
芳「あっくんの手のひらで転がされているような感じなんですよ、私は」
原「いや、ほんといじくり甲斐がありますね。」
司会「インタビューでも言葉に詰まっていると後ろから『なんとかって言え』って」
原「言葉に詰まったら、『楽しかったです』で締めろって」
芳「・・・楽しかったです」(笑)
司会「良いように操られてますね、気をつけてくださいね」(笑)
原「失礼な」
村「斬り捨てろ!」(笑)

そして、握手会。
250人からの観客ひとりひとりと、しっかり会話をかわしながら握手する4人。
中でも村上幸平さん。満面な笑顔でもってひとりひとりと握手。オレみたくおっさんに対しても「555、見てたんですか?(オレ:もちろんです)有り難うございます!」って声をかけてくれたりして・・・
当たり前な話なんだが、役柄とぜんぜん違って、めっちゃ好感度さらにUp!!
そして、芳賀優里亜ちゃん。にこっとするエクボな笑顔が、これまたキュートで・・・
やっばーーーーい!ファンになっちまうじゃんかよーーー。

子供たち相手にもしっかり膝を落したり、腰をかがめたりして握手する4人。子供たちには、目の前の着物きたお兄さんたちが、「555」でライダーや、オルフェノクに変身してたってこと、わかってるかなー??

握手会も終了して、締めの言葉。
村「イッケメーーン、イッケメーーン、しーんせんぐみ♪(爆&手拍子)イケメン新選組局長・近藤勇でござる、ニンニン。(笑) 有り難うございました」(笑&拍手) あぁぁ、また。(爆)
原「今日は有り難うございました。村上君の楽屋からこの歌が聞こえてくる度に、頑張らなきゃな
という気持ちになりました。(笑)」
泉「イッケメーーン、イッケメーーン、進研ゼミ〜♪(爆)ほんと頑張ったんでぜひ見てください」
芳「ほんとうに今日は楽しかったです。時代劇初めてだったけど精一杯やらせて頂きました。ぜひ見てください」

いやぁ、最初はほんま『ツッコミ気分』なわけだったんですが・・・・
意外にもおもろい、意外にも感動したイベントとなって・・・しまいました、とさ。
(多分、DVD・・・買っちゃうよ、オレ・・)


一方そのころ。
同じく映画村内にあるイベントホールのステージでは、仮面ライダー555がアバレッド、デルタとともに、仮面ライダーゼータ(!)と戦っていたのでした!!
続く!・・・・のか?