サーバーの消費電力測定。
参号機は常時、四号機は、1日10時間稼動していますが、消費電力がどの位なのか、はっきりとわかっていません。
「エコワット」これで計測する事にします。
コンセントに接続している間の時間、消費電力、電気代が表示されます。 電気代については、算出値ですので、重要なのは、「時間と消費電力」です。
当初、参号機・四号機・ルーターその他、全てまとめて計測予定でしたが、気になる物から順番に計測する事にします。・・・四号機です。
毎日、自動シャットダウンしていますが、それでも最も電気代気になるところです。 私の予想では100W以内だとは思いますが・・・まずは計測する事にします。
なお計測値については、参号機上で表計算ソフトに記録・算出する事にします。
四号機、電力測定の記録項目
計測日時 | 積算電力値(KWh) | 積算時間(h) | 消費電力(W) (下記式で算出) |
稼働時間(h) = 積算時間 - ( 計測日数 * 14 )
∴消費電力(W) = 積算電力値 * 1000 / 稼動時間
となります。
四号機は1日につき14時間稼動しませんので、計測日時も記録する事にします。
計測時刻で補正すると正確なのですが・・・面倒なので省略。 最初のうちは、賞味何時間分か暗算できますし、何日か計測する事で精度は上がると思います。
また「待機電力」は、稼動分に含める事にします。 起動・終了を自動で行ってる以上、ここは必ず消費する事になります。
待機電力が、どの位なのかは、計測時刻のタイミングによっては算出可能かもしれません。 (数字に現われる位だと、正直辛いです。)
999時間(41日間)まで計測可能ですので、1ヶ月を目安に計測してみます。 その結果が分かってから、タップの根元に接続し、参号機・ルーターを含めた環境を計測したいと思います。
・・・数日後(2005/4/22)・・・ 数日の計測で大体わかりましたので、ここにまとめます。 主に参号機での変更・計測を元にしています。
節電効果の数値の精度は非常にアバウトです。 当初予定していた測定値を表にまとめるのは省略します。(誤差が目立つだけなので)
結局メモ書きでデータ取りしてました。 その結果から分かった事を下記に示します。
省電力化に有効な項目
変更箇所 | 理由 | 効果(W) | CDドライブ撤去 | CDドライブの待機電力を削減 | 2 | CPUファン減速 | セービング機能が働くため | 1 | サウンド・デバイス、BIOSで使用禁止設定 | 不要デバイスを極力通電させない | 1 | 電源管理、APM→ACPI | 新規格の機能を使う | - |
電源管理に関しては、リナックス・カーネル2.6であれば効果大との事です。
私の環境ではカーネル2.4でしたので、ACPI対応してますが数値として効果は出ませんでした。
精度が悪いのですが、無理して書くと下記の通りです。
計測直後・・・43.4W ↓ 節電設定後・・・39.1W
約10%削減できましたので、調べて良かったと思います。
一日10時間稼動の四号機に比べ、常時稼動の参号機の節電は効果ありだと思います。 数ヶ月で、購入した「エコワット」の代金分位になりそうです。
四号機は、約60Wの消費電力でした。こちらはサーバ用途以外でも使うため、あまり変更していません。節電ネタが思いついたら実行してみます。
長い期間で考えると大きい部分ですので・・・そのうち、つづきます。 |