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ADSL改善・ノイズ対策記
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2002年11月29日
もう我慢できない・・・。


 ここ数日、1.5Mbps、ADSL回線がとても不安定なのです。切れます。そして接続不能になったり。このまま使うのは辛いので、対策を考えます。
 ストーブその他、電気製品使う事が多くなってから調子が悪いようなので・・・電源廻りを疑っています。

NTT-AT製ノイズカットコネクタ
(左:スイッチングノイズ用、右:AM放送ノイズ用)

 EMCフィルタは用途別ですので、先ずは左側のインバータ・スイッチングノイズ用を試す事にします。今までフェライトコアを付けていたのですが、一旦外しました。


レンタル品のUSBタイプモデム・・・これ自体も、とても怪しい。

 8Mbps環境で試した人の話だと、このタイプは上/下回線共に通信速度が10数Kbps落ちるらしいです。計測してみましたが、私の環境でも同様か変わらず位でした。
 とりあえず、これで切断現象が改善されてるか様子を見ます。
2002年11月30日
原因は・・・。


 切断現象を発生させる手順が分かりました。
 ライブカメラアップロードしたまま、ブラウザを開き、多少容量の多いページを開いたりキャンセルしたりを繰り返すと簡単に切断しました。
 ノイズカットコネクタの有無は全く無関係です。どうやら回線の問題では無さそうです。
 USB機器をモデムだけにすると調子いいのも判明しました。USBの何かが変?
・・・試行錯誤・・・
 カメラを接続した時点で不安定になります。ハブを入れ替えても同様。
 ウィンドウズ標準のドライバを使用していましたが、カメラメーカ添付のドライバをインストールしたところ、安定しているようです。まだ分かりませんが・・・様子みます。
2002年12月01日
ノイズ対策



 昨日、デバイスマネージャのUSB項目でモデムの「節電のためコンピュータでこのデバイスの電源をオフにする」のチェックを外したところ、かなり安定するようになりました。
 でも、今朝は切断状態だったので・・・違うようです。

 原因はやはりカメラだとは思うのですが、ドライバを入れ直しても切断が発生します。直接の原因がつかめていません。カメラの画質自体は問題ないので、USB機器のコモンモードにノイズが乗ってると疑っています。


 カメラのUSBケーブルは1.5mで3m延長して使っています。見方を変えれば4.5mのアンテナです。付近に何もありませんがコネクタ部分に「ノイズウォール」とゆーテープを巻いてみました。
 また、水槽付近のAC電源廻りにフェライトコアを取り付け。蛍光灯とエアポンプ。これでダメならオートタイマとヒーターにも付けてみます。

 巨大なフェライトを壱号機のメイン電源へ付けましたが、ケーブル全てに付けるには数が足りません。中古品は1個しか入手できませんでした。
 壊れたTVでも分解するとブラウン管付近に沢山ついてるハズなんですけどね。

 これを書いている最中にUSBのCFリーダを接続した瞬間、見事に切断しました。便利なハズのUSBがとても不便・・・。
2002年12月02日
ホット/コールド


 フェライトを取り付けしながら思いました。「AC電源の極性・・・確認必要?」
 (ライン/ニュートラルと呼ぶらしいのですが、間違えそうなのでホット/コールドにします。)

 丁度検電ドライバがあったので、まずは、壁コンセントを確認
・・・コンセントの長いほうでランプが点灯・・・あぁ違う!

 通常、長いほうがコールド側でランプ付かないはずですが、あまり気にしない工事業者も多いらしいので、逆向きだと知ってるだけでいいです。
 タップ側の接続を入れ替えてホット/コールドが正しい向きなのを確認しました。

 接続してるのはパソコン・TFT・スピーカ電源・プリンタだけです。
 ・パソコン:3pinタイプなのでそのまま接続。
 ・TFT:グラウンド線、未接続。極性は確認。・・・接続必要?
 ・スピーカ:ACアダプタ。未確認。
 ・プリンタ:通常OFFにしてるため、未確認。
 で、一晩経過したのですが・・・同じでした。

[仕切り直し]
 ここで、今度はUSB廻りを気にしてみます。モデムのUSBケーブルに「ノイズウォール」巻いて見ました。そうすると、USBケーブルが電源ケーブル等(勿論被覆ついてます)に接触すると調子悪いです。
 他のケーブルに触れさせないようにしたところ・・・とても調子いいです。家を留守にして帰宅後も切断してません。

 電源部ですが、TFTのアースが浮いているのが気になったので、地中からのアース線と直接ハンダ付けしました。
 ついでにもう一本線を引き廻し、金属製の事務クリップにハンダ付け。このクリップをさきほどのUSBモデムケーブルのノイズウォール部分を挟んだところ・・・全然ダメです。外すと問題ないようです。
 だんだんと、接続する/しないがはっきりしてきました。今日はここまで。
2002年12月03日
USBケーブル


 USBケーブルの昨日の対策は逆効果でした。しかし、剥がすのは面倒なので、手元の別なケーブルに交換してみました。両端にフェライトコア付きで10センチ程短いです。
 モデム−パソコンの距離が近くなるのですが・・・様子みます。
2002年12月04日
ケーブル交換後


 一晩経っても切れていません。ケーブルだったようです。接触悪いのか、ケーブル内部が悪いのかは判断していませんが、良さそうなのでこのままにします。
 壱号機の背面に残っているフェライトコアを全て付けました。マウス・キーボードケーブルも。更に内部の各電源ケーブルに付けるのが理想ですが・・・キリが無いのでやめます。

 安定しているようなので、ここからは回線速度の向上を目指します。もう少し様子を見て、EMCコネクタの有無での違いを検証します。
2002年12月07日
EMCコネクタ


 EMCコネクタのAM波フィルタタイプを使ってみました。回線速度テストすると、ピークは同じでも遅い状況が少ないようです。
 しかし・・・頻度は少ないのですが、切れます。3dBしか減衰しない画期的なフィルタらしいのですが、減衰した分で何か切れる要因がありそうです。
 また原因が分からなくなりそうなので、外して元の状態にしました。
2002年12月08日
コネクタは不要?


 HPアップロードする際にカメラ停止させてますが、昨夜から一度も切れていません。回線部分にはフェライトコア1個のみ、何もしないのが良いようです。下記が計測結果です。

測定時刻:2002/12/8(日) 21:20:43
計測サイト:http://www.broadland.jp
対象サーバー:BroadLand A
回線種類:ADSL1.5M
計測結果:
  ■テストタイプN:1.312Mbps
  ■テストタイプB:1.299Mbps
※B値、N値のバランスがとれています。
2003年01月30日
LANの見直し。


 ADSL回線は極めて安定するようになりました。しかし、LAN側が不安定です。悪くなったわけではなくて、元々って感じですけど気になります。

 現象としては、壱号機のみ稼動中に壱号機がハブを見失います。すぐ復活するのですが、頻繁にパタパタと右下に「未接続/接続メッセージ」が出てうっとおしいです。
 また、四号機側からインターネット接続が調子悪い元にもなってるようです。


LAN・電源・アースの概略(壱号機のADSL接続は省略)
赤:電源 青:LANケーブル 緑:アース

 四号機及びハブは、アースが取れていません。
 それ以前に四号機の電源が根元から切れている状態でも発生する事から、以前対策したハブの電源廻りノイズ対策の強化が必要なようです。


で、ここのフェライトを更にハブへ近づけました。

 今、壱号機で編集中なんですが・・・早速1回見失った模様。まだまだ検証が必要です。一番簡単なのが、壱号機近辺にハブを置くのが素直なんですけど。

 でも、・・・短くなって本当に改善されるのか?疑問です。四号機はとりあえず無視して、実験してみます。


長さは不明ですが数メートルのケーブル。
わざと過酷に束ねた状態にして確認。

 壱号機の傍に別ケーブルでハブを接続した状態にしときました。

 これで同様の現象が
 発生しない場合・・・長さ、若しくはケーブルの(微妙な)断線・ショートの可能性あり。
 発生した場合・・・・・ケーブル以外の他の要因。

 発生しない場合は、現在引き回しているケーブル自体がそのままの使用に耐えられないわけですので、短くしてみます。

 でも発生しなくても、この確認では四号機(アース取ってない自室)から離れてる、って決定的な違いがあります。んー、どうしよう・・・。

[・・・30分後]
 発生しないようなので、悩む前に30mケーブルを途中で折り返しての確認に変更しました。
 昨日30mケーブルだけをハブに挿しての確認はしていますけど・・・
 ハブを自室に置いてないって事だけが違う条件です。
 できるだけ他は同一条件で確認します。

[・・・更にその後]
 やはり発生しません。自室に戻しても、四号機と接続しないまま四号機の電源入れても・・・色々試しましたが、今度は、現象が出せません。

 ここで気がついた事、気になる事は、
 @ケーブルの長さによるものではない。
 A壱号機で現象が発生した際、壱号機を再起動するまで続く。
 Bハブの電源極性が未確認。(しまった!)
 C四号機の電源オン/オフを繰り返し、何かのタイミングで発生する?

 とりあえず環境は元に戻した状態なので、再現方法がつかめて、現象が発生できる際に考えます。
2003年01月31日
LANの見直し。その2


 ケーブルの接点を掃除したり、ハブを壱号機側に設置したり、色々やってみましたが、試した全てにおいて、切断現象が発生します。
 昨日の概略図から、問題は30mのケーブル部分だと思います。LANケーブルは、比較的ノイズに強いはずなのですが、この長さに問題がありそうです。
 長すぎてループ状に束ねてたのですが、ノイズを拾う原因になる場合があるそうです。


切ればいいんですよね。
安いの発見したので購入しました。2680円。
2003年02月23日
LANの見直し・・・中断。


 数週間前にケーブルは5mほど短く切り、25mとしてるのですが・・・予想通り、そのままです。
 電源ON/OFF以外では異常なしなので、今後はLANだけでなく、あちこちのノイズを検討してからにします。で、タイトル変更です。
2003年02月27日
LANの見直し・・・中断と思いつつ再確認。


 原因が特定できないままですが、余っていた10Mハブに交換してみました。ちょっと調子いいのです。コリジョン発生しまくりですが、ドカンとブラウザが固まる状態が少ないです。速度的にはBroadLandのテストで約1.2Mbpsだったのが、約1.1Mbpsに落ち込んでますが、使用上は速く感じます。例えると交通事故多発の高速道路より流れのいい一般道を走らせてる感じ。

 それと以前検討したMTU,RWIN,TTL値ですが、やはり壱号機四号機共にLAN側の設定を変更していました。現在の環境ではADSL回線側は設定不可です。つまり私の家の中だけの話なので全てデフォルトに戻しています。

 ここで、ふと思いました。プロキシソフトのウェイト時間設定が現在10msecです。この時間を伸ばしてみました。
 15msecにしたところ更に安定しています。で、元の100Mbpsの安スイッチングハブに戻したところ、以前より良さそうです。このソフトの最適なウェイト時間を検討する事にします。
2003年03月03日
ブラウザのハング解決。


 27日の対策は無意味でした。しかし、ノイズ対策以外ですが、悩み続けた現象が解決しました。


プロキシソフト「BlackJumboDog」設定画面(変更前)

 「リクエストヘッダをブラウザと同じにする」にチェックを入れました。「追加するヘッダ」項目の表示が消えます。
 この設定で四号機からインターネット接続してみました。当HPのブラウズが最もハングしやすいのですが、解消されました。
 この設定は壱号機側に保存されるので、四号機以外を接続しても同様だと思います。(未確認)
 ウェイト時間を5msec単位で25〜5msecまで確認しましたが、どの状態でも動作に支障ありませんでした。10msec未満は壱号機のパフォーマンスに影響が出そうですが、現在5msecにしています。

 この件はノイズ以外でした。残りの現象を様子を見ながら検討します。
2003年06月28日
またまた回線断が多発。

 環境が大きく変わったのですが、壱号機がハブを見失う現象が多発しています。
 再接続はしているようなので、大丈夫なのですが、きちんと対策していなかった部分なので・・・正直な現象発生。

原因として考えられるのは、下記です。
@壱号機のLANカード
Aハブ
BLANケーブル(接触不良)
・・・2日後・・・
 ネット上での噂なのですが、コレガのLANカードとメルコのハブでオートネゴシエーションのトラブルの事例を読みました。
 100Mbps固定にして様子をみていたところ、切れないようです。
 10Mbpsで接続する必要はないので、このまま様子をみる事にします。

・・・数日後・・・
 ジャンク品のハブと入れ替え後、切断しなくなったのですが、問題のハブをカスケードで一段下へ接続、四号機と接続していますが、特に問題ないようです。
 何か気になる現象が発生したら続きます。
2003年09月11日
ネットワーク環境、その後。


 コレガ製NICを使わない事にしたので、カスケード接続の2つのハブ、どちらが上段/下段、意識しなくてもいいのですが・・・

上段・・・悩んだハブ(メルコの少し新しいタイプ)
下段・・・ジャンク品(メルコの古いタイプ)
・・・入れ替えました。
 気分的に加速する事を期待してますが・・・違いは不明です。
 古いタイプは電気喰いそうなので、未使用時は電源切る下段にしてみました。

・・・数日後・・・
 ???何だか調子悪いです。ルーターが。これではマズイので戻しました。


大きなチョンボ発見!
 先日、かしめ工具でせっせと丁度いい長さのLANストレートケーブルを作ってたのですが・・・間違ってました。なので5〜6本作ってたのが全滅。
 具体的には緑/の線青/の線が入れ替わってました。
 言い訳をすると、ジャンク品ケーブルを見ながら作ったのですが、これが違ってた、のです。

 ストレートなので、結線としては正しくつながるのですが、ツイストペアケーブルの構造上、ノイズが乗りやすくなるようです。
 どうりでネットワークは認識して、ブラウザ開くと接続できなかったわけです。

 ルータ・ハブ間のケーブルも入れ替えようとしてダメだったのですが、これは片端が既成のコネクタのままでした。・・・つまり完全にダメで正常。
 正しい配線でカシメて、さきほど丁度いい長さに交換しました。

 ひょっとすると前述のハブの問題も、これだったかも?後日検証します。
2003年11月25日
ハブの問題。


 データが流れていないのに点滅しまくりのハブ(LSW10/100-5P)、捨ててしまおうかと思ったのですが、調べてみました。

 以前、スピーカーの電源ON/OFFをきっかけにLANの動作がおかしくなる事を確認済みで、このハブの電源ケーブルにフェライトコアを付けていましたが、スピーカーの電源ケーブルにも付けてみました。
 USB-TVチューナ用スピーカとしてますので、普段は通電させてないのですが・・・効果あり!
 無通信での異常な点滅が止まりました。快調です!
 やはり何らかのノイズが発生していて、ハブに影響を与えていたようです。

 ハブの電源に付けているフェライトコアは無意味かもしれません。
 ノイズ受けてる側ではなく、発生源に付けるのが効果的です。
 また問題が発生した際は、ハブ電源のフェライトを使って対策する事にします。

・・・翌日・・・
 再び発生。
 疑わしいのは各パソコンのAC電源の接続していないアース線、なのですが・・・
 やはり簡単に解決しそうもありません。このハブがノイズに弱すぎるのかもしれません。
 再び10Mbpsハブに戻すと快調。しばらくは、この環境とします。
・・・翌々日・・・
 ネットで(LSW10/100-5P、不具合)のキーワードで検索かけると、同じ現象の人が沢山!
 やはり、このハブ単体がダメっぽいです。
 同じメーカーの中古品も見つけたのですが・・・どうせならギガビットイーサの準備したいので、購入は見送りました。

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