防除用医薬部外品でなくてもイエカ・ヤブカを駆除・忌避する効果がある
2017/8/10
適用害虫に「ユスリカ、チョウバエ」としか表記されていなくても成分が「メトフルトリン」や「トランスフルトリン」であればイエカにもヤブカにも効いているみたいですよ。
法改正で「防除用医薬部外品」の指定を受けていない製品がそれで混乱しているんですね……
とりあえず私が試してみたところでは、アース製薬の電池でノーマット、フマキラーのどこでもベープNo.1未来のいずれもヤブカに効果がありました。
フマキラーのほうは防除用医薬部外品ではなく、ユスリカとチョウバエにしか効き目がないように説明されています。
アース製薬はトランスフルトリン、フマキラーはメトフルトリンが有効成分です。
どちらも虫、両生類、爬虫類に対する選択毒性を持ち、鳥類と哺乳類には安全な薬品であるとされています。
まあ実際のところ化学的な話や法律よりも、あのうっとうしい蚊をどうにかできることが重要です。
「防除用医薬部外品ではない」からといって効果がないと騒ぎ立てるのは風評被害です。
成分を見れば一目瞭然ですね。
もし「独自の天然ハーブ由来の成分」などと書かれていれば疑ってもかまいません。
虫よけの植物もうさんくさい……
普通に栽培していて殺虫成分が常に拡散しているような植物があったら、それのほうがよっぽど危険です(|| ﾟДﾟ)
「除虫菊」だってただ花を咲かせているだけでは効果がないんですよ……
花の子房を集めて乾燥させてすりつぶして……という手間のかかる処理が必要です。
そうやって天然素材から有効成分を抽出しようとするとコストがかかるし、保存も難しいので、今では合成された物質が使われています。
加熱しなくても常温で拡散するミストや、ファンの送風で薬剤を散布する電池式製品など、火を使わない蚊取り器具が主流です。
いやーほんと……普通の蚊取り線香ではしょっちゅうヤブカに刺されてしまったんですが、
電池式の蚊取りを携帯するようになってからはまったく刺されなくなりました。
バナーのようなもの。