あうちすむ / 2012-9 /

夕立はもう見納めなのかな？

「ミリペン以外」の顔料インキではこのMONO BALL IIがなかなか優秀ですよ。
「止め」「押さえ」の部分で用紙の裏に若干にじんでしまうのが難点ですが…。
直液式のため線のかすれや途切れは一切ありません。慣れは必要ですがお勧めです。
1本100円未満（実売価格）で買えるのはこのボールペンくらいかも。

ジェットストリームのほうが細字ではあるのですが、わりとボタ落ちがしやすいので見苦しくなります。

キリギリスはリスではなく昆虫の仲間です。

こちらのお絵かきチ講座ｗに追記しておきました。

ペンタブレットで線を引く場合、手を動かす距離が長くなればなるほどぶれやすくなります。
読み取り面積の大きいタブレットほどぶれやすく、安定せず、手に余計な負担がかかるのです。
「大きいほどいい」というセンセーショナルなレビューに振り回されてしまいましたね。
そもそもパソコンで絵を描く場合、キャンバスを拡大したり縮小したりすることができるので、
モニターが小さいから描きにくいとか、大きいから描きやすいということはないんです。

指先の動きだけできれいな線を引くのは難しいのではないか？？？というのが杞憂、いや勘違いだったのです。
細かい部分の描画は原則として「キャンバスを拡大して対処する」のであって、大きなペンタブを利用することではありません。
実際にやってみるとわかりますが、手を動かす距離（ストローク）が長いと線が震え、きれいに引くことができません。
ペンを持つ手はタブレットの表面に触れているわけですが、意外にも摩擦係数が大きく、ストロークが安定しません。
エラストマー芯などの滑りにくい芯を利用しても、長いストロークはそれ自体が「ぶれ」の原因となってしまいます。

ノートパソコンや21.5インチ程度までのモニターなら、Sサイズのほうがペン入れは楽であると思われます。

24インチ程度までのモニターなら、Mサイズが最適でしょう。

Lサイズともなるとモニター1つに対して使用するのでは大きすぎてしまいます。
タブレットを2等分しても1つがSサイズ以上の大きさであるため、左右の領域をデュアルモニターに割り当てるといいでしょう。

繰り返しますが、写真にせよイラストにせよ、どの道、細かい部分の描画はキャンバスを拡大して行うので、
大きなペンタブがあっても全体を利用することができません。シートを見れば磨耗しているのは中央だけであることに気づきます。
かえって大きすぎるとストロークが長くなり、人物の前髪のようなシャープな線を引くことに苦労します。