青森県鯵ヶ沢町にある、ブナ原生林散策ゾーンのミニ白神です。
およそ52ヘクタールを約2時間かけてゆっくり散策しました。

総合案内所の「くろもり館」の方が「畳の上を歩いているようなもんだ。」と
おっしゃっていましたが、歩いて程なくその意味が解りました。

地表は自然の腐葉土でフカフカ。
昨日の天狗岳と植生は同じでも、ここには全く違う優しい自然がありました。
ブナの森というイメージ通りの観光地でした。
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トチノミです。
これも初めて見ました。

ほとんどの坂道が木材で舗装され、
急な下りも滑らないような埋め込み方が
されていました。
天狗岳よりよっぽど鳥の声がしていて、
何度も何度も立ち止まって
シャッターチャンスをうかがいます。
木をくちばしで叩く、「トントントン」という
音に、まだ見たことのないキツツキ科の
鳥が見れるのを期待しました。
何度目でしょう。
ピンボケですが、やっとアカゲラを
撮ることが出来ました。
右の写真で、下腹の辺りが赤く、
背中は黒に白が混じったような鳥が
見えますでしょうか?
アカゲラは24cm位で、オスは後頭部にも赤い模様があるそうです。
この写真を「くろもり館」の方に
お見せしましたら、
「良く撮れたね〜、すぐ飛び移ってしまって、なかなか撮れないんだよ。」って
言って頂けました(*^_^*)

ミズナラがある白神山地。ここでも天狗岳でも、どんぐりが落ちていました。
どんぐりは、野鼠に種を撒き散らせてもらい、でも食べつくされないように「食い気」を抑える物質を含んでいるそうです。
植物の不思議な力、
なぞは深まるばかりです。

歩いていて、ガサガサという音に
やな予感がして、身を引きました。
やっぱりヘビでした。
そういえば、天狗岳でも、
しょっちゅう、ガサガサといってました。
いたんでしょうね(ーー゛)
ヘビの写真、撮りましたが、
やめておきます。

どうもまだ、ヘビは抵抗あるんです・・


マタギや渓流つり、山菜、
そしてクラゲラの森。
白神山地って、
どんなところなのでしょう。

帰りの特急「白鳥」の車窓から、陸奥湾です。

ミニ白神