このファイルヘンブラウは青バラを目指して、
ドイツのシュミットにより1909年に作られました。
我家ではニュードーンより遅く咲く
最後の薔薇です。
やっと七分咲きになりました。
朝日が2時間位しか当たらないところで
グングン伸び、お陰で影になるグラハム・
トーマスは年々花が少なくなっています。
大きくなるのは嬉しいのですが、
気を揉みます・・・
2004年5月23日
この場所はかつて
コンスタンススプライを植えて、
花が咲かなかった場所です。
小さな房咲きなら花を付けれると思い、
このファイルヘンブラウを植えました。
花を咲かせながら、
どんどん枝を伸ばしています。
あまり大きくなると
グラハムが日陰になってしまいます。
2003年5月29日
新苗を買い求め、育てること1年。
やっと念願のスパイシーな香りのする、
紫の小花を見ることが出来ました。
この香りは何の香りでしょう。
かつて経験の有る香り、思い出せないでいます。
どなたか教えてくだされば
嬉しいのですが。
ファイル・ヘン・ブラウ
Veilchenblau 1909年
左の写真は2002年5月、
花フェスタのファイル・ヘン・ブラウです。
バラ園に入る入り口にあり、
遠くから見てすぐ、
ファイル・ヘン・ブラウだと判りました。
こんなに大きくなったら、大変!
右の写真は
駒場バラ園さんの
ファイル・ヘン・ブラウです。
駒場バラ園のとても品の良い
おばあちゃまにお断りして、
写真を載せさせて頂きました。
樹齢何年なのでしょう?
下のほうは
とても太い幹です。
照り葉で成長は良く、
蕾は沢山付きます。
蕾が固まって付くため、
アブラムシの被害が
大きかったですが、
それでも結構
咲いてくれました。
この薔薇は第3回国際バラと
ガーデニングショーで
目を引いた薔薇の一つです。
小さな紫の花と
白薔薇が楚々として
絡み上っていく様は
なんとも風情が有り、
美しいものでした。
ガーデニングショーの帰りに
駒場バラ園さんで、
「バイルヘルブロウという
薔薇は無いですか?」
と伺うと、
奥さんが済んだ美しい声で、
「ファイル・ヘン・ブラウの
ことですか。それなら
あれですけれど」と
おっしゃって
指差してくださったのは、
いつも見ていた
木のことでした。