「・・・なぜ、オオムラサキはエノキにしか卵をうまないのか。それは、チョウチョに聞いてください。
・・・学問をはるかに超えた凄い世界なのです。・・・これからどんなに学問をしてもきっと誰も
しることができないでしょう。・・・だから生き物なのです。
・・・そのとき、初めて子供たちは襟を正すと思うのです。
生き物って凄いんだ、という畏れ、そして自分に対する畏れ。
・・・ほんとうのことは絶対、分からないと思う。分かってたまるかって、僕は同じ生き物として言いたい。
・・・複雑な、もっと訳のわからない、だけど、素敵でもあり、畏れも感じる―
そういうふうにして、人間も生きて生きたい、と思います。」
 
『森に暮らす、森に学ぶ』のなかの一説です。
柳生博さんという俳優さんは
自然物、NHKのナレーションで有名な方という印象がつよいですが、ずっと昔、青春物の学園ドラマの教頭先生役をなさっていたときからのファンでした。

倶楽部を出て帰ろうとしたとき、主人が駐車場に止めてある
レンジローバーに気がつきました。
きっとレストランにいらっしゃるはずと下の方から回ってみると、
案の定、連れの方とテラスに座っていらっしゃいました。
「写真を撮らせてください。」とお願いすると、「どうぞ、どうぞ」
とポーズをとってくださいました。
そしてニコニコして「ゆっくりしていってください。」とも。
真吾さんのときのように、HPに乗せるお願いまで出来ず、
今回は載せられなくて、残念です。



2年前に撮り損ねた炉です。
もちろんこれも柳生博さんが作られたものです。
やっぱり炉がなくては、片手落ちですものね。
追加しました。
どうして炉をつくることになったのか、
『森と暮らす、森に学ぶ』に山の土の特性のために
石で炉を作ることを思いつかれた経緯が書いてあります。
岩と腐葉土と僅かな土、山の土って私たちの庭の土とはぜんぜん違うのですよね。そんな土で充分にたくさんの木が育ち、
無数の菌や虫や生き物が生息している・・・・・
生き物たちが生息する土・・・庭土も、もっともっと植物残渣の
積もったもので良いかもしれません。
2005年7月27日
 美ヶ原から足を伸ばして2年ぶりに行ってみました。
 
〒409−1501
山梨県北巨摩郡大泉村西井出8240−2594
0551−38−3395
American Home BOOTS

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このブリキの植木鉢?
中の温度も気になります。


柳生博さんは北海道へ
お仕事だったとか。
ちょっと残念。
ステージでは八ヶ岳倶楽部の雑木林の
絵がたくさん展示されていました。
柳生博さんのお好きな枕木の小道です。

「・・・少し灰色がかったような、枯れた感覚の枕木の道の間から、鮮やかな緑の目地ができてくる風景、それは美しいものです。
・・・何より肝心なことは、枕木は必ず、例の石のへっこみの
ある方を上にして敷くことです。
あの微妙なでこぼこが、実に足触りいいのです。
・・・裸足で歩くと、またこれが気持ちいいのです。」 
 
柳生博著書 『森と暮らす、森に学ぶ』 より
ギャラリー入り口に。
下の板が外れて、
掃除しやすそうですね。
真吾さんに思い切って、
以前柳生博さんが「八ヶ岳のすみれの群集がその年によって場所が変わったりする。」と
テレビで話されていたことについてお聞きしてみました。

そのすみれはこの八ヶ岳倶楽部の雑木林のすみれで、
すみれの生えてくるところは年に5回程、草刈をするそうです。

すみれは他の草が生い茂ると出てこなく、年によって場所を変えるのは
風によって種が運ばれる事より、太陽の日の加減の影響が大きいということでした。

この雑木林は場所によって年に5回刈るところ、2回のところ、
全くしないところがあるそうです。
熊笹も刈っているともおっしゃっていました。
八ヶ岳倶楽部の雑木林です。
この白樺に、昔、天狗岳から稲子湯に続く
白樺林を駆け下りたことを思い出して。
ギャラリー右手の小屋です。
屋根にも植栽が。
雑木林側からの
レストラン入り口です。
レストランの屋根に水が
ちょろちょろと流れていました。
屋根の温度を下げている
のだと思います。
この左側には広いテラスがあり、
私達もランチを頂きました。
雑木林のほうから、
ギャラリー全体を撮ったものです。
枕木のような古木に
埋め込まれていました。
真吾さんのお好きな
多肉植物のコーナー
なんと真吾さんがいらっしゃって!
快く撮影をさせて頂きました。
テレビで拝見するよりお若く、どの方にも
誠実な対応ぶりに、
柳生博さんの子育てを密かに感心した
のですが、もしかしたら
「八ヶ岳の自然が育んだ」
とおっしゃるかもしれません。
レストランの左から回ったところに
ギャラリーがあります。
これはそのギャラリーを雑木林から
撮ったものです。
中は撮影禁止ということでした。
駐車場の真正面、八ヶ岳倶楽部のレストランです。
向かって左は外で食事が出来ます。
大きなワンちゃんを連れている方もいらっしゃいました。
可愛い巣箱があちこちに。
巣箱に入るのはシジュウカラと
コゲラ(コガラ?)がいると
おっしゃっていたのですが、
どちらだったか・・・?
コゲラはキツツキ科。
コガラはシジュウカラ科です。
寒くなるとシジュウカラとコゲラは
群集するそうですが、
どっちだったのか、う〜ん(-"-)
2003年8月10日 
            あの柳生博さん、真吾さんの八ヶ岳倶楽部に行ってきました。
            真吾さんのお話だと、25年前から手を入れ始め、
            八ヶ岳倶楽部が出来たのは15年前だそうです。
八ヶ岳倶楽部