2015/02/22 追加
ネタバレ熱情王の生涯  §2・弱き「強きもの」

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ネタ バレ
セレシア/セレシア大戦 実際の歴史・地理からこれらの言葉を詮索するのは無意味である。というのは、著者の学校受験の体験(「受験戦争」)をモデルとした架空の地理・歴史だからである。
リファノイ ……さかさまにしても「ジョナサン」にしかならない(〜filというと〜の子という意味になる)。ところが、用語集を見ると、会社名が「リファノイ・レノッドカム」とある。つまりは、「マクダネ*・*グラス」が導出される。後述の旅客機のスペックは、その某MD社の名機DC−8(10?)をほうふつとさせるが、ここではとくに意味がない。それらしい英語の社名で逆さまにして遊べそうなものが見当たらなかっただけである(ホ*カーとかボ*イングとかでは、いまいち)。ちなみに、「航空王(デト・シノイヴァ)」からはThe Avionicsが導出される。
アシューシカ ぢつは「カチューシャ」が導出される。第二次世界大戦のソ連製の自走多連装ロケット(トラックの荷台にランチャー載せただけ!)とか、同BM-21あたりを想定している。
ノレンバン 著者は、かつて、小学生時分、鉛筆と紙を用いた「机上戦争ごっこ」なるものをしていた。で、各地の家を陣地に見立てて攻略するのであるが。著者の実家近所には、かつて、そろばん塾があった。で、その際の陣地名が「ソレンバン」……。で、陣地を勝手に移転して、その場所が「ニュー・ソレンバン」……という下らないオアソビを国名にもってきただけのシロモノで、語にモデルはない。しいていえば、東欧・中欧の中堅国、といったところか。
オルラック・ズートルクス『黒ぶち犬』 編集も一発で見破ったとおり、これはチャールズ・モンロー・シュルツ『ピーナッツ』(要するにスヌーピー)。ただ、記述には気を付けよう。『ピーナッツ』の安心毛布を抱えているのはライナス・ヴァンペルトであるが、ここでは「ルダルクス」と書いてある。ルダルクスは、ピーナッツにおいて玩具ピアノで名曲を弾きこなすベートーベン・オタクの「シュローダー」から導出したものである。「百年もすれば、ライナスもシュローダーと混同されているんでね?」という思いをもって、ワザと仕掛けたワナであるw。
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