NV-R2320B-0003 |
四日間の奇蹟 |
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B |
浅倉,卓弥 |
(紙袋移動中) |
2004/05/23 |
読書家の文学青年が、新人作家としてデビューしました、というお話。「奇蹟」などという常用【外】の語を用いるところでも伺える。 クラシック音楽とピアノをやらなければ、あまり面白くはない。筋立ては明治文学かと思うほど古めかしい。独白が冗長である。などなど、疑問点・粗・は、別に重箱の隅をつつかなくても、山ほど出てくる。ただし、「この程度の話で泣ける者は物知らずで知恵がない。この話で泣けない者は、情がない」といったところか(我は後者)。著者名更新 |