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数字譜の違和感

2002/01/19

 数字譜ってわかりますか?

 ようするに五線譜のかわりに 「ド」は「1」、「レ」は「2」、「ミ」は「3」、…、 などと表現する楽譜のことで、 「楽譜が読めなくてもその日のうちに〜」 などという副題のついている怪しげな教則本などではよく使われているようです。

 まあ、五線譜を見たとたんにジンマシンが出る、 というような方はしかたがないんですけど、 できれば五線譜を読めるようになった方がいいんじゃないでしょうかね、どうせなら。 過去の偉人たちの遺産のほとんどは五線譜なんですから。

 お琴のように過去の遺産の多くが数字譜(ただし、漢数字縦書き)になってる世界は別ですけどね。

 五線譜でも「ここがド」って教えてもらえれば、 あとは上に行くごとに「レ、ミ、ファ、ソ、…」、 下に行くごとに「シ、ラ、ソ、ファ、…」となるだけなんで、 それほど難しくないと思うんですけどね。

 まあ、いいや。

 で、その数字譜なんですけど、 個人的にはとても読みずらいんです。

 どうやら私の頭の中では 「数字が大きくなる=物理的に大きく重くなる」 というイメージがとても強いらしいんです。 そして 「物理的に大きく重くなる⇒音が低くなる」 と理科で習いましたね? 私の頭はこれをとてもよく覚えているみたいです。

 つまり、 頭では、 1(=ド)、2(=レ)、3(=ミ)、…と数が増えるにしたがって「音が高くなる」と思っているのに、 感覚(イメージ)的には、数が増えるにしたがって「音が低くなる」と感じてしまうのです。

 この違和感がとてもいやー!

 いっそのこと「ド、レ、ミ、…」と書いておいてくれた方が何倍もわかりやすいのですが…。


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