といえば「鯉のぼり」。 もう、世の中はゴールデンウィークというわけで、 今回はそんな話題。
なんでも、「鯉のぼりの順番は男女差別」って主張する団体があるらしいですね。 世の中、いろいろな人がいて面白いですね。
まあ、確かに、鯉のぼりってものが生まれた時代は 当然のように男の方が地位が上で、 黒い真鯉が男の象徴で一番上だったんでしょうね。
でも、今の男女平等と謳われている世の中で、 この鯉のぼりの順番はそんなに男女差別的なものなのでしょうか?
私の意見は否です。 いや、そうかもしれませんけど、順番を変えるのは無理です。 えと、商業的に…。
一番上が吹流しで、 その下の部分でポールがちょっと十字になっていて、 黒と赤の真鯉がその両側、同じ高さについていれば問題ないんでしょうけど、 たぶんコストがかかりすぎです。 普及しないでしょう。
単純に半分くらいの家庭で赤い方を上にして飾ればいいのかもしれませんが、 一般的に黒い方が大きく出来てますからねぇ。 大きいのが上にあって、下の方ほど小さくなっていくほうが見ていて爽快です。 まあ、「黒いのが大きいってこと自体が男女差別」って言われるかもしれませんが、 それについては平均的な男女の体格差としかいいようがありません。 それは差別じゃなく、事実ですから。 大きいお母さん用の鯉のぼりを作ってもどれだけ需要があるかは疑問でして、 多分、作られたとしてもほとんど普及しないでしょう。 また、黒いのが上であることを男尊女卑というなら、 赤いのが上にあれば当然、女尊男卑です。 男女平等とは程遠くなりますね。
今のままで、いいんじゃない?