たいしたことのないこと / つれづれにぽこあぽこ

東京ディズニーシーオープン

2001.09.04

 今日、 かねてから話題となっていた東京ディズニーシーがオープンしたらしいですね。 朝から話題になってました。

 とあるテレビ番組で中継されてたのを見たんですけど、 朝からちょっと力が抜けました。

 7:30 に開場したようで、 オープニングセレモニーのための場所取りをするために 全力で駆け出して行く人達の姿が映し出されていました。

 まあ当然ですよね。 せっかく平日に会社を休んで、 朝早くからゲート前に並んでたわけですから、 オープニングセレモニーを少しでもいいところで見たいと思うのは人情です。 よくわかります。 普段、滅多に急がない私でもその場にいれば駆け出すでしょう。

 力が抜けたのはその直後。

 オープニングセレモニーは 8:00 からだったらしいのですが、 開場してからセレモニーまでの30分弱はなんと、 「偉い人」の「ご挨拶」が始まってしまいました。

 まあ、多少の挨拶は必要でしょう。 わかりますとも。 でも、延々と30分もしゃべる必要が有りますか?  しかも、いかにもなディズニー風の船に乗って、ミッキーとミニーに挟まれて。

 ブラウン管を通して見ているだけでも、 お客さん達のダレた様子が伝わってきます。 番組自体もダレちゃってます。 挨拶している「偉い人」(←っていうか誰?)の画像は映ってますが、 音声は入ってません。 リポータの「こういうことはかかせませんよね」って言葉も何度も聞くと寒いです。 あまりにも間が持たないので、番組では違うコーナーに移っちゃってます。

 番組なら違うコーナーに逃げれますけど、 悲惨なのはその場にいあわせたお客さん。 なんと、8:00 になるまでは、 その挨拶してる場所までしか入れない様子です。

 いつのまにか「偉い人」の挨拶が終わり、 オープニングセレモニーが始まった瞬間はみんな (画面に映ってた人しか知らんけどね、あ、もちろんリポーターも)びっくりしてました。 「えっ? いつの間に挨拶終わったの?」って。

 番組としては盛り上がってきたところで出勤の時間です。 そのときの脱力感はどうすればよいのやら。 オープン前からあれほど盛り上げておいて、 オープン 30分前からこの脱力。 見事な期待の裏切り方。

 お客さんが期待してたのは、 「オープニングセレモニー前のちょっとした時間でも楽しませてくれるんじゃないか?」 ってことじゃないんでしょうかね?  「偉い人」の挨拶なんで、関係者しか期待してないよ。

 あれほどのテーマパークを作っといて、 お客さんの期待してることもわからないのか?  っていう 30分間でした。


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