(こまつ座)
作/井上ひさし
演出/木村光一
出演/辻萬長、三田和代、ほか
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〜あらすじ〜
江戸両国の橋のたもと、雨宿りに入った金物拾いの徳は
奇妙な老人から声を掛けられた。 しきりに徳に話しかけ、
懐かしがっているこの老人は、物心ついてから
ずっと「拾
い屋」の徳を、羽前平畠藩の紅花問屋「紅屋」御当主、
喜
左衛門と間違えているらしい。
そもそも平畠藩は紅花で台所を保っており、「紅屋」とは
その平畠で
一番の大店。喜左衛門とは「紅屋」の娘おたか
のもとへ二年前に婿入りした男とのこと。おたかは「平畠小
町」と歌に
うたわれる程の器量よしだと言う。その喜左衛門
が行方不明になっている
と言うではないか。徳の脳裏に一
つの思案が浮かぶ。
しかし、たとえ姿かたちがそっくりで、生き写しの瓜ふたつ
かもしれぬが、徳は喜左衛門の事は何ひとつ知らない。そ
れにもうひとつ、言葉(方言)の問題…。
桜の咲くのを追いかけて、とうとう奥州平畠までやって来た
徳。江戸から遠くなるにつれ、言葉も様子が変わってきた。こ
れでは、他人になりすますことなど出来やしないと、あきらめ
かけた
丁度その時、徳は村人に見つけられる…。
井上戯曲と、木村演出が冴える傑作時代ミステリー。舞台
に降りしきる
雨はどんな結末を運んでくるのだろうか? |
〜日程〜
会場 |
日程 |
昼の部 |
夜の部 |
安佐南 |
10/9(水) |
− |
18:30 |
アステール |
10/10(木) |
− |
18:30 |
アステール |
10/11(金) |
13:00 |
− |
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