さっそく、カーモデルオブザフジミからまいりましょう!

ノミネート
◆第一次(ノミネート)選考◆
2004年にフジミ模型から発売されたキットは次のとおり。
発売 キット名
1月 MAZDA RX−7 SA22Cレーシング
1月 レガシィツーリングワゴン 日本道路公団車輌
1月 ステージア 日本道路公団車輌
1月 GX81 マークU 2.5GT
1月 クレスタ 2.5GT
1月 アコードワゴン 24E Exclusive Package
1月 インフィニティQ45
1月 S13シルビア
1月 アウディ90 クアトロ20V
1月 シェルビーコブラ コンペディションモデル
1月 マインズスカイライン GT−R BNR32ニュル
1月 日産 R380U
1月 ランボルギーニ カウンタック LP500R
1月 シボレーアストロ カントリーローダウン
1月 V35スカイラインクーペ 350GT ニスモ
2月 ランボルギーニ ディアブロSV’96
2月 レガシィB4 RS30
2月 三菱 コルト ファーストアニバーサリー
2月 ベンツ A190E ベルリン2000 カルトグラフ製デカール付き限定版
2月 R32 スカイライン GT−R GTWウィング
2月 S15 シルビア SpecR GTWウィング
2月 V35 スカイライン 350GT プレミアム
2月 アコードワゴン24T スポーツパッケージ
2月 FD3S RX−7 パトカー
2月 レガシィツーリングワゴン 日本自動車連盟(JAF)車輌
2月 ランボルギーニディアブロ 後期型
2月 ディアブロ SV’96 デラックスバージョン
3月 ホンダ NSX type−S
3月 ベンツSLK2000
3月 エルグランドV 70周年特別装備車
3月 R32 スカイライン GT−R ニスモ ニスモカラー
3月 スカイライン350GT プレミアム 70周年特別装備車
3月 スバル レガシィB4 GTWウィング
3月 アコードワゴン 24E
3月 スバル レガシィツーリングワゴン GT30
3月 HONDA NSX 2003年モデル
3月 NEWbB 1.5Z Xバージョン
3月 カウンタック5000 モナコグランプリペースカー
3月 ポルシェ365B POLIZEI PatrolCar
3月 スカイライン350GT パトロールカー
3月 エルグランド ハイウェイスター MC後
3月 ポルシェ917K ’70 DYTONA bR
3月 ランボルギーニディアブロSV ’99 デラックスバージョン
3月 R32 スカイライン GT−R 新ACE32R 友也
4月 スバル レガシィツーリングワゴン C-WEST
4月 Honda NSX ツインリングもてぎセーフティーカー 
4月 トミーカイラ レガシィB4
4月 FABULOUS エスティマ ハーフタイプ 
4月 レガシィB4 パトロールカー 青森県/静岡警察
4月 フェアレディ300ZX スペシャルエディション
4月 MAZDA RX−8 ”HYDRGEN RE”
4月 KENSTYLE エスティマ
4月 インプレッサWRX STi 2003V−Limited 
4月 トランピオ AE86レビン
4月 ランボルギーニ ディアブロSV ’98
4月 ハコスカ4ドアGT−R パトロールカー 
5月 エルグランド ハイウェイスター4WD 8人乗り
5月 アレックスランサー エヴォリューション XT
5月 WORK XaCAR アルテッツァ
5月 ハコスカ GT−R 50勝 実車パッケージ
5月 デルファイロッキードYH−LA−DC5 インテグラタイプR
5月 D’s SIFT CUSCO AE86 トレノ
5月 ランボルギーニ イエローディアブロ4WD
5月 アルファード ワイルドスポーツ4WD 8人乗り
5月 ホンダ S600 ’64ニュルブルリンク500kmレース
5月 スバル レガシィツーリングワゴン エアロバージョンB
5月 ポルシェ917K“マルティニ” `71ル・マン優勝車
5月 (レジンパーツ) C-WEST インプレッサ
5月 AMGメルセデスE55
5月 レガシィツーリングワゴン“巡回警備車”
5月 BMW535 アルピナB10
5月 インプレッサWRXパトロールカー
5月 ファミリアスポーツ(再販)
5月 いすゞ ピアッツァ 
5月 ジオット キャスピタ
5月 ディノ246GT
6月 ランボルギーニ ムルシエラゴ
6月 NEW ミニクーパー
6月 光岡 大蛇
6月 ランボルギーニ ムルシエラゴ グレードアップパーツ付き限定版
6月 (レジンパーツ) C-WEST レガシィB4
7月 ランボルギーニ ムルシエラゴ 40周年アニバーサリー
7月 NEW ミニONE
7月 ヴェルサイド RX−8
7月 雨宮 μ RX−8 ターボ ENKEI byGreddy
7月 ニューシルエイティイ
7月 R32 GT−R タイサンSTP’92
7月 R32 GT−R タイサン’92
7月 R32 GT−R タイサン’93
7月 ポルシェカレラRS’74
7月 ポルシェ911 3.8RSR
8月 マツダ RX−8
8月 ニュー インプレッサ WRX TA−GDA
8月 アルテッツァ GTWウィング
8月 トヨタ プラッツ 1.5
8月 ランボルギーニ カウンタック LP500S ウォルターウルフ
8月 フェアレディ240ZG
8月 ケンメリスカイライン GT−R 2ドア
8月 バイヨスープラ ターボA
8月 FD3S RX−7 USAカスタム
8月 レガシィツーリングワゴン エアロバージョンB 純正ホイール
8月 MR−S GTWウィング
8月 フェラーリF355 ベルリネッタ
8月 フェラーリF40 LM
8月 V35スカイライン350GT インパル535CS
9月 ケーニッヒ スペシャルズ コンフォート
9月 ミニクーパー 左ハンドル仕様
9月 エスティマ アエラスG
9月 ケンメリスカイライン パトロールカー
9月 CR-X エクスポート
9月 レクサス LS400
9月 ランボールギーニ カウンタック LP400
9月 ハコスカ GT-R レッドスペシャル
9月 フェラーリ 348ts
10月 フェラーリ 330P4
11月 ポルシェ917K&テツ イクザワ'71富士グランドチャンピオン最終戦マスターズ250km
11月 ASLガライヤ(ロードカー)
11月 ケーニッヒ スペシャルズ テスタロッサ コンペティション
11月 NEW ミニクーパー フラッグルーフ
11月 いすゞ ベレット 1600GTR'69
12月 ケーニッヒ テスタロッサ コンペティション スパイダー
12月 ローバーミニクーパー 1.3i
12月 ローバーミニクーパー ヴィンテージ
12月 いすゞ ベレット 1800GT
12月 マツダスピード RX-8 A-SPEC
12月 ARTA ガライヤ GT3000 レースカー
12月 ランボルギーニ ガヤルド
12月 いすゞ 117クーペ ハンドメイド
なんと発売キット数は129台!
頭がさがります…。しかしこんなに出ていたなんて…。
そんな中、完全新作として発売され、第一次選考対象車は次のとおり。
ランボルギーニ ディアブロSV’96 他ディアブロシリーズ
ランボルギーニ ムルシエラゴ
NEW ミニクーパー 他NEWミニシリーズ
光岡 大蛇
ASLガライヤ(ロードカー)
いすゞ ベレット 1600GTR'69
ランボルギーニ ガヤルド
いすゞ 117クーペ ハンドメイド
ディノをはじめとするフェラーリの再販で何かと話題となったフジミ模型からは8台の新型が発売。
フジミフジミ模型の特徴として、デカールや金型を新規に追加しておバージョン替えが大量に販売されることから中にはそのあたりと考慮して新型あつかいしてもいいんじゃない?ってものもありますが、一応この8台を基本とします。
@ディアブロはすでにボルトオンキットとして一年以上前から発売されていたものではありますが、98〜00年モデルやデラックスバージョンとしてエッチングパーツを追加するなどを考慮して、ディアブロシリーズとして評価。
Aムルシエラゴはホビーショウでは実車を展示するなど気合の入った一品。残念ながら足回りのデキは今ひとつのようで、結構大幅な改修が必要です。それでも全体的な雰囲気はまずまずで、迫力ある一品には違いありません。
C大蛇、Dガヤルドはレジンキットであることから価格が高額であり、一般的なプラキットと比較することは難しいのですが、実車における輸入車と同じくそれしか無いものそこに価値を見出せるユーザーもいるということから対象としますが、ここではやはり大賞とは言えないところです。
Eベレット、G117クーペはノスタルジックシリーズとも言える車種選定からの2台ですが、Eベレットは新作ながら特別新しい試みは感じられないものの良くも悪くもフジミスタンダード。でも雰囲気はかなり良く、十分合格点と言えそうです。Fガヤルド、G117クーペはまだこの地点未発売。来年ずれ込みも想像にかたくないことから対象外とします。
そんな中、カーモデルオブザフジミとしましては、BNEWミニクーパーを選出します。
実車の発売からはずいぶんと経ってしまいましたが、先発のレベル製と比較して、後発らしく雰囲気、組み立てやすさに加えメッキパーツの使い方に新たな志が感じられるところが理由です。マイナスとしてはウィンドウパーツの合いの悪さなどが目につきますが、十分すり合わせの範囲かな?と思われます。
Aムルシエラゴと悩みましたが、素材としてより素組のままでの評価からミニを選出しました。
もちろん素材としても、色々遊びやすい車種であるミニですから、今後も色々バージョン替えでわれわれを楽しませてくれることでしょう。

フジミ模型総括としては、相変わらずの物量攻勢で楽しませてくれました。
昨年のインチアップディスクシリーズの新車攻勢から一転して外車、旧車が発売された1年。もう少し各種バランスよく出せないのかなぁなんてのは贅沢なんでしょうか?現行国産車ファンの私としては物足りない一年と言ってしまいます。また、多数のバリエーション替えの中でもほぼ完全改修と言えるほどのRX8などもある意味では評価したかった一品です。もちろん、旧金型のまま店頭放置のキットがあることはいかがな物かと思います。
また、一連のフェラーリ再販については版権の関係から数量限定で販売されるしかなかったとは言え長らくの製造中止品だったんですから、もう少し数を出してもらえたら…って思いが強いです。特にディノ、355、348はケーニッヒ系を全部止めてでも…。一部では買占め→オークションという不逞の輩まで出る始末。
2005年も今の雰囲気で旧車、外車、フェラーリ再販のシリーズが続く気配。
個人的には2004年新車の中から来年期待したいのは、レジェンド、パッソ/ブーン、ゴルフといったあたりでしょうか。ティーダを出せるのはフジミ模型だけなんでしょうが、ちょっと難しいかな…。

カーモデル・オブ・ザ・フジミ

続いてはアオシマ模型編!



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