280ps


NISSAN FAIRLADY Z
300ZX TURBO
TAMIYA 1/24

2005.11.19up
●北米でも認められたグランドツーリングとしての実力

 1989年7月にデビューしたフェアレディZ(Z32)は、国産量産車で初めて280馬力のスペックを得たモデルとなる。
 V6DOHC+ツインターボ。ダイレクトイグニッションや可変バルブタイミング機構、独立型給排気系統などを採用したVG型エンジンは、280PS、39.6s・mを発揮する。また、エンジン以外にも当時日産が推し進めてきた901運動から生まれた280PSを受け止める高剛性シャシ、新開発のマルチリンクサス+位相反転4WSのスーパーハイキャスで高いコントロール性能を発揮している。
 グランドツーリングとしての性能は、北米における絶大な人気でわかるとおりだが、グランドツーリングとしての性能以外にも、2by2でもR32スカイラインより全長は短く、1800oのワイドボディというレイアウトから、グランドツーリングからワインディングまでこなす、極めてスタビリティの高いスポーツカーらしい性能を持っている。

●ワイド&ローのフォルムはまさにスポーツカーの証!
 新企画として始めるのにどうしても最初に作りたかったのがこのZ32フェアレディZでした。
 そこにあるだけで迫力を感じるロングノーズ、ワイド&ローのフォルム、これぞスポーツカーと呼べる佇まい。まだまだ街の中で姿を見かける機会も多いこのZ、今でも私はすれ違ったら振り返ってしまいます。
 10年以上生産され続け、今ではZ33へバトンを渡すことになりました。当時の価格で400万円以上とお値段もスーパースポーツでした。
NISSAN FAIRLADY Z

【データ】

TAMIYA 1/24
スポーツカーシリーズ87

カラー:イエローパールグロウ
 LEMON YELLOW
(Finisher’s)
制作期間:約2ヶ月

【製作ポイント】
・エンジンルーム補機類の追加
・サイドマーカーのクリア化
・ナンバープレートをプラ板に置き換え
・マフラーを3oプラパイプへ置き換え
・etc


タミヤさんから発売されたのは既に10年以上前ということで、かなりパーティングラインが残っていたり、スジ彫りが浅くなっていたりと古さを感じずにはいられません。しかしそこは素性の良いキットですから、丁寧に処理して行くことでキレイな仕上がりが望めます。
特に、フロント周りの繊細なスジ彫りを際立たせることで、かなりシャープな印象に仕上がります。マフラーも一体整形されているので、3oパイプに置き換えると後姿も決まります。

VG30エンジンも再現されていますが、かなりあっさりとした印象。少々のケーブルと、インタークーラー用の配管を追加。
ホースバンドを細切りにしたメタルックで再現してポイントにしてみました。

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