SELECTION 砂防堰 谷間の森のように見える。 Barrier to prevent sand It looks like forest in
valley. コンクリートの川 ハイウェイ下流はコンクリート作りである。 Concrete
river It
is concrete down highway. 倉庫 別荘だと思う。 Warehouse I think it is a
villa.
Utanai
river
RIVER PORT HOUR 2
五宮嶽 東北ハイウェイが歌内川の風景を破壊している。 撮影; 2008年10月20日 Mt.Gonomiya Tohoku Highway is destroying the scene of Utanai river. Filming; October
20 2008
Utanai river :
It streams in the central area of Kazuno city, Akita prefecture, and
joins the Yoneshiro river.5.0km in length. 歌内川 : 秋田県鹿角市の中心部を流れ、米代川に注ぐ。長さ5.0km. |
米代川合流地点 Its junction with the Yoneshiro river ▽
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△ 大里
ハイウェイを抜けると、リンゴ園が広がっていた。 |
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畑の道を少し下ったY字路に大徳寺がある。 |
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寺の建築よりも感動的な民家。おそらく倉庫だろう。 |
これは隣にある住宅。 |
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その右隣に見える納屋らしい建物。 |
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交差点から見た廃屋と思える民家。 |
Updated 2008.11.16 RD撮影レポート 小さい橋がある世界 ☆10月20日、11時11分発の快速〈八幡平〉で東大館駅から十和田南駅に行き、花輪盆地の山手を通るコースで大里をめざした。地名を並べると、曲谷地(くせやち)、鶴田、高市、そこから未知の空間で、東町、大曲のリンゴ園、伝説がある女森(おなごもり)の西、東山のリンゴ園、そこで福士川を越えて、陸中花輪の中心街の背後に広がるなだらかな果樹園を息切れしながらペダルをこいで玉内に降り、黒沢川からふたたび高台に入った。ハイウェイの手前で牧場に曲がって森の中に突っ込むと、うっすらとした草道が崖に消えていた。地図にはない。ためらうことなく草道を歩いて、沈黙の深い谷間を見ながら行くと、道路のネットが待っていた。インターチェンジに入る道路で、さいわいトンネルがあった。ユゼ石鹸の工場が見えた。 それから中世の大里楯跡があるハイウェイ付近の濡れた小道を走り抜けて、野焼きの煙が漂う広い空間に出た。大里の裏の畑だった。ハイウェイの反対側にはリンゴの樹が赤い実をいっぱい下げていた。作業を終えたトラクターの農民に挨拶すると、少しの間考えて、〈あんた、熊がいるから気つけれ。〉 砂防堰にしては予想以上に高いダムから歌内川の撮影を始めた。土砂が堆積していないが、水源にそびえる五宮嶽を見ると、重圧感に襲われる。伝説の山にふさわしい山だ。 それから、大里集落に入った。京都の大徳寺と同じ名を持つ寺は、卍の紋章を屋根に付けていた。通りには粋な様式の民家が何気なく立ち並んでいた。建築設計には大里様式を学び伝える確かな歴史がある。谷間にも意外にそんな建物が残っていた。川縁にいた女性とその話をすると、新しい建物が多くなって残念だ、と嘆いた。 この流域は文化村の趣を感じさせる。こういう傾斜の急な狭い谷間の川のそばに住みたいと思う人はどんな人か、と想像した。小橋はすべてガードレールの欄干だが、小橋偏愛症の人は離れたがらないだろう。それを見ると、狭苦しい世界はない。 ☆ |
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ハハイウェイと大里の畑。 ガードレールの小橋。 大里の歴史について |
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