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− VWM.com Informaton −

このページは、VWMショップからのお知らせや、発売予定などを掲載するページです。

<01/15>ベゼル、ついに完成!そして・・・

 昨日、ついに再製作なった「LOCK」のリングオーナメントが入荷しました(ホッ)。もちろん、出来はバッチリ。もう、スペルミスもありません(あたりまえだっちゅーの)。

 そして、今回一番大きく変わったのは、アンスラサイト。スペルミスを直すついでに、カラーを調整しました(実はかなり大幅に、爆)。しかも、カラーだけでなく、オーナメントの基材そのものも、変更しちゃったんです。

 右が「LOOK」仕様(←そんな仕様あるのかって)、左が製品版の「LOCK」です。どうです、グッと引き締まってるでしょう。基材は、アルミヘアライン地から、アルミ梨地(正確にはマット地と言います)に変更。すごくシブイです。

 さて、そんなことを言って見とれている時間はありません。こいつらを、90個のベゼルに、全部貼り付けないと。90個って、少ないようですけど、いざやろうと思うと結構な数です(汗)。

   

 おっと、工房長、顔出しです(爆)。左写真は、このクソ寒い中、洗い油でベゼルを脱脂洗浄してる工房長です。右写真のように、ひとつひとつ丁寧に、洗い油で脱脂して、そのあとスプレークリーナーでリンス洗浄して、綺麗に拭き上げます。

   

 それから、神経を集中して、ひとつひとつに丁寧にリングオーナメントを貼っていきます。っね、「工房長自ら・・・」って、嘘じゃないでしょ(爆)。「LOOK」仕様でだいぶ練習したから、貼るの上手いです(爆)。

   

 そして、ついに完成!!ずらっと並びました、ベゼル、ベゼル、ベゼル(笑)。「私たちって、セクシーでしょ。おひとつ、いかが〜」って言ってるように見えませんか。・・・みえませんね。m(_ _)m工房長ってば、調子に乗りすぎで、すいません。

 アンスラサイトは結局こんな感じ。正式なプロモ画像は、後でアップしますが、画像ひとつもないんじゃ話にならないので、とりあえずでアップしときます。

   

 あとは、最後の検品をして、エアキャップでひとつづつ包んで。・・・ベゼル、発進準備完了ですっ!あぁ、いよいよですね。工房長も、なんか、本当に胸が張り裂けそうです。(・・・いま、店長からメッセージ入りました。もし、お約束の時間にショップに商品が並ばなかったら、張り裂けたと思ってください、とのことです爆)。

<01/14>イモビ誤動作の件は結局どうなったの?(爆)

 そういえば、スペルミスのショックで(笑)、イモビの誤動作の件、最終結論を解説していませんでした。当時開発中のベゼルがイモビの通信を阻害する件ですが、その後数週間、悩んだり、試したり、いろいろ苦しみました(今となっては良い思い出爆)。

 試作した部品の種類、数知れず(爆)。プラスティックにサチライトクロームめっきではどうかと、メッキ済みのABSプレートを加工したりもしました。それで、一時はプラスティック化する方針で、製作費とかの検討まで始めましたが。・・・しかし、本音は「どうしてもステンレス無垢材からの削り出し」にこだわりたい!!

 っと悩んでいるとき、・・・ん、ちょっと待てよ、と。そもそも何でイモビの通信を阻害するのか、もう一度基本に立ち返って考えてみようと。ステンレスは磁性素材じゃないし、シールドするほど包んでもいないのに、それでも電磁波を吸収してしまう理屈なんて何があるのか???・・・考えること数分。おっ、それはもしかして、渦電流かっ?!

  

 、う〜ん、頭の痛くなりそうな絵が出てきましたね(爆)。正直、私も良く分かってませんが(大爆)。つまり、キーに仕込まれたICチップに給電するエネルギーが、電磁調理器と同じ原理で、ベゼルを温めちゃってると(爆)。渦はどこにでも巻いちゃうから、ベゼルの素材の至るところに小さい渦が無数に巻いているとしたら、これは防ぎようがないんだけど、もしかして、なんとも間抜けに、ドーナツ状のベゼルを電流がぐるぐる回っているとしたら...(大爆)。

 思い当たって、我ながら笑ってしまいました。その「間抜け」ぶりに。もしそうなら、ドーナツのどこか一箇所を切って、ぐるぐる回れないようにしてしまえば、電磁波が渦電流を作れないし、そうしたらエネルギーを吸収されることもないから、誤動作も完全になくなるんじゃないかと。・・・となれば、すぐ実験です。

 っで、ベゼルを金鋸でギコギコ切って、試しに装着してみると...おぉ、実にバッチリ。GOOD!じゃないですか。実は、このとき実験的に作った写真の1つが、現在店長がルポに装着して評価してるベゼル、そのものです(爆)。この1個、手作りなので、切り口がギザギザです(笑)。

 ともあれ、転んでもタダでは起きないのがマニアックス流。このスリットをデザイン上のアクセントにしてしまえば、一石二鳥です。あとは、製品の加工方法を考えるだけ。まさか、全部私が自ら金鋸で切るわけにも行かず。しかし、このベゼルを切削加工してくれたメーカーさんに問い合わせたら、「そんな細いスリットできません」とのこと。レーザーカットじゃ切り口に焼き色が着いちゃうし・・・こりゃまた困った〜。

 っで、どうしたかと言うと、なんと水で切ってます(笑)。ウォータージェット、またの名を、ハイドロカットと言います。これで、仕込んであった100このベゼルに全てスリットを入れることができました。お〜、なんとも長くて、文字通り「回りくどい」道のりだこと(爆)。デザイン的にも、まるで初めからそうしたくてそうしたかのように(爆)、バッチリ決まりました。ん?怪我の功名ですか?いえいえ、ここはひとつ、機能美と言っておきましょう。

 そうして、VWMのベゼルが完成したのでした。のはずが・・・↓(爆)既に皆様ご存知の、最後のオチ(LOOK事件)がありましたとさ。

<01/09>ベゼルの価格決定!

 ベゼルの発売時期ですが、おそらく1/21(土)前後になる予定です(多少前後する可能性はあります)。発売開始に向けて、商品構成と価格を決定いたしました。今回、かなり頑張ったお値段を出しています(^_^)v。

 っと、そのお知らせをする前に、「LOOK」の顛末(爆)を、ブログでだけ書いて、こちらではご説明してなかったですね。ショックで書けなかったというか...(爆)。たかがベゼル、されどベゼル。長い開発の道のりも、ようやく終着点かと思った矢先の「LOOK」でしたから、工房長も正直かなりショックでした(笑)。

 これが、その問題の「LOOK」(爆)。もちろん、三色とも全部間違ってます。我ながら、見事なやらかしっぷりです(大爆)。早速、メーカーさんにお願いして、最製作に取りかかりました。メーカーさんでも、超特急の対応をしてくださり、今週末か来週初めには完成する予定です。

  

各色 ¥3,300 (専用両面テープ1枚付属)

 さて、ベゼルの商品構成ですが、ベゼルはステンレス製の本体に、ポッティング仕上げのリングオーナメントを貼り付けた完成状態での販売となります。貼り付け作業は、全て工房長自ら、ひとつひとつ丁寧に行ないます(笑)。これに、貼り付け用の専用両面テープが、1つ付属し、写真のような商品構成になります。価格は、各色とも(両面テープ込みで)、ひとつ3,300円です。ステンレス製のベゼル本体のみの単体販売はありません。

貼り替え用リングオーナメント 各色1枚 ¥700
専用両面テープ(スペア)       1枚 ¥150

 また、リングオーナメントを貼り替えてカラーバリエーションを楽しみたい方や、リングオーナメント部分にキズをつけてしまって貼り替えたい方のために、それら単体も販売いたします。貼り替え用のリングオーナメント単体は、各色とも、ひとつ700円です。なお、このリングオーナメントは、キーシリンダーに直接貼ることはできません(直径が合わないためです)。

 それから、ベゼルを移設したり、リングオーナメント貼り替えのために一旦外して再装着する場合のために、貼り付け用の専用両面テープ(スペア)も販売いたします。こちらは、1枚150円になります。万が一、ベゼルの装着作業に失敗して両面テープをダメにしてしまった場合も、両面テープだけお買い求め頂けますから、安心して作業していただけます。

 なお、ベゼルの装着方法と、リングオーナメントの貼り替え方法の詳細を、Supportのページに掲載しております。ぜひご参照ください。あっ、上の説明用の写真、全て「LOOK」のままになってますが、もちろん販売する商品は全て「LOCK」に直っていますので、ご安心下さい(笑)。それから、アンスラサイト色は、現在微調整中ですので、商品完成してから追ってお知らせいたします。

<01/07>セキュリティステッカー for GTI

 昨年秋の新作でご好評いただき、完売しましたセキュリティステッカー for GTIが、さらに完成度を高めてカムバックします。スモーク色は、前回より濃い目のカッチリとした表現にブラッシュアップしました。

 そして、今回、新色のクリアレッドを加えました。吟味し尽くされた、絶妙のカーマインレッド色です

 もうひとつ、昨秋に完売しました、セキュリティステッカー(アンスラサイト)も再販いたします。こちらは、前回から仕様変更ありません。下の写真の手前がアンスラサイトです。黒や紺などの濃色車で、セキュリティステッカーを必要以上に目立たせたくないという方に、お奨めです。

<11/19>ネーミング古いですが

 ステッカーをデザイン原稿のレベルで発表してしまうのは、わりと久しぶりです(笑)。これは、いままで話題にも出していませんでしたが(笑)、現在製作中のステッカーの原稿です。

 名前は、VWM・プチ・エンブレム、略して「プッチマニ」(爆)。だいぶ流行遅れのネーミングではありますが。大きい方で4.5cmm小さい方は2.7cmのサイズで、携帯電話やパソコンに気軽に貼れる新コンセプトのステッカーです。

 一枚の台紙に大小それぞれ2枚ずつ、計4枚のステッカーが乗ったセットになっています。サイズは小さいですが、品質はVWMならではの高い水準にあります。小さくても、立派にVWMなんです(^_^)v。

 色バリエーションは3種類。今月中にも完成する予定ですが、じつはこれ、ノベルティ専用の非売品なんですm(_ _)m。ご入手される方法は....。

<11/13>これが噂の、VWMの「ベゼル」

 名前は、「ベゼル」です!・・・けっして「リング」とか「カバー」じゃないんです。ダイバーズ・ウォッチの質実剛健な回転ベゼル、ドレス・ウォッチのダイヤモンドをちりばめた飾りベゼル、指輪などに宝石を固定する枠の部分もベゼルと言います。

 そうです、これはキーシリンダーのベゼルなんです。このページの下の方にある、ノーマルのプラスチックのキーシリンダーと比較してみてください。素敵だと思いませんか。

 材質は、ステンレス・ソリッド(SUS303無垢材)、削り出しです。写真は、完成状態ではなく、ドーナツ状の平面部分に、「LOCK」「ACC」などの表示が付加されます。

 っが、じつは技術的な問題が...。開発評価の段階で、なんとイモビライザーが誤作動するという問題が見つかったのです。車種や固体にもよるのですが、キー本来の機能を阻害する可能性があるというのは、見過ごすわけにはいきません。

 誤作動の様子は、こんな感じ。キーシリンダーのドーナツ状の黒いプラスチック部分は、コイルが内蔵されています。そのコイルで、キーに仕込んだICチップに給電しながら、通信を行なって不正始動を防止しています。その通信を阻害してしまう場合があるわけです。

 いろいろ試してみると、どうやら電磁波をシールドしていると言うよりも、ステンレスの無垢材が電波吸収体のような役を果たしているようです。もちろん、SUS303は非磁性体なのですが、こういうことが起こるんですね。

 しかし、そんなことくらいでへこたれる工房長ではありません(爆)。原因と、対策を探るために、さっそくベゼルの加工に取り掛かります。いったい、どの部分がイモビの通信を阻害しているのか?ベゼルのデザインを変えれば、誤動作はなくなるのか?

  

 硬いステンレスのベゼルを、手加工でいろいろな形に削ってしていきます。しかし、イモビの通信を確保できるようにすると、今度はデザイン的に無理のあるものになってしまい、何とも苦しい展開です。

 もちろん、通常のリモコンキーだけでなく、エマージェンシー用のプラスティックキーでも、100%確実にイモビライザーが通信する必要があります。ベゼルを少しずつ加工しながら、いろいろな条件で試していきます。

  

 加工を繰り返し、形状を変え、材質もアルミに変えたりして、何度も実験したのですが、VWMの製品としてお出しできるレベルには至らず。あと、ほんのチョットのところなんですが。現時点では、一旦断念せざるを得ないとの判断です。やはり、VWMとしては信頼性を第一に考えるべきだと。

 実は、結構な数を仕込んでいたのですが、残念! 製品化一歩手前で、お蔵入りです。楽しみにしていた皆様には、本当に申し訳ありません。そもそも、キーシリンダーが無骨なプラスチックで出来ている理由自体が、イモビライザーの機能のためではないかと...。

 しかし、これで諦めてしまう工房長ではありません。VWMでは、このベゼル、必ずリベンジします。技術開発に少し時間が掛かると思いますが、ご期待ください。引き続き、応援よろしくお願いいたします。

<11/04>それで、デザインは?(ボツ原稿の山)

 ようやく、書くことも決まり、デザイン作業に入れることになりました。始めに考えたのは、誰もが考えるであろうアイディア(笑)、「オールウェイズ・クール」と「オールウェイズ・セイフ」の対象性を、そのままデザインに活かそうというアイディアでした。

    

例えば、こんなの。う〜ん、まるでダメですね。ダメダメです。「ものの分かった人が、カッコよく、安全に」って、言いたいこととデザインが、まるでマッチしません。これじゃぁ、無骨すぎます。

いっそ、「THE WELL DRESSED」なんて消しちゃおうかとも思いましたが、意味は通じなくなるし、強調したいところが的外れだし、速攻でボツ。

次に考えたのは、こんな感じ。簡単に出てきたような感じですが、かなり苦しんでます(笑)。趣を変えて、柔らか系の路線でどうかと。しかし、これも言いたいことのイメージと、マッチしていません。ボツです。う〜ん。

次はこんな。やけくそで描いたわけじゃなくて、真面目に考えたデザインです。これで発注かけようかと、あと一歩のところまで行きましたから。今から見ると、やめといて正解ですね。大ボツです。

その次は、これです。しかし、これもボツ。斜めになってるのが、デザイン的には面白いですが、傾いてるのは「安全」のイメージと合いません。もう、いいかげんやめようかと。まじで、本当に苦しみました。こんな苦しみは初めてってくらいです。っで、最終的なデザインは・・・。

でも、ようよく納得のいくのが、出来ましたよ(笑)。追って発表いたしますです(爆)。

<11/03>セイフティステッカーに何て書く?

 セイフティステッカーに書く内容ですが、私の中で、デザイナーとしての明確な希望がありました。
@ひとつは、VWMが作るのだから、単に「安全運転をしよう」というような当たり前の内容ではなくて、何かVWに関連付けた内容にしたいということ、
Aもうひとつは、安全はドライバーが責任を持って守るもので、「VWに乗ってさえいれば安心だ」というような内容にしたくないということ、
この二つです。

VWの車やブランドのイメージと関連づけながら、なおかつドライバー自らが目指す安全。その微妙な内容を日本語で表現するなら、先にも書きましたが、「VWなら安全運転もゴキゲンさ」ってな感じになると思います。しかし、このニュアンス、英語の語感にはうまくマッチしないようで...。例えば、

  365 DAYS WITHOUT AN ACCIDENT - RISK FREE VW !

というのが、リンダさんから送られてきました。「〜 DAYS WITHOUT AN ACCIDENT」は、工場などで「何日間無事故、更新中」みたいな看板で見かけるフレーズです。これはまぁ良いのですが、しかし、そのあとの「リスク・フリー・VW」は日本人の耳にはちょっと違和感があります。「車が故障しない」とか、「保険が効く」とか、私にはそんなイメージに聞こえてしまいました。それで、

  365 DAYS WITHOUT AN ACCIDENT - THANKS TO MY VW !

にしたらどうか?と聞きましたら、「thanks to」は、オートパイロット機能が付いてるみたいだから、リスクフリーの方がプロアクティブ(能動的)だ、とのこと。なんかまるで逆のイメージですね。私の英語が変なだけかもしれませんが(爆)。それで、「VWなら安全運転もゴキゲンさ」っていう表現を直訳して、

  It's cool to drive safely, 'cause it's a VW.

ってのはどうか?とリンダさんに聞いてみたのですが、それに対するコメントは、ナシ(爆)。まるっきり英語になってないのでしょう、きっと。代わりに送られてきたのは、

  MY VW HERO! I DRIVE SAFELY, OR NOT AT ALL

う〜ん、悪くないですが、VWを取って着けたみたいで、もう一息って感じです。そんなやりとりを、すったもんだ繰り返して、問題外の駄作も含めると20くらいの案が浮かんでは消えました。本当に、いつになく難航です。っで、ようやくたどり着いた答えは、

  THE BEST DRESSED MEN WEAR VWs - ALWAYS COOL, ALWAYS SAFE

しかし、「MEN」は辞書では人間という意味もありますが、普通の聞こえ方としては男性を意味してしまい、女性ドライバーにはちょっと不自然な感じです。何か良い単語に置き換えられないか相談しましたら、「FOLKS」ならハマるだろうと。しかし、フォルクスが、VWに乗るのは、まるで駄洒落のようで恥ずかしいです。っで、結局リンダさんが「これなら大丈夫」と作ってくれたフレーズは、

  THE WELL DRESSED WEAR VW, ALWAYS COOL, ALWAYS SAFE.

というもの。「オールウェイズ・クール、オールウェイズ・セーフ」というフレーズは、日本人の耳にもとてもカッコいい響きです。一応、意味を。「ウェル・ドレスド」は、直訳すると「身なりの立派な」とか「お洒落に着飾った」という意味になりますが、英語的な解釈は「分別のある」「今風の」「センスの良い」といった意味だそうです。むかし、インスタントコーヒーのCMで、「違いの分かる男のゴールド何とか」ってのがありましたが、そこに出てくる「違いの分かる」に近い意味だと思います。

それから、「クール」は「涼しい」ではなくて、ここでは「素敵」「カッコいい」「イカした(←死語か、爆)」というような意味、もしくは主体的に「楽しい」「ゴキゲン」「最高!」というような意味です。「セーフ」はそのまま「安全」ですね。「ドレスド」はもともと「着ている」という意味の単語なので、「ウェア」に呼応して「VWを着る」という言い方になっています。そこに「クール」が掛かってきますから、「カッコよくVWを着こなす」という比喩表現になるんだそうです。

「カッコよく」「ゴキゲンに」運転するとなれば、スピードを出したり、急ハンドルを切るようなイメージにもなりそうですが、そので「オールウェイズ・クール」と呼応した「オールウェイズ・セイフ」が効いてくるわけです。「カッコよくて、しかも安全」「思いやりのある運転で、それが素敵」「ゆっくり走っても、ゴキゲンになれる」そんな意味合いになります。「ものの分かった、現代的センスのある人は、VWをそういうふうに着こなすよ」ってことです。私の言いたかったことに、ドンピシャだし、しかも日本人の耳にも心地よい、違和感のない英語です。

  THE WELL DRESSED WEAR VW, ALWAYS COOL, ALWAYS SAFE.

これに決定いたしました(能書きが長くて、すいません)。リンダさん、お手数おかけしました。おかげさまで、良いのができました。

<10/10>VWMのセイフティステッカーは?

 交通安全のステッカーで一番肝心なのは、やはりそこに書く訴求内容でしょう。いったい、どんな文字を書くべきか??日本人なのだから、日本語で書きたいところですが、車に貼ってカッコいいという条件を考えると、やはり漢字はデザイン的にちょっと不味いでしょう(爆)。今まで漢字のステッカーでカッコいいと感じたのは、「無限」くらいですね。カタカナでカッコいいと思ったのは「ヨシムラ」くらい(笑)。

 何も、英語で書けば何でもカッコよく感じるってもんでもないですが...。交通安全標語を漢字で書いても、無限やヨシムラのようなかっこ良さは望むべくもないので、やはりここは、日本人にも簡単に分かる英文、それでいてカッコいい英文ってのが理想でしょう。そこで、VWMでもはや市民権を得た(?)フレーズ、”Not obsessed with your VW? That's OK, you are still welcome"の生みの親にもう一度相談してみることにしました。

 下右の女性、カリフォルニア在住のLindaさんと言います。左は、Lindaさんの愛車、黄色の空冷ビートルと、それを整備中の息子さんです。この方が、VWMのかの有名な(?)フレーズの、生みの親であります。このLindaさんにお願いして、セイフティステッカーに書くフレイズを考えることにしました。ところが、今度はとても苦戦。日本語と英語の語感の違いで、私の伝えたい言葉が、どうしても上手く英語にならないんです。

  

 どんなことを書きたかったかったと言うと、「VWなら、安全運転でもご機嫌さ」、「安全運転するよ、VWが好きだから」、「安全運転のための高性能、それが僕のVWさ」みたいな感じ。ところがこれが、思うようにいきません。こちらの意図を伝えて、英文にしてもらって戻ってくると、イメージと全然違うんです。すったもんだとやり取りするうちに、ようやく私の言いたいイメージが通じたようです。語感の違い、文化の違いってのは、思ってる以上に難しいものです。


<10/09>企画中の新商品、もうひとつ。

 実は、交通安全ステッカーのほかに、もうひとつ企画中の商品があるんです。VWのメインキーシリンダーって、とてもシンプルなデザインですよね。シンプルは良いことなのですが、メインキーシリンダーは、車とドライバー(オーナー)の最も重要なインターフェースのひとつで、そこにキーを差し込むことで車に命を吹き込むという、重要な意味合いを持っています。それを考えると、もう少し象徴的であっても良いかと思うわけです。

    
ゴルフ5                     トゥーラン                   トゥアレグ
    
ニュービートル                   ポロ                        ルポ   

 各車のキーシリンダーをリサーチしてみると、みな実にシンプル。これ、こりゃ何とかしましょと思ってyamjunさんに相談してみると、「そういう商品、既にありますよ」とのこと。・・・ガックリ。既にあるものを真似して作ってみても仕方ないか、と思いつつ確認してみると、
http://www.autobrain.co.jp/abr-tuning.html
http://www.imec-yokohama.com/database/database.cgi?cmd=dp&Tfile=Data&num=30

   

 こんな感じです。う〜ん、これはこれで十分素敵なんですが、私がイメージしてたものとは、ちょっと違う感じ。それと、右のI.MECのものは、VW用じゃないから表示の位置が合いませんね。私は、これらを見てから何かを作ろうと思ったんじゃなくて、むしろ、これらを見る前にすでにイメージ固まってたんですよね。しかし、結果的に二番煎じ的な商品を出すのもどうかと思い、悩んだすえ...。

 やっぱり、一番二番は関係なく、マニアックスはマニアックス流で作ってみようかと。名前も、イメージも、「キー・リング」とか「キーシリンダー・カバー」とか、そんなんじゃないです。いったいどんなものが出てくるか、乞うご期待です。


<10/08>じつは、以前から暖めていた企画なんですが...

 車に貼るステッカーの定番と言えば、交通安全のステッカー。自分のスタンスを示す意味でも、再認識して気を引き締める意味でも、交通安全のステッカーを貼りたい気持ちをお持ちの方は、少なくないと思います。実際に貼ってる人も少なくないですが、でも、たいてい車そのものには興味のなさそうな方に限って貼っているみたいです。

 何故?って思って、交通安全ステッカーを検索してみて、よく分かりました(笑)。

 安全運転のステッカー、巷にはたくさんの種類があるのですが、どれもこんな感じ。だいたいにおいて、神がかっているか、さもなければオカミの意思が入っている(笑)。それに第一、自分の車に貼ろうかとはとても思えないような、素敵なデザインのものばかりです。カッコよく貼れる交通安全(安全運転)のステッカーは、ないのでしょうか。ないなら作っちゃえと、VWMの出番を感じている次第です。

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