5.リア・スプリングスペーサ (1/1ページ)

 とりあえあえず、仮アップしますが、スプリングスペーサーは、こんな形状です。ザクロたみたいに(笑)、ちょっとグロテスクな形状になっているのは、スプリングアッパーマウントのラバーを位置決めするためです。もし、これがなくて、ただのドーナツ状の平板だと、スプリングがズレたり、最悪外れたりするので、危ないです。本来、旋盤で切削すればもっと洒落た感じに作れますが、これは手作りなので、こんな加工にせざるを得ませんでした。

 裏から見ると、こんな感じ。あぁ、実はこれ、2セット作ってます。初めに作った方は、7mm厚で固定だったのですが、この写真のものは、3ピース構造にして、真中の一枚の厚みを調節することで、8〜13mm厚に調節できるようになっています。現在は、バネをザックス・スポーティングセット用のアイバッハ製バネに変更して、スペーサーは初作の7mmの方を使ってます。

 これが、スペーサーをハメたところ。奥の方、バネの上にちょっとアルミの色が見えているのがそれです。装着してしまえば、ザクロ(笑)の部分は見えません。もっとも、これは機能部品であって、外観部品ではないので、見た目はどっちょでも良いのですが。ホイールの隙間からアルミのスペーサーが輝いて見えるのは、ちょっとカッコ良かったりします。

 こんな感じです。車輌姿勢を変えると、車の外観だけでなく、ハンドリングに思いの他影響が出ます。車高を上げると、外後輪に過重が乗りやすくなるので、アンダーが減って曲がりやすくなりますが、ロールモーションが大きくなったり、ロールスピードが速くなったり、デメリットもあります。私の個人的には、リアを下げすぎてやたら落ち着きすぎなのよりは、多少上げ目の方が好きではあります。ハンドリングについては責任持てませんので、真似する場合は自己責任でやってくださいませ。

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