7.リアスカート装着 (3/3ページ)

    

 パチンばめの爪は、そのままの状態では掛かりが浅くスコスコで、取り付け強度に寄与しません。これでは、左右のネジ2箇所だけでスカートを支えることになり、風圧で後ろに外れる心配があります。なので、爪がしっかり掛かるように、爪の裏側にフェルトを貼って差込み部分の厚みを増しました。この厚みは、何度か填めてみながらの調整になるのですが、爪がパチンと強く填ってしまうと、材質が固いのでノーマルのリップと違って引っぱっても簡単には取れない状況になります。調整途中で填ってしまうと、外れなくて苦労しますので、そのところを上手く見極めながらフェルトの厚みを調整して、最終的に填めたら外れない状態に持っていくわけです。

    

 取り付け調整の際には、スカートとバンパーが擦れてバンパー側にキズが入る可能性がありますから(というか、私は少しやってしまいました)、当たりそうな箇所は左写真のようにマスキングテープで保護します。スカートを本取り付けする際は、全ての爪をしっかりパチンと掛ける必要があり、どこに爪があるか分からないと押し込む際に困りますので、中写真のように爪の位置に事前にテープで印をしておきました。フェルトを一杯一杯の厚みまで貼ったので、押し込むのは苦労しましたが、なんとか全ての爪を掛けることができ、あとは左右のネジを固定しました。このネジの箇所はスペースが狭いので、タイヤを着けたまま作業する場合は、工具にちょっと工夫が必要です。私はトルクスドライバーのビットと片目片口スパナを組み合わせて使いました。

 これが、取り付け完了した状態です。スリットが効いて、個性的なリアビューになっています。ワル顔系ではなく、癒し系の柔和な表情です。フィッティングは良く、バンパーとの不自然なスキマなどもありません。有機的な自由曲線を使ったデザインでありながら、左右の対称性もなかなか良くできており、精度の高さを感じさせます。

 こちらは、もう少し視点を上げて、普通に立った目の高さくらいから撮った写真です。ノーマルに比べるとローワード感があり、また横基調のデザインなのでワイド感も表現されています。このときはノーマルホイールのスタッドレスですが、夏タイヤ(ABTのホイール)に交換したら、さらにもう少しイイ感じになりました。

 横から見るとこんな感じで、お尻が少し重くなったような印象です。サイドを着けていないので、この状態ではかえってバランスが悪い気もします。早くサイドを着けたい、といったところ。スリット部分の稜線は、左右まで回り込んでホイールアーチへとつながっており、見方によってはちょっと違和感を感じますが、見る角度によっては意外にカッコよく感じたりもします。この稜線も、サイドスカートを着ければバランスが取れて違和感がなくなってくると読んでいます。

       

 お尻の肉付きが良くなったので、ノーマル16”の足では、やはり若干貧弱に見えてしまいます。フロントリップの時にはそうでもなかったのですが、今回は色ズレが気になります。塗りたての時などは、光りを当てるとマイカ粒子が赤みがかって見えて、看過できないレベルでした。しかし、数ヶ月が経過したら塗膜が締まったせいか、紫外線で焼けたせいか、だいぶ落ち着いて気にならなくなってきました。でも、まだ色ズレ感はありますが...。

    

 スカートの形状精度が良いので、バンパーからのホイールアーチの繋がりもほぼ完璧です(余計に色ズレが気になりますが...)。COXのマフラーエンドとの位置関係は、こんな感じ。カットした部分は切りっぱなしの安っぽさはなくて、上手くフィットしていますが、いかんせんマフラーがちょっと短かい感じで、これではスカートをカットして仕上げた甲斐も半減です。あと、2〜3cm長いとしっくりくるのですが...。

 そんわけで、稜線のサイドへの回り込みなど、ちょっと予想と違うデザインだった面もありましたが、真後ろから見たときの柔らかな主張には独特の色気があって、これはこれで他に代えがたい魅力だと思います。色ズレも気になるのでいずれ機会をみて塗り直したいとは思いますが、とりあえずは満足と言えます。早くサイドスカートを着けて、狙っているような全体の統一感が出せるかどうか、見てみたいです。

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