6.灰皿蓋上のカード脱落防止 (1/2ページ)

 灰皿の蓋の上にハイウェイカードとか高速券を置くと、写真のように向こう側に吸い込まれるように落っこちて、悲惨なことになるそうです。雑誌の記事によれば、高速道路走行中に高速券が吸い込まれて、なおかつここに吸い込まれたとはすぐに気付かず、降り口ですったもんだしたとのこと。クワバラクワバラって感じです。私はたまたま件の雑誌を読んでいたので、始めっから薄モノは置かないようにしていました。置いて、吸い込まれて、同じ目に合われた方もいらっしゃるかもしれません。これって、設計がちょっとマズイですよね、日本車だったらクレームされて3ヶ月後には設計改善されてるかもしれません。でも、とりあえず私の01モデルはそのままになってます。02モデルはどうなんでしょうか?

 私は、ここに薄モノを置かない習慣になってしまったので、大して不便に感じなかったのですが、その代わりにどこに置いているかというと、例のカーステ上の洞穴にハイカとかを置いてました。でも、例によってあの洞穴は加速時にモノが飛び出します。ハイカも例外ではなく、MDとかの上に重ねて置くと飛び出してきます。なので、出来るだけ重ねないように平置きにしたりしてました。でも、高速の料金所を出るときなど、窓も閉めながら、ギアも変えながら、その忙しい最中にハイカが飛びでないように洞穴の中を一生懸命で整理しているのって、あまりにも「けなげ」じゃないですか。よく考えてみると、かなりの不便を強いられていると気付いてしまいました。

 っで、「こりゃ何とかしなくちゃ」と思って蓋回りの構造を見てみると、な〜んだ、簡単じゃないですか。思い立ってから30分で解決してしまいました。何のことはない、ストッパを貼り付けただけなんですけど。「ココには置いちゃダメ」「置いちゃダメ」と洗脳される前に、もっと早くやっときゃ良かったって感じです。非常に簡単なので、DIY派の方には上の図1枚で十分って感じなのですが、このネタはわりとお奨めできるので、DIYにご興味のないフツーのお父さんも「やってみようか」と思えるように、ちょっと丁寧に説明してみます。作業は、写真のようにそのままやっても大丈夫だと思いますが、とくに灰皿の蓋に絶対にキズを着けたくないという方は、マスキングテープとかで事前に保護しておくと安心かもしれません。

    

 まず、左写真のように灰皿を外してその下のネジを外します。トルクスネジなので、トルクスドライバーが必要です。トルクスは、「フツーのお父さん返し」のコケオドシ的作用がありますが、ここでビビッてはダメです。トルクスドライバーがない場合は、ホームセンターで買ってきて外します。とにかくコレを外さないと始まりません。ネジを外したら、灰皿ASSY(←NET上でそう命名されてました!?)を外します。灰皿ASSYは、底の部分がクリップ状に引っかけになっていますので、向こう側に押して引っ掛かりを外します。中写真は、あまり手つきが良くないですが、これは右手で手タレをやりながら左手でカメラマンをやっているためです。実際に外すときは、ちゃんと両手を使って、灰皿ASSYの底の方を前方に平行に押すようにします。右写真が灰皿ASSYの底のクリップです。これが向こう側から手前側に引っかかっているので、向こう側に押して外すわけです。

    

 外すには結構な力が必要です。なおかつ、外れるときに「バキッ」というような音がして、場合によっては灰皿ASSYが一気に向こう側にスライドしますので、どこか壊したかと思っちゃいますが、壊れてません、それでOKです。向こう側に抜けると、左写真のような状態になります。そうしたら、中写真のように、ここで灰皿の蓋を一旦少し閉め加減にします。蓋が全開のままで作業を進めると、難しいことになります。それから、右写真のように手前を持ち上げ加減にして、全体を引っぱり出します。

    

 灰皿ASSYを引っぱり出す途中で、シガーライターの布線がつっぱりますから、左写真のようにコネクタをつまんで外します。抜け止めをつままないと、ただ引っぱっただけでは外れませんので、必ずつまんで引っぱります。写真は、またしてもチョット手つきが変ですので、実際やる場合はもう少しカッコイイ手つきでやってみてください(苦笑)。コネクタを外したら、奥にケーブルクランプがありますから、これも外します。右写真のように、クランプはちょっと引っぱれば外れます。これを外したら、灰皿ASSYを完全に取り出すことができます。

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