イタリア 8日間

(その3)

 

<5日目>
 

ホテルを 8時出発。

フィレンツェからローマまではバスで約4時間です。

 

最初に着いたのは 円形闘技場コロッセオ

紀元80年に創建された当時は、連日のように人間と猛獣の
死闘が繰り返されていたそうです。他に娯楽がなかったのかね。

 

この広場で、ついにイタリアの猫ちゃんに遭遇!

悠然とあたりを見回していました。

 

カメラを向けると 迷惑そうに傍らの草むらに移動。
さすがに気品があって、いかにも「イタリアの猫」って感じです。?

 

ヴァチカン市国。世界で一番小さな国です。

サン・ピエトロ大聖堂で 、ミケランジェロの「ピエタ像」を見、
「聖ペテロ像」の足に触る。幸せになれるかな。

 

トレヴィの泉

後ろ向きに座ってコインを投げ入れると、再びローマに来ることが
できるという伝説があり、もちろん私も投げ入れましたよ。

 

スペイン広場。階段の上から広場を見下ろしたところです。

「ローマの休日」で、オードリ・ヘプバーンがジェラートを食べたのは
あまりに有名ですね。
正面に続く路地には、有名ブランドのお店がずらりと・・・

 

ブランドものに興味のない(お金のない)我々は、一つ手前の路地に。

道ばたに、生後3週間ぐらいの子犬と母犬を並べた少年が
物乞い(?)をしていました。コインを1個箱に入れて
写真を撮らせてもらいました。なんだか悲しいですね・・・

 

イタリアの家の窓には、どんなぼろアパートにも
このような花が飾ってあります。これはペチュニアですが
大半はゼラニウムの花でした。

 



夕方、バスの中で着替えをして、オプションの
カンツォーネディナーへ。

テノール歌手の男性が、すばらしい声でオペラを歌ってくれました。
うっとり聴いていると、その歌手が、歌いながら私のそばにきて
とつぜん手を引っ張るのです!「なに?なに?」

私は舞台の上に連行され、各国の紳士淑女300人の前で
歌にあわせてダンス(らしきもの)を踊る羽目に・・・トホホ

その時の歌は「サンタ・ルチア」。それは可哀想な少女の歌だそうで
東洋の小さなおばさんを「少女」に見立てて踊ったのではないかと
後になってから納得したのでした。

旅の恥はかき捨て。今になっては懐かしい思い出です。