2018年10月7日  群馬県嬬恋村

 嬬恋にある愛妻の丘での星見記録です。
キャベツ畑の真ん中に「愛妻の丘」があり、その駐車場の一角で星見をしました。


陽が沈む前に現地に到着。観光客が結構いましたが、陽が傾くにつれだんだんと減ってきたので、機材をセットして暗くなるのを待ちます。

夏の銀河が見え始めたので撮影開始。先ずは望遠鏡でM8(干潟星雲)を狙います。
オートガイドで30分ほど露出する間は暇になるので、適当に固定撮影をしたりして時間をつぶします。


M8(干潟星雲)は南の低い所にあるので、今まで狙う機会が無かったのですが、ようやく撮ることが出来ました。

南東の方角には浅間山が見えます。この時間だと秋の星なので寂しい感じですが、春から夏にかけてなら銀河が横たわるように見えるので、その時期も狙ってみたいですね。
東側は愛妻の丘。愛妻の丘には、いろいろなオブジェがあるので、それらを前景に星を撮るのも面白そうです。
冬の星を代表する、おうし座、スバルが上がってきました





この日は湿度が高かったようで、フードが浅い広角系レンズだと、いつの間にかレンズが曇っていました。8枚ほど撮ってコンポジッドしようと思っていたのですが、最初の1枚しか使えませんでした。



深夜12時過ぎくらいからは良い具合に登ってきた冬の星々を狙います。
ふたご座の足元にある、くらげ星雲(IC.443)とモンキー星雲(NGC2174-5)を撮ったのですが。。。
対象が真ん中からずれてしまいました。



この頃から、赤道儀のモータードライブのLEDが点滅を始めました。どうやら、バッテリ切れです。
様子を見ていたのですが、パワーが落ち始めガイド星を追えなくなりました。


仕方ないので固定撮影に切り替え、冬の星々を堪能。
浅間山とオリオン座(固定撮影 6コマをコンポジッド。ソフトフィルター使用)

久しぶりの星見は、初めての場所だったのですが、視界も良く、前景の浅間山が良いアクセントになる場所でした。ただ、観光地のため、深夜まで結構車が近くを通ったり、駐車場に入ってきます。おかげで、何枚かヘッドライトの光が入ってしまいました。撮影枚数を多めにしておかないと、あとで使える枚数が少なくなる恐れがあるので要注意です。
今度は、天の川が登ってくる頃にまた来たいと思います。
それまでにバッテリを新しくしておかないと。


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